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ほうれい線にファンデーションがよれてたまる原因と解決法

著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子

メイク直しの際に鏡を見たら、いつのまにかファンデーションがよれてほうれい線にたまっていて驚いた、

という経験はありませんか?

それって実は、本当のしわが出てくる前の危険サインなんです。

今回は、ファンデーションがよれてほうれい線にたまる原因と、その解決法について説明します。

ファンデーションがよれる原因

厚塗りしている

ファンデーションを厚塗りすると、表面にムラが生じやすくなります。

ムラができると動きや摩擦、汗や皮脂に弱くなり、ファンデーションやベースメイクが崩れやすくなります。

ほうれい線など口元で皮膚のよく動く部分は、特によれやすいため、ファンデーションは薄く均一に塗り広げると良いでしょう。

厚塗りは肌トラブルやしわの原因に

ファンデーションは油分が多いため、厚塗りすると毛穴に油分が入り込み、それが酸化することでニキビなどの肌トラブルが生じたり、しみやくすみの原因となることがあります。

また、厚塗りしたファンデーションを落とす際に、こすりすぎたり刺激の強いクレンジングを使用することで肌への負担が大きくなり、これが長期に続くとしわや色素沈着の原因にもなります。

つまり、ほうれい線などのしわをカバーするためにファンデーションを習慣的に塗り重ねることが、肌へのダメージを蓄積させ、結果としてしわの悪化をまねくことになるのです。

そのため、すでにしわが出ているような場合は、メイクで無理にカバーを続けるのではなく、早いうちからしわ治療を検討してみることが、お肌にとっても健康的なことだといえます。

肌の乾燥

肌の表面が乾燥しているとベースメークが密着しにくく、ファンデーションが崩れやすくなります。

また、肌の内部から乾燥しているインナードライ肌は、肌の表面の乾燥を補おうと皮脂分泌が亢進し、油分が過剰になります。

この油分がよれや崩れの原因になります。

このため、肌は化粧水や美容液でしっかりと水分を補充し、その上から乳液やクリームでフタをして、しっかりと保湿された状態をつくることが大事です。

ちなみに、乳液やクリームを塗った直後にベースメイクをのせてしまうと、乳液やクリームの中の油分がベースメイクと混ざって肌に密着しにくくなるため、スキンケアのあとはある程度時間をおいて、肌になじませてからベースメイクをのせるようにしましょう。

たまるのはしわの危険サイン

ここまで、ファンデーションがよれる原因をお話ししましたが、よれるだけでなく、よれたファンデーションがほうれい線の部分にたまってしまう方は要注意です。

ファンデーションがたまるのは皮膚が凹んで溝ができていたり、皮膚が頻繁に折れ曲がっている証拠だからです。

たまった部分の下には本当のしわが定着していたり、または、しわが定着する前の危険サインであったりします。

しわのセルフチェック方法

今現在、自分にほうれい線のしわが定着しているかどうかはセルフチェックによってわかります。

まず、ファンデーションなどのメイクをすべて落とします。

そして鏡でじっくりと肌の表面を観察してください。

素肌の状態で肌表面にしわが全くなければ、あなたのしわはまだ定着していません。

しかし、ファンデーションがよくたまる部分に、素肌の状態でも小じわや線で描いたような細いしわが見つかれば、あなたのしわはすでに定着しています。

この状態は「刻まれしわ」ともいい、ファンデーションがたまりやすくなる原因であると同時に、習慣的にファンデーションがたまることによって、肌がダメージを受け、さらにしわが深くなるという悪循環に陥りやすくなります。

定着してしまった「刻まれじわ」は放置しておくと、どんどん深く肌に刻まれていくため早急な対策が必要です。

また、まだしわが定着していない状態でも、前述したとおり、ファンデーションがたまりやすい部分には今後しわが定着する可能性が高く、早めの予防が必要です。

しわのセルフケアの危険性

ほうれい線のなどのしわが気になり始めたとき、まずは自宅で手軽にできるセルフケアを試す方は多いと思われます。

ただし、皮膚に定着しまった「刻まれじわ」はセルフケアでは改善がほとんど期待できません。

また、マッサージなどの間違ったセルフケアによって皮膚に過剰な負担がかかると、しわやたるみが進行する危険性もあります。

自己流の対処法でしわを悪化させないためにも、美容クリニックなどで専門家に相談し、適切な治療を受けると良いでしょう。

まとめ

ファンデーションがよれてほうれい線にたまるのは、すでにしわが定着していたり、しわが定着する前のリスクの高い状態です。

ファンデーションの厚塗りでしわを隠そうとしたり、間違ったセルフケアをおこなうと、しわが悪化し悪循環に陥るため、早めの段階で適切な対処が必要です。

例えば、グロースファクター治療の場合、皮膚の内部のコラーゲンを増やすことで、肌にハリを与え、しわを根本的に改善することが可能です。

当院では、ファンデーションが常にたまってしまうような、皮膚に深く刻まれたしわでも、1回の治療で約3ヶ月後には、明らかに薄く目立たなくすることができます。

まだ刻まれていない浅いしわは、1回の治療で約3ヶ月後には、しわがほとんどわからない状態にまで改善できます。

当院はほうれい線のしわ治療を専門におこなっており、丁寧にカウンセリングした上で、ご状態やご要望に合わせた治療法をご提案しております。

メールでの無料カウンセリングもおこなっておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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