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紫外線でしわは悪化する|美容皮膚科医が教えるUV対策の基本

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子


「そのしわ、年齢のせいだけじゃないかも?」
鏡を見るたびに気になる目元や口元のしわ。

「仕方ない…もう歳だし」とあきらめていませんか?

でも実は、しわの原因の“約8割が紫外線によるダメージ”
と言われているのをご存知でしょうか。

しかも紫外線が降り注ぐのは、晴れの日だけじゃありません。

曇りでも、冬でも、室内の窓越しですら肌にじわじわ届き、
知らないうちにしわやたるみを進行させているんです。

この記事では「紫外線がどうしてしわの原因になるのか?」という仕組みから、
正しい日焼け止めの選び方と使い方、サプリの活用法まで、
専門的にわかりやすく解説していきます。

紫外線がしわを悪化させるメカニズムとは?|UVBによるコラーゲンの破壊

紫外線は肌老化を加速させる最大の外的要因の一つです。

中でもしわやたるみの発生には深く関与しており、
紫外線が肌にどのようなダメージを与えるのかを理解することは、
正しいエイジングケアの第一歩となります。

UVA・UVBの違いと肌へのダメージ

紫外線は波長によって、
UVA(紫外線A波)・UVB(紫外線B波)・UVC(紫外線C波)の3種類に分けられます。

このうちUVCはオゾン層で吸収されるため、地表には届きません。
私たちの体に影響を与えるのはUVAUVBです。

UVAは「しわ・たるみ」の原因

UVAは波長が長く真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチン、
ヒアルロン酸など肌のハリや弾力を保つ構造を破壊します。

また、長時間の曝露により真皮層の修復を担う線維芽細胞にもダメージを与え、
肌の修復機能が低下することで、
しわやたるみといった「光老化」の主な要因となります。

▶︎[ほうれい線は紫外線で悪化する理由をみる>

UVBは「日焼け・しみ・そばかす」の原因

UVBは波長が短く真皮層までは到達しませんが、
皮膚の表面にダメージを与えます。

UVBによって肌が赤く炎症を起こしたり(サンバーン)、
肌が黒く変化する(サンタン)など、いわゆる「日焼け」の変化を起こします。

UVBによって過剰に産生されたメラニンが沈着すると、
しみやそばかすの原因となります。

紫外線によるしわを防ぐには?4つのシーン別対策法

紫外線は一年中降り注ぎ、季節・天候・時刻・場所によってその強さが変わります。
正しい対策を知り、日常生活に取り入れることが重要です。

①季節別|冬でも油断できない紫外線の影響

紫外線量は春から増え始め、7〜8月にピークを迎えます。

しかし冬でもUVAの量は夏の約50〜60%程度あり
しわやたるみの原因となる真皮へのダメージが持続して加わります。

季節を問わずUVケアを継続することが重要です。

②天候別|曇りや雨でも届く!紫外線リスク

晴天時の紫外線量を100%とすると、
曇天時は約60%、雨天時でも20%程度が地表に届いています。

「曇っているから大丈夫」という油断は禁物です。
天候に関係なく徹底して紫外線対策を行いましょう。

③時間帯別|紫外線は朝から夕方まで降り注ぐ

紫外線は朝9時から急増し15時頃にピークを迎えます。

夕方にかけて徐々に弱まりますが、
18時頃まではUVAを中心にその影響が残っており
夕方の油断も肌老化の原因になります。

④場所別|“反射紫外線”にも要注意

紫外線は直接当たるだけでなく、
水面・雪面・コンクリートなどの反射でも肌に届きます。

たとえ日陰や屋内にいても、反射による紫外線ダメージは避けられません。

特に海辺やスキー場では、反射紫外線の量が1.5倍~2倍に増えるため、
全方位的な対策が求められます。

しわを予防する“日焼け止め”の賢い選び方・使い方

日焼け止めは「高いSPFPA値=万能」とは限りません。
肌への負担と効果のバランスを理解して選びましょう。

SPFPAとは?紫外線防御指数の基礎知識

日焼け止めでよく見るSPFとPA。
これは紫外線の防止効果を示す指標です。

UVB対策にはSPF値

SPFは「肌の表面に炎症による赤みを起こし、肌を黒くするUVB」
に対する効果を示します。

1〜50(50を超える場合は50+)の数値で示され、
「肌に何も塗らない場合と比べて、UVBによる炎症をどのくらい長い時間防止できるか」
を表しており、数値が大きいほど作用時間が長いです。

UVA対策にはPA値

PAは「肌の深部まで届きダメージをもたらし、しわやたるみの原因となるUVA」
に対する効果を示します。

+〜++++の4段階に表示され、
+の数が多いほどUVAに対する効果が高いです。

使用シーン別!SPF・PAの使い分け

日焼け止めはSPFやPA値は高ければ高いほど良い、というわけでもありません。

SPFやPA値が高いものには「紫外線吸収剤」という化学原料が使われることが多く、
これが原因で洗い落としにくくなったり、肌への負担が大きくなる傾向にあります。

そのため、日常のシーンに合わせて使い分けるのが理想です。

たとえば、日常的な外出や通勤時はSPF20以下/PA ++、
屋外でのスポーツやレジャーではSPF30〜40/PA +++、
炎天下や海や山でのレジャーではSPF50+/PA ++++
などが適しています。

また、日焼け止めで肌荒れしやすい方は、
ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)のものを選ぶと良いでしょう。

こまめな塗り直しが効果を左右する

日焼け止めは外出前にムラなく塗れば完璧、というわけではありません。

塗った後も汗や水、皮脂、直接の摩擦などによって
徐々に剥がれ落ち、効果が減弱します。

たとえSPF値が高く作用時間が長いものやウォータープルーフのものであっても、
2〜3時間に一度はこまめに塗り直すようにしましょう。

飲む日焼け止め・サプリの活用法

最近では、塗るタイプ以外にも飲むタイプの日焼け止めが多く市販されています。

塗るタイプのものはどうしても塗りムラができてしまったり、
海などでは剥がれやすくウォータープルーフのものでも限界があります。

また、塗る日焼け止めできちんと数値どおりの効果を得るためには、
「1平方センチメートルの皮膚に2mgの使用した場合」が基準となっていて、
実際はベタつきや白浮きを嫌がり、
この基準量を大幅に下回って使用している場合がほとんどです。

その点、飲む日焼け止めは塗りムラや塗り不足も生じず、
1回の内服で4〜6時間は安定的な効果が得られるため有用です。

とはいえ、飲む日焼け止め単独での紫外線防止効果は、
塗る日焼け止めと比べると不十分であるため、
あくまでも塗る日焼け止めの補足として併用することをお勧めします。

まとめ|紫外線対策は“しわ予防の基本中の基本

紫外線は、しみ・しわ・たるみといった肌老化を引き起こす最大の外的要因です。

SPFPAを正しく理解し、日常のシーンに合わせた紫外線対策を行うことが、
未来の肌を守る第一歩です。

当院はしわやほうれい線治療を専門とするクリニックで、
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