
著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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あなたは今、ほうれい線の赤みを何とかしたいと思っているのではないでしょうか?
実は、ほうれい線のあたりに赤みが出ることはよくありますが、意外と気づいていない方も多く、その中に「自分はほうれい線が深い」と思っている方もいます。
写真や鏡で法令線が深いと感じることがある方は要注意です。
ここでは、ほうれい線の赤みの治療と原因について解説いたします。
ほうれい線付近の赤みの原因と治療法
酒さ
酒さはお顔の赤みの代表疾患です。
原因は不明です。
胃のピロリ菌感染、毛穴に生息する毛包虫、末梢血管の拡張が起こりやすくなっているなどが指摘されています。
「紅斑毛細血管拡張型」だった場合の治療、敏感肌用の低刺激のスキンケアや日焼け止めを試みます。
紅斑毛細血管拡張型酒さには、VビームレーザーやIPL治療が推奨されています。
丘疹膿疱型の酒さには、抗生物質の内服やロゼックスゲルという抗生物質の外用で治療します。
慢性的な化粧品かぶれ
化粧品でアレルギーがあると顔が赤くなります。
原因となる化粧品を避けることが重要です。
酒さ様皮膚炎
ステロイドやプロトピックの長期使用が原因です。
毛細血管拡張が生じます。
肌荒れ
摩擦により皮膚が荒れ、赤みが生じます。
摩擦を避けた洗い方でよくなります。
ほうれい線付近に赤みがあると、シワが深く見える理由
ほうれいの近くに赤みがあると、特に鼻横では、鼻横のくぼみが深く見える原因になります。
赤い色は暗い場所では、黒に見えるからです。
影と重なって、凹凸感が増す原因になります。
詳細は以下の記事をご覧ください。
電車の窓や暗い場所でほうれい線が目立つ3つの理由と解決法
東京リンクルクリニックはほうれい線治療を専門とするクリニックで、安全性と効果を両立したグロースファクター治療を提供しています。
当院は無料カウンセリングも行っています(ただし、本稿で述べた赤みの治療には対応していません)ので、「ほうれい線が気になる」「セルフケアでは限界を感じている」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
お寄せいただいたご相談メールには、本記事を執筆している院長の私がすべて丁寧にご返信いたします。