説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「最近、ほうれい線が急に深くなった気がする」
「鏡を見るたび、口元だけが老けて見えて目をそらしたくなる」
「もう、メイクやスキンケアではどうにもならないのでは…」

そんな不安を感じながら、
「ほうれい線 ひどい」と検索された方も多いのではないでしょうか。

ほうれい線は、誰にでも現れるものです。
しかし、“ひどい”と感じる段階には、明確な境目があります。

それは、「気になり始めた」状態から、
“元に戻りにくい変化が定着し始めた状態”へ移行してきているサインです。

写真やオンライン会議でふと目に入る口元に、
これまでとは違う違和感を覚えるようになったとしたら、
それは単なる気のせいではないかもしれません。

この記事では、
なぜ「ほうれい線がひどい」と感じるようになるのかを構造的に整理し、
セルフケアでできること・できないことの境界、
そして原因に応じた正しい改善の考え方を、
専門的な視点から分かりやすく解説していきます。

「ほうれい線がひどい」と感じる状態とは?

一般的に「ほうれい線がひどい」と感じるのは、

  • 真顔でも溝がはっきり分かる
  • 光の加減で変わる影ではなく、線そのものとして認識される
  • 保湿やメイクでごまかせなくなってきた

といった、進行した状態であることがほとんどです。

この段階では、
「むくみのせい」「疲れているだけ」で片付けられる状態を超え、
普遍的な構造変化が現れ始めています。

なぜ「ひどく」見えるようになるのか?主な原因

ほうれい線は、単なる肌表面の「しわ」ではありません。
頬や口元は、複数の組織が影響し合って支えられている部位です。

このバランスが崩れることで、
ほうれい線は薄い影から、戻りにくい溝へと変化していきます。

まず大きな要因となるのが、頬のたるみです。
加齢や筋力低下によって頬が下垂すると、
ほうれい線部位に影が落ちやすくなり、
実際以上に深く、濃く見えるようになります。

次に、皮膚のハリ・弾力の低下があります。
コラーゲンやエラスチンの減少、乾燥、紫外線ダメージが重なると、
皮膚は薄く弱くなり、折れ曲がった跡が元に戻りにくくなります。

さらに、骨格や脂肪量の変化です。
頬骨まわりや中顔面のボリュームが減ると、
皮膚を内側から支えきれなくなり、
折れ重なった部分が“溝”として定着しやすくなります。

このように、ひどいほうれい線は、
複数の構造変化が重なって進行した結果として現れます。

▶︎[ほうれい線が進行する原因をみる>

あなたの「ひどい」はどのタイプ?ほうれい線の種類別チェック

改善を考える上で重要なのは、
自分が主にどのタイプに当てはまるかを見極めることです。
多くの方は、以下のタイプに単独、または複合的に分類されます。

①影のタイプ|頬のたるみで“影”が濃く見える

光の加減によってラインが強調され、
暗めの照明下や写真で特に目立ちやすいタイプです。

実際の溝はそれほど深くなくても、頬の重みで影が強調され、
「ほうれい線がひどい」という印象になります。

このタイプが進行すると、笑っていないときでもラインが目立ち、
疲れていないのに老けた印象を与えやすくなります。

▶︎[暗い場所でほうれい線が目立つ理由と対策法をみる>
▶︎[ほうれい線の影が目立つ原因と治療法をみる>

②溝のタイプ|骨格・脂肪の減少で“段差”が深く見える

頬がこけてきた、体重減少後に目立つようになった、
加齢とともに口元の支えが減ってきた、
といった方に多いタイプです。

内側のボリュームが失われることで、
皮膚が余り、折れ重なるように溝が形成されます。

このタイプが進行すると、光の加減に関係なく常にラインが目立ち、
「くっきり刻まれた印象」になっていきます。

▶︎[痩せるとほうれい線が目立つ理由をみる>
▶︎[ほうれい線ができやすい骨格の特徴をみる>

③しわのタイプ|乾燥・ハリの低下で“線”がくっきり見える

比較的浅い線でも、
乾燥やメイクのよれによって目立つのがこのタイプです。

最初は保湿やスキンケアで、ある程度目立たなくすることができても、
一度しわが肌の表面に刻まれ始めると、
セルフケアだけで元に戻すことは難しくなります。

▶︎[乾燥肌だとほうれい線が悪化する理由をみる>
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セルフケアでは「予防」できるが「改善」はできない

ほうれい線がひどくなってきたと感じると、
セルフケアで何とかできないかと考える方は少なくありません。

保湿、マッサージ、表情筋トレーニング、レチノールなどのスキンケア成分。
さまざまな情報が目に入ると思います。

ただし、はっきりお伝えしたいのは、「ひどい」と感じる段階では、
セルフケアで見た目の改善を実感することは難しいという点です。

これは、影タイプ・溝タイプだけでなく、しわタイプでも同様です。

セルフケアの役割は、

  • これ以上深く刻ませないこと、
  • 進行スピードを緩やかにすること、
  • 美容医療の効果を長持ちさせること

つまり、「予防と維持」にあります。

特に、強いマッサージや過度な刺激は、皮膚や組織に負担をかけ、
かえって悪化につながることもあるため注意が必要です。

▶︎[ほうれい線の正しいセルフケア方法をみる>
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▶︎[表情筋トレーニングの注意点を見る>

ひどいほうれい線は原因で治療が変わる|影・溝・しわ別の改善法

ほうれい線治療で重要なのは、治療名から選ぶことではなく、
なぜひどく見えているのかという原因に合わせて方法を選ぶことです。

①影のほうれい線|たるみが原因でひどく見える場合の治療

頬のたるみによって影が落ち、実際以上に深く見えている場合は、
皮膚表面への治療だけでは改善は期待できません。

このタイプでは、
頬を引き締めたり引き上げたりする治療が中心になります。

ただし、引き上げだけでは溝そのものが残ることもあり、
状態によっては注入治療を組み合わせる判断が必要になります。

▶︎[たるみを伴うほうれい線の最適な治療法をみる>
▶︎[リフトアップ治療だけでほうれい線は消えない理由をみる>

②溝のほうれい線|骨格・脂肪の減少が原因で深くなる場合の治療

骨格や脂肪量の変化によって支えが失われ、
皮膚が折れ重なるように溝が形成されている場合は、
構造そのものを補う治療が必要になります。

このタイプでは注入治療が中心になります。
ヒアルロン酸は即効性があり、
グロースファクター治療は時間をかけて自然に浅くしていく考え方の治療です。

変化の速さを重視するか、
自然さや持続性を重視するかによって選択が変わります。

▶︎[グロースファクター治療の詳細をみる>
▶︎[グロースファクターとヒアルロン酸の違いをみる>

③しわのほうれい線|皮膚のハリ低下が原因で刻まれる場合の治療

皮膚が薄くなり、ハリや弾力の低下によって刻まれて見える場合は、
皮膚の質を改善するグロースファクター治療が中心になります。

ただし、しわがはっきり刻まれている段階では、
美容医療でも完全に消すには限界があることを念頭におく必要があります。

溝やたるみの要素が加わっている場合には、
それらへのアプローチを併用することで、より自然な改善を目指します。

▶︎[ほうれい線の“折れ癖”とは?刻まれる前の対策法をみる>

当院が「原因診断」を最優先する理由

ほうれい線治療で
「思ったほど変わらなかった」
「効果を実感できなかった」
と感じるケースの多くは、治療そのものではなく選び方の問題です。

特に「ひどい」と感じる段階では、治療の順番や組み合わせを誤ると、
変化が分かりにくかったり、違和感につながることもあります。

当院では、影・溝・しわのどれが主因か、
単独か複合かを丁寧に診断した上で、
原因とご希望に合った治療を一緒に選びます。

▶︎[ほうれい線治療の正しい選び方をみる>

まとめ|「ひどい」と感じた今が、見直しのタイミング

ほうれい線がひどく見えるのは、あなたの努力不足ではありません。

「ひどい」と感じ始めた段階は、
進行が加速しやすいタイミングでもあります。

原因を正しく知り、自分に合った対策を選ぶことで、
印象は大きく変わる可能性があります。

「自分はどのタイプなのか知りたい」
「治療が必要かどうか判断したい」

そう感じた段階での相談は、決して早すぎることはありません。

当院はほうれい線治療を専門に行っており、メールでの無料カウンセリングも実施しております。
お寄せいただいたご相談メールには、本記事を執筆している院長の私がすべて丁寧にご返信いたします。

ほうれい線でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。