
著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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今回は、当院でほうれい線のグロースファクター治療を行った40代後半女性の症例をご紹介します。
施術前
ほうれい線治療は初めてで、長く効果が持続する治療法を色々と検索していたところ、グロースファクター治療にたどり着き、当院を選んでくださった方です。
特に左側(向かって右)のほうれい線を気にされていましたが、右頬と比べて左頬の厚みが目立ち、左側のほうれい線の方がより深くくっきりとした印象です。
ほうれい線の皮膚の表面には刻まれたしわ(折れ癖)も伴います。
この「折れ癖」は長年の表情筋の繰り返し動作によって皮膚の表層が壊れてしまっている状態であり、グロースファクターで一定の改善は期待できるものの、完全に消すことは難しく、施術後も残る可能性があります。
また、口元の皮膚のたるみがほうれい線にぶつかってたまることによる「ほうれい線内側の膨らみ」がみられます。
さらに、頬の皮膚のたるみがほうれい線に押し寄せてできる「ほうれい線外側の膨らみ」も存在します。
これらの「ほうれい線内側・外側の膨らみ」に関しては施術後も残ります。
加えて、口角の両サイドに「えくぼ」が存在し、特に左側(向かって右)のえくぼはほうれい線下部の延長線上にあります。
ほうれい線の施術範囲は「鼻の脇から口角横まで」のラインに限られるため、今回このえくぼ部分は治療対象外となります。
なお、仮に治療範囲内にあったとしても、施術によって完全に消すことはできません。
施術直後
注射による点状の内出血がみられますが、腫れはほとんど気にならない程度です。
1ヶ月後
グロースファクター治療は通常1〜6ヶ月かけて徐々に効果が得られます。
この方の場合、施術後1ヶ月で早くも肌のハリが向上し、ほうれい線が目立たなくなる変化が出始めています。
3ヶ月後
3ヶ月経つとさらに改善がみられ、ほうれい線が浅く目立たなくなっている変化がわかります。
施術前と3ヶ月後の比較
無表情時
ほうれい線が浅く目立ちにくくなっているのがわかります。
笑ったとき
笑ったときも異物感や違和感はなく、非常に自然な改善がみられます。
6ヶ月後
さて、施術から半年が経過しました。
グロースファクターの効果は半年で完成です。以下で施術前と仕上がりを比較してみましょう。
施術前と6ヶ月後の比較
無表情時
ほうれい線全体の溝が浅く目立たなくなり、左右のバランスも整いました。
斜めからの角度も若々しい印象に改善しています。
笑ったとき
笑ったときのほうれい線の深まりも明確に改善し、若々しく溌剌とした笑顔へと変化しています。
口角横のえくぼと繋がって長く見えていたほうれい線が目立たなくなり、えくぼ本来のチャームポイントとしての印象が際立っています。
ご本人様からも「本当に良くなったから驚いています。これからも頑張ってください。」ととても励みになるお言葉をいただき、大変嬉しく思いました。
グロースファクターの効果はここから数年〜10年以上維持されます。
今後も可能な限り経過を追えたらと思います。
半年間お疲れ様でした。モニターのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
施術名
施術内容
注射により皮膚のコラーゲンの生成を促進し、ハリや弾力を向上させることで、ほうれい線を改善します。
料金
両側のほうれい線 180,000円(税込・麻酔代込)
リスク・副作用
腫れ・内出血・左右差・違和感・凹凸など(リスクの詳細をみる>)
当院は、ほうれい線治療専門のクリニックとして、患者さま一人ひとりに最適なご提案を行っております。
ご来院が難しい場合でも、メールでの無料カウンセリングを受け付けております。
お顔のお写真をお送りいただければ、より具体的なアドバイスや治療のご提案が可能です。
ほうれい線にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。





















