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グロースファクター治療とは|1回の注射でしわが根本改善する再生医療

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら

「グロースファクターって本当に効くの?」「ヒアルロン酸とはどう違うの?」「安全性は?どのくらい持つの?」
——そんなふうに、慎重に情報を探してこのページにたどり着いてくださったあなたへ。

美容医療の世界は、情報が多すぎて迷ってしまいますよね。
中には、誇張された広告や一時的な効果だけを強調する治療法もあり、「本当に信じていいのか分からない…」と不安になるのも当然です。

でも、だからこそ知ってほしいことがあります。
グロースファクター治療は、“今見えているしわ”を一時的にごまかすものではなく、皮膚そのものを若返らせる「再生医療的アプローチであり、正しく行えば、驚くほど自然に、しかも長く効果が続く治療です。

私は、ただ単純なプチ整形による若作りではなく、「自分自身の肌力で未来を変える治療」を本気で広めたいと考えています。

本記事では、美容皮膚科専門の視点から、グロースファクターとは何か、ヒアルロン酸との違い、効果のしくみ、安全性、そして“本当に選ぶべき理由”をわかりやすく丁寧にお伝えします。

今、あなたが抱える不安や迷いが、読み終わるころには希望に変わる——
そんな記事を目指して、ここにすべてをまとめました。

目次

【1】グロースファクター治療とは?

成長因子の力で“肌が自ら若返る”再生医療

グロースファクター(成長因子)は、細胞の働きを活性化させるタンパク質の総称です。

美容医療ではこれを注入することで、

  • コラーゲンの生成促進
  • 真皮の厚みアップ
  • ハリや弾力の向上

といった“肌の再生”を促すことができます。

ポイントは「膨らませる」のではなく「再生する」

ヒアルロン酸のように“凹みにボリュームを足す”のではなく、肌そのものが若い頃の状態に近づくよう再生を促すのが特徴です。

これにより、不自然な膨らみが起きにくく、表情の動きにもなじみやすいというメリットがあります。

【2】他の「注入治療」との違いは?

ヒアルロン酸との違い|「足す」か「育てる」か

比較項目

グロースファクター

ヒアルロン酸

アプローチ

再生(育てる)

補填(足す)

仕上がりの自然さ

表情変化になじみやすい

不自然に膨らむことも

効果が出るまで

1~6ヶ月

即日(注入直後)

持続期間

数年~10年以上

半年~2年程度

費用相場

18万円1回/当院)

610万円(1回)

デメリット

効果が出るのが遅い・適切な設計が必要

血流障害・しこり・定期的な注入が必要

ヒアルロン酸は即効性が魅力ですが、動きの多い口元では不自然になりやすく、くり返しの注入も必要です。

一方グロースファクターは、即効性はないものの、肌が“若かった頃”の状態に近づいていくため、ナチュラルで長く持続する若返り効果が得られます。

PRPや脂肪注入との比較も

項目

グロースファクター治療

PRP療法

脂肪注入

素材

合成された成長因子

自身の血液

自身の脂肪

効果

自然で確実

やや弱い

定着率に左右

持続性

数年〜10年以上

数ヶ月〜1年程度

定着したら半永久

リスク

少ない

少ない

しこり・感染・血流障害

PRP療法はマイルドで効果も穏やか。

脂肪注入はほうれい線は定着率が低いため、くり返しが前提となる場合が多いです。

その点で、一度で明確な効果が長く続くグロースファクターは非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

【3】グロースファクター治療のメリット

グロースファクター治療には従来のしわ治療にはない魅力的な利点が数多くあります。

ここでは代表的な6つのメリットを紹介します。

3-1. 効果が数年〜10年以上長く続く

グロースファクターはたった1回の治療で最低でも数年以上、長ければ10年以上のしわの改善効果が得られます。

グロースファクターそのものは約半年ほどで皮膚の中で消失しますが、グロースファクターによって生成されたコラーゲンは数年またはそれ以上長く残るため、効果を長期間にわたり実感できます。

また、グロースファクターにはしわの改善だけでなくしわの進行を予防する効果もあるため、治療した場合とそうでない場合を比べると、10年後の肌の状態に明らかな差が出てきます。

3-2. 1回の治療で効果を実感できる

しわが深い場合は、十分な効果を得るため2回以上の治療が必要なケースもありますが、ほとんどの場合1回の治療で効果を実感できます

たった1回の注射の治療で長期にわたる確実な効果が出せる治療は、グロースファクター以外ほかにはありません。

3-3. ダウンタイムがほとんどない

グーロスファクターは極細の針で注射を打つだけの治療のため、ダウンタイムはほとんどありません。

注入直後は軽度の赤みやむくみが出ることがありますが、通常翌日にはほとんどわからなくなります。

点状の内出血を起こすことがありますが、メイクでカバーできる程度です。

したがって治療後も仕事のお休みなどをとる必要はなく、普段通りの生活が送れます。

▶︎[グロースファクター施術後のダウンタイムや注意点をみる>]

3-4. もともと体内にある成分のため、安全性が高い

グーロスファクターはもともと私たちの体の中に存在し、皮膚の正常な機能を保つために作用している物質であるため、適切な方法でおこなえば非常に安全性の高い治療法です。

動物由来の成分ではないためアレルギー反応を起こす可能性はきわめて低く、また、プラセンタ注射やエクソソーム点滴のように、治療後に輸血ができなくなるなどの制限は生じません。

3-5. 将来的な老化の予防になる

グロースファクターの注入によりコラーゲンが生成されてしわが改善するだけでなく、この増えたコラーゲンが皮膚の一部となり長期的に維持されることで、治療後のしわやたるみの予防につながります。

すなわち、現状の若返り効果に加え、将来的な老化予防の面でも有意義な治療です。

たとえば今施術を受けた場合、数ヶ月以内に若返り効果が実感でき、その後も長年にわたり効果が持続します。

10年以上の長いスパンでみると自然老化の影響が無視できなくなってきますが、10年後に同年代の方と比較すると、明らかに老化の進行が抑えられていることに気づけるはずです

3-6. ほうれい線に対する唯一の「根本的な治療法」である

グロースファクターは、ヒアルロン酸のようなしわを一時的にふくらませて目立たなくさせる「対症療法」ではなく、皮膚のコラーゲン生成を促進ししわを「根本から改善する治療」です。

特に、顔のしわの中でも悩んでいる方が圧倒的に多い「ほうれい線」は、ほとんどのケースで皮膚のコラーゲンの減少が大きな要因となって生じます。

▶︎[ほうれい線ができる原因を詳しくみる>]

ここにグロースファクターを補充することでコラーゲンが生成され、ほうれい線が確実に改善し、治療後も長年にわたりほうれい線の予防効果が続きます。

まさにグロースファクターは、ほうれい線の根本的治療法および予防法であるといえます。

【4】グロースファクター治療のリスク・デメリット

どんな治療にもメリットがあれば注意点もあります。

ここでは、グロースファクター治療を検討する前に知っておきたいリスクやデメリットをまとめます。

4-1. 効果が出るまでに1〜6ヶ月かかる

グロースファクターはヒアルロン酸のような即効性がなく、徐々に効果の出てくる治療です。

治療後はじわじわと効果がみられ、約半年かけて効果が最大限となり、その効果が数年〜10年以上続きます。

実際には、治療後平均して3ヶ月前後、早ければ約1ヶ月である程度の効果を実感できるケースが多いです。

4-2. しこりや膨らみすぎのリスクを伴う

グロースファクターのリスクとして、ごく稀にしこりや凹凸の形成、注入部分が膨らみすぎることがあります。

これは、過度な注入や目の下への注入をおこなった場合、またPRPや脂肪やヒアルロン酸など他の成分と混ぜて注入した場合など、不適切な使用をおこなった場合に起きる可能性があります。

当院ではこのようなことは一切おこなっておらず、ほうれい線治療に最適なグロスファクターの製剤を使用し、投与量や注入する深さなどを徹底的に研究した上で、安全性を最優先に考えた治療をおこなっています。

【5】同じ「グロースファクター治療」でもクリニックによって全く内容が異なる

「グロースファクター治療」という名前は同じでも、実際の内容にはクリニックによって大きな違いがあります

ここではその違いと注意点を解説します。

5-1. 使用するグロースファクターの製剤の違い

「グロースファクター」という同じ名前の製剤でも、クリニックによってその配合成分量や濃度、実際の投与量など内容が大きく異なります。

中には、グロースファクター以外にPRPなど他の成分をプラスした製剤を使用しているクリニックもあり、しこりや膨らみすぎのリスクにつながるため特に注意が必要です。

5-2. グロースファクターの投与方法の違い

実際にグロースファクターの製剤を、どのような手段や方法で皮膚の中に入れるかはクリニックによって異なります。

  • 医師が直接注射で手打ちする
  • ポテンツァや水光注射などのニードル式の機械で注入する
  • イオン導入やエレクトロポレーションなどの電極式の機械で導入する
  • ダーマペンやピーリングの後に皮膚に直接塗布する

など実に多様です。

それぞれの施術方法によって、グロースファクターが皮膚の中に到達する割合や深さも異なるため、効果の出方にも差が出ます

また、施術する医師や看護師の技術の差も当然効果に影響します。

5-3. 効果や仕上がりの違い

このように、同じ名前の「グロースファクター治療」でも、クリニックや施術者によって期待できる効果には差があります。

場合によっては、効果が乏しい、複数回の施術を必要とする、リスクが高い、予期せぬ副作用がある、などの可能性もあります。

そのため、製剤の内容や施術方法の確認、症例写真の吟味、実際にカウンセリングを受けてよく検討することなどが重要です。

【6】クリニック選びで失敗しないためのコツ

「安い」「打ち放題」は要注意!

グロースファクターと一口に言っても、クリニックによって使用する製剤・濃度・注入法はまったく異なります

そのため、同じ名称でも「仕上がりの自然さ」「持続期間」「必要回数」「安全性」には大きな差が出るのです。

あまりにも低価格で提供しているクリニックは、複数回の施術を前提としていたり、効果が乏しい・持続期間が短いなどのケースも考えられるため注意が必要です。

クリニック選びのチェックポイント

✔️ グロースファクターに別の成長因子や別の製剤を混ぜていないか?

✔️ 一人ひとりに合わせた適切な投与量・注入デザインを設計しているか?
(投与量が最初から画一化されていたり、投与量に応じて価格が変動するのは要注意)

✔️ 目の下などハイリスク部位の取り扱いに慎重か?

✔️ 保証制度やアフターケアの体制があるか?

✔️症例写真が充実していて自分の理想に近い効果が出ているか?

以上の点を踏まえて検討するのが、後悔のないクリニック選びのために重要です。

【7】当院のグロースファクター治療が選ばれる理由

グロースファクター治療における当院独自の取り組みと、安全性と効果の両立を実現するためのポイントをご紹介します。

7-1. 最適な製剤と注入量で効果を最大限・リスクを最小限に

グロースファクターは1回あたりの投与量が少なすぎると、効果が不十分であったり、効果を得るまでに複数回の治療が必要になります。

逆に、過剰な量を投与してしまうとしこりやふくらみ過ぎのリスクにつながります。

当院では、グロースファクターの配合量や濃度、1回あたりの注入量が最適となるよう解析を重ね、注入技術にもこだわった独自の治療を取り入れております。

7-2. 他の成分を混ぜない安全性重視の純粋な製剤を使用

前述のとおり、グロースファクターにPRPやヒアルロン酸など、他の成長因子や他の製剤を混ぜて打つと、しこりや膨らみすぎのリスクが高くなります

当院のグロースファクターは安全性を第一に考え、主成分以外に他の成分をプラスしていません。

7-3. 診察から施術・アフターフォローまで院長が一貫して担当

当院では、グロースファクター治療の経験を積んだ院長である私が、手打ちの注射で直接治療部位に薬剤を注入します。

患者様の肌質やしわのご状態に合わせて、注入量や注入する深さなどを的確に微調整して仕上げています。

これによりリスクを最小限に抑え、効果を最大限に出すことが可能です。

【8】グロースファクター治療が最適なのは「ほうれい線」

数あるしわの中でも、特にグロースファクター治療と相性が良いのが「ほうれい線」です。

その理由と当院のアプローチについてご紹介します。

当院がグロースファクター治療をほうれい線に特化する理由

当院では、グロースファクター治療を「ほうれい線」のみに特化しておこなっています

その理由は、ほうれい線が皮膚のコラーゲン減少を主因とするしわであり、グロースファクターによるコラーゲン生成促進効果が根本的な改善につながるためです。

この治療は、若い頃の肌の状態に近づけるだけでなく、自然で満足度の高い仕上がりを実現します。

さらに、ほうれい線はお顔のしわの中でも、見た目年齢に特に大きな影響を与える箇所であり、多くのお客様からの相談が寄せられる部位でもあるため、当院では特に力を入れて取り組んでいます。

個々の症状に合わせたカスタマイズ治療

当院のグロースファクター治療は、あらゆるタイプのほうれい線に対応可能なカスタマイズ治療を提供しています。

  • 深く沈み込んだほうれい線
  • 浅く目立ち始めたほうれい線
  • 皮膚の表面にくっきり刻まれたほうれい線
  • 笑ったときに目立つほうれい線
  • 予防目的でのほとんど目立たないほうれい線

    これらすべてに適応し、年齢や性別に関係なく、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療をおこないます。

    治療後1ヶ月から半年で確実な効果を実感でき、ほうれい線に対する根本的な改善が期待できます。

    【9】グロースファクター治療のプロセスと所要時間

    初めての方でも安心して受けられるよう、当院のグロースファクター治療の流れと所要時間、料金について詳しくご説明します。

    カウンセリング・施術の所要時間

    来院から帰宅されるまで、グロースファクター治療にかかる時間は、

    カウンセリングのみの場合約40分〜1時間

    当日そのまま施術を希望される場合は約2時間が目安です。

    ご来院当日の流れ

    1.カウンセリングと診察

    お悩みやご希望を丁寧にヒアリングし、最適な治療計画をご提案します。

    2.施術部位の写真撮影

    治療の前後の状態を比較するために、カルテ用の写真を撮影します。
    無断で第3者に公開するようなことはいたしません。

    3.麻酔クリームの塗布

    痛みを最小限にするため、施術部位に麻酔クリームを塗布し、麻酔が効くまで時間をおきます。

    4.グロースファクター注入

    医師が丁寧に注入し、注入量や深さを微調整します。

    5.アフターケアと説明

    施術後は内出血防止のため圧迫止血をおこない、術後のケア方法を説明します。

    6.スムーズにご帰宅

    止血を確認し、終了です。
    治療後はすぐに日常生活に戻れる手軽さが特徴です。

    【10】グロースファクター治療にかかる費用

    当院のグロースファクター治療は、左右両側のほうれい線に対する治療が 180,000円(税込) でご利用いただけます。

    なお、治療範囲は「小鼻の両脇から口角の横まで」のほうれい線部分であり、マリオネットラインは含まれません。

    この料金には針代や麻酔クリーム代がすべて含まれており、追加費用は一切発生しません。

    (初回のみ診察料3,300円を頂戴しております。)

    無理なご提案をすることなく、安心して治療を受けていただけます。

    【11】まとめ|グロースファクター治療は若々しい肌への近道

    グロースファクター治療は、ほうれい線を始めとするしわに対する根本的な解決策です。

    この治療では、私たちの体の中に存在する成分「グロースファクター」を皮膚に補充することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

    その結果、肌のハリや弾力がよみがえり、しわの根本な改善が期待できます。

    特に、ほうれい線治療においては、1回の施術で数年〜10年以上効果が持続し、その後のしわの予防にもつながる画期的な方法です。

    施術後のダウンタイムはほとんどなく、リスクを最小限に抑えた安全性の高い治療です。

    当院では、経験豊富な医師がお客様一人ひとりの状態に合わせた施術をおこない、効果を最大限にできるよう努めております。

    ほうれい線のお悩みを根本から解決したい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

    【12】グロースファクター治療に関するよくあるご質問

    カウンセリング当日の施術は可能ですか?

    はい。ご希望される場合は、ご予約の際にその旨をお伝えいただけますと幸いです。

    施術後の通院は必要ですか?

    特に必要はありません。

    施術の経過についてご不安やご不明点がある場合は、メールやお電話でのご相談も承っておりますが、ご来院を希望される場合は遠慮なくご連絡ください。

    ほうれい線へのグロースファクターの追加注入の費用はどのくらいかかりますか?

    初回の半額の¥90,000(税込)で承ります。

    施術後のメイクや美容ケアはいつから可能ですか?

    メイクや日焼け止めの使用は、1時間後から可能です。顔のエステやマッサージなどは、1カ月後から可能となります。

    グロースファクター治療後の過ごし方や注意点をみる>

    施術後の入浴やサウナはいつから可能ですか?

    通常の入浴は、長時間でなければ当日から可能です。

    ただし、サウナ・温泉・過度の飲酒・運動など、体が温まることで血行が良くなる行為は、1週間控えることで腫れや内出血のリスクを最小限に抑えられます。

    グロースファクター治療後の過ごし方や注意点をみる>

    ほうれい線の片側のみの施術は可能ですか?

    可能ですが、左右のバランスを考慮するとお勧めできません。

    片側のみの施術をおこなうと、後になって施術していない側が気になってしまうケースが非常に多く、追加施術を希望される方もいらっしゃいます。

    そのため、最初から両側を同時に施術した方が、回数を最小限に抑えられ、仕上がりのバランスも整いやすく、費用面でも合理的です。

    片側だけ目立つほうれい線の治療法をみる>

    マリオネットラインへのグロースファクター注入は可能ですか?

    マリオネットラインは、ほうれい線よりも頬のたるみの影響が強く、バッカルファットやジョールファットなどの下垂が主な原因です。

    そのため、グロースファクターでハリを出してもほうれい線のような大きな改善は期待できず、根本的な治療にはフェイスリフトや糸リフトが必要です。

    そのため、当院ではグロースファクターによるマリオネットラインの治療は適応外としています。

    マリオネットラインの治療法をみる>

    グロースファクターはヒトや動物由来ですか?

    グロースファクターはもともと皮膚に存在するタンパク質の一種ですが、当院のグロースファクターは人工的に合成された製剤を採用しています。

    ヒトや動物由来のものではないため、製剤によるアレルギー反応が起きる可能性はきわめて低く、未知のウイルスなどによる感染のリスクもありません。

    グロースファクター施術後に妊娠した場合、胎児への影響はありますか?

    グロースファクター施術後に妊娠しても胎児への影響はありません。

    もともと体内にある安全な成分で、注入部位のみに作用するためです。

    ただし、不安を避けるため妊娠中・授乳中の施術はご案内しておらず、施術後は3ヶ月間の避妊をお願いしています。

    グロースファクターに発がん性はありますか?

    グロースファクターはもともと体内に存在する成分であり、それ自体に発がん性はありません。

    ただし、すでにがん細胞がある部位に注射すると増殖を助ける可能性があるため、施術前に注入部位に皮膚がんの有無を確認することが必要です。(通常、皮膚がんがある場合は見た目の異常があるため、判断が可能です。)

    また、グロースファクターは注入部位のみに作用するため、全身への影響はありません。

    グロースファクターがよけいな部分まで広がることはありませんか?

    グロースファクターが必要以上に広がり、予期しない部位に影響を及ぼすことはこれまで一度も報告されていません。

    そもそも、グロースファクターは過剰に作用することはなく、ターゲットとなる部位にのみ働きかけます。

    基本的に、皮膚が薄くなった部分や弱くなった部分に対してコラーゲンの生成を促進するため、不必要な部位に影響を与える心配はありません。

    グロースファクターの注入部位が膨らみ続けるリスクはありますか?

    当院のグロースファクターは、施術後約1ヶ月で効果をある程度実感できる場合が多く、その後3〜6ヶ月かけて徐々に効果が現れ、半年後に効果が最大限となり、その状態が数年以上にわたりキープされる治療です。

    注入部分が半年以上経っても膨らみ続けるといった現象は起こりませんので、ご安心ください。

    グロースファクターのリスクの詳細をみる>

    グロースファクターで効果が出た部分は、触るとわかりますか?

    グロースファクターはボリュームを増やすものではなく、皮膚のハリを向上させる治療であるため、施術後に膨らんで不自然な感触になることはありません。

    施術部位を触ってもほとんど違和感はなく、どこに注射したか分からない程度です。

    わずかにハリ感を感じることはありますが、極端な変化ではなく、脂肪注入やヒアルロン酸のような異物感もほぼありません。

    グロースファクターでほうれい線の周囲のたるみを改善できますか?

    グロースファクターでは頬のたるみは改善できません。

    特に、ほうれい線内側のふくらみは皮膚のたるみによるもので、根本的な解決にはフェイスリフトなどの手術が必要です。

    また、加齢に伴い皮膚が内側に寄り、ふくらみが悪化する可能性がありますが、これは自然な老化現象であり、グロースファクターの効果とは別の問題となります。

    ほうれい線に以前ヒアルロン酸注入をしましたが、どうすればよいですか?

    以前ほうれい線にヒアルロン酸を注入した場合、まだ残っている可能性があります。

    自然に吸収されるのを待つか、早く溶かしたい場合はヒアルロニダーゼで溶解できます。

    特に、ヒアルロン酸がダマになって固まっているような場合は、自然に吸収されにくく、しこりとして残ることがあるため、溶解が必要です。

    また、見た目では分からなくても残存している可能性があり、そのままグロースファクターを注入した場合、しこりや膨らみすぎのリスクにつながるため、事前の溶解を推奨します。

    溶解後、問題がなければ1週間程度でグロースファクターの施術が可能です。

    ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)の詳細をみる>

    ほうれい線に以前FGFやPRPなどの再生治療を受けましたが、施術は可能ですか?

    FGFやPRPの施術後、半年以上経過していれば、当院でのグロースファクターの施術は可能です。

    ただし、前回の施術から時間が経過していても、完全に影響がなくなったわけではなく、以前に増生したコラーゲンが多少残っている可能性があります。

    そのため、グロースファクターを追加することにより、コラーゲンの過剰な生成が起こり、凹凸が生じるリスクがわずかにあります。

    したがって、当院では安全性を優先し控えめに投与をおこなうため、効果が不十分な場合は追加施術が必要になる可能性があります。

    ほうれい線にボトックスを打ちましたが、期間を空ける必要はありますか?

    ボトックス後は、内出血などのダウンタイムが落ち着いていれば、特に期間を空ける必要はなく、いつでも施術が可能です。

    糸リフトをしましたが、どのくらい期間を空ける必要がありますか?

    当院の治療前に糸リフトでお顔の状態が変化している場合、本来の状態がわからなくなってしまい、グロースファクターをどこにどれだけ打つべきかについての正確な情報が不明確になることがあります。 

    そのため、糸リフトの効果が切れるまで半年はお待ちいただく必要があります。

    グロースファクター治療後、時間が経つと劣化することはありますか?

    施術後数年間は効果が維持されますが、10年単位では紫外線や自然老化の影響により、多少の変化が生じる可能性があります。

    ただし、ヒアルロン酸のように吸収されて効果がなくなるものではなく、生成された自身のコラーゲン組織は長期にわたり残存し、たるみの予防的効果を発揮し続けます。

    そのため時間が経過しても、施術しなかった場合と同程度の状態に戻ることや、むしろ施術しなかった場合と比べて劣化するといった現象は起こりえません。

    グロースファクターによるほうれい線治療は何歳で受けるのがベストですか? 高齢でも効果はありますか?

    ほうれい線の進行には個人差があるため、「気になったら受ける」のが最適です。

    特に40代頃からコラーゲンの減少が顕著になるため、しわが深く刻まれる前に早めの施術が効果的です。

    また、70代以上の高齢でも改善は期待でき、実際に多くの方が受けられています。

    ただし、ほうれい線が深い場合は追加治療が必要になることもあり、皮膚の表面に刻まれてしまったしわに関しては完全には消えない可能性がある点はご理解ください。

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