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サプリでほうれい線は本当に改善する?効果と限界を医師が徹底解説!

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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鏡を見るたびに気になる、口元の老け感。

サプリで少しはマシにならないかな…」と思ったことはありませんか?

ドラッグストアやネットには「ほうれい線に効く」と謳われたサプリメントが数多く並んでいます。

「手軽に飲めて副作用もなさそう」「なんとなく良さそう…」

そんな印象で選んでしまいがちですよね。

でも実際には、サプリだけでほうれい線を改善することは、現実的ではありません

なぜなら、すでにできてしまったしわやたるみには、サプリのような栄養補助食品で直接的にアプローチすることは難しいからです。

この記事では、サプリメントの本来の位置づけや、どのような成分が肌を内側から支える助けになるのか、そして“サプリでは補えない”ほうれい線にはどんな治療法が有効かを、専門的な視点からわかりやすく解説します。

サプリに過度な期待を抱く前に、まずは正しい知識を身につけて、後悔のないケアを選んでいきましょう。

サプリでほうれい線は本当に改善できる?その効果の限界

サプリメントはあくまでも“肌の機能を内側から支える補助的手段”です。

「コラーゲンを飲めばそのまま肌のコラーゲンになる」「ヒアルロン酸を摂れば肌に直接潤いが届く」といったイメージがありますが、実際にはこれらの成分は体内で消化・分解され、必要な栄養素として再利用されるため、摂取=効果として直結はしません。

また、サプリによる効果はあくまで予防や維持にとどまり、すでに目立ってしまっているほうれい線を単独で改善するのは難しいというのが現実です。

期待できるのは「肌のコンディション維持にとってプラスにはたらく」程度のサポート的な役割に限られます。

さらにその効果を期待するにしても、数ヶ月以上の継続摂取が前提です。

ほうれい線ケアに効果が期待されるサプリ成分とは?

とはいえ、サプリメントに含まれる成分の中には、皮膚の構造や代謝を内側から支える作用が期待できるものもあります。

ただし、それらの効果はあくまで“肌の健康を保つ下地作り”に近く、直接的な改善が見込めるものではないことを念頭に置く必要があります。

以下に代表的な成分をあげます。

コラーゲン・エラスチン

コラーゲンは真皮の主要構成成分、エラスチンはそのコラーゲン同士を結びつける線維で、肌のハリと弾力を保つうえで不可欠なタンパク質です。

両者とも加齢とともに量も質も低下するため、外部から補う意識が高まっています。

経口摂取されたコラーゲンやエラスチンは消化されアミノ酸やペプチドに分解されますが、近年では「低分子コラーゲンペプチド」が皮膚の水分保持や弾力に一定の効果を示す可能性が報告されています。

コラーゲンの経口摂取がほうれい線にもたらす効果をみる>

プラセンタ

プラセンタには成長因子やアミノ酸、ビタミン・ミネラルが含まれ、細胞の代謝をサポートする成分として知られています。

日本では医療用としても使用されており、美容目的でも注目されています。

ただし、経口摂取での美容効果は限定的で、特にしわやたるみに関する明確な改善効果を示すエビデンスは不十分です。

プラセンタでほうれい線が改善するわけがない理由をみる>

イソフラボン・サポニン

大豆に含まれるイソフラボンや、高麗人参由来のサポニンには女性ホルモン(エストロゲン)様の作用があるとされ、更年期による肌の変化へのサポートとして採用されることがあります。

エストロゲンは皮膚のハリや水分保持、弾力に関与していますが、イソフラボンなど植物性エストロゲンによる“しわ改善”の効果は明確ではありません。

サプリで消えないほうれい線に効果的な治療法

すでに目立っているほうれい線を改善するには、サプリをはじめとするセルフケアでは限界があります。

確実な改善を求める場合は、美容医療によるアプローチが有効な選択肢です。

なかでも、グロースファクターヒアルロン酸の注入治療は、ほうれい線に直接的に作用することで明確な変化を実感することができます。

グロースファクター治療

グロースファクターは真皮内の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで皮膚のハリや弾力を向上させる治療です。

自分の皮膚の組織が再生するため、ナチュラルかつ根本的な改善効果が期待できます。

1回の注射による施術で少なくとも数年以上効果が持続し、何度も施術をくり返す必要がありません。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を鼻翼基部やほうれい線の溝に注入することで皮膚を深部から持ち上げ、しわや凹みを目立たなくすることができます。

即効性があり、注入直後からはっきりとした効果を実感しやすいのが特長です。

ただし、ヒアルロン酸は皮膚内で徐々に吸収されるため、1年に1回ほどの定期的な施術が必要です。

まとめ|サプリは“サポート”、改善には総合的アプローチを

サプリメントは、あくまでも肌の内側から支えるサポート役であり、単独でほうれい線を改善する効果はありません。

大切なのは、成分の効果を正しく理解し、過度な期待を抱いてそればかりに頼らないことです。

すでに目立っているほうれい線に対しては、美容医療との併用が現実的かつ効果的な選択肢です。

予防と改善、それぞれに合ったアプローチをバランスよく取り入れることが後悔しない若返りへの第一歩になります。

当院はほうれい線治療を専門におこなっており、メールでの無料カウンセリングも受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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