
著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら
今回は、当院でほうれい線のグロースファクター治療を行った50代前半女性の症例をご紹介します。
施術前
10年以上前からほうれい線は気にしていたそうですが、ヒアルロン酸で「不自然に膨らんだり整形顔になってしまうこと」に抵抗を感じ、今まで治療は一度も検討したことがなかったそうです。
▶︎[ヒアルロン酸の打ち過ぎによるデメリットをみる>]
今回ご友人の方が当院でグロースファクターの施術を受けられ、ご紹介でいらしてくださいました。
骨格上、鼻の横(鼻翼基部)のくぼみが強く、ほうれい線上部の影が目立ちやすい傾向にあります。
▶︎[鼻の横のくぼみの原因や治療法をみる>]
特に左側(向かって右)は表情筋の影響もあり、笑ったときにほうれい線起始部が深く食い込みます。
一方で、無表情時は右側(向かって左)のほうれい線が口角下まで長く伸びて出ており、ご本人様もこれらの左右差を気にされているようでした。
この方の鼻の横のくぼみは、グロースファクターで皮膚に厚みをもたらすことで、ある程度の改善が期待できますが、ヒアルロン酸と違い「深部から骨格を補うように底上げする(ボリュームを出す)作用」は乏しいため、完全にくぼみを埋めることは難しく、あくまでも「ナチュラルな範囲内での改善」を目指します。
また、ほうれい線全体的に「折れ癖」が付いており、改善は見込めるものの、施術後も少し残る可能性があります。
施術直後
注射による点状の内出血がみられますが、腫れは軽度でそれほど目立ちません。
▶︎[グロースファクターのダウンタイムの詳細をみる>]
3ヶ月後
グロースファクター治療は通常、1〜6ヶ月かけて徐々に効果が得られます。
この方の場合、3ヶ月目で自然な改善がみられています。以下で比較してみましょう。
施術前と3ヶ月後の比較
無表情時
笑ったとき
笑ったときも自然な表情を保ったまま、ほうれい線の食い込みが自然と浅く目立ちにくくなっています。
効果が最大化し完全に仕上がるには6ヶ月かかるため、今後も経過を随時アップしていきます。
6ヶ月後
さて、施術から半年が経過しました。
グロースファクターの効果は半年で完成です。以下で施術前と仕上がりを比較してみましょう。
施術前と6ヶ月後の比較
無表情時
鼻の横〜ほうれい線上半分にかけての骨格上の段差と、ほうれい線下半分のわずかな折れ癖は残るものの、全体的な溝の印象は改善がみられます。
笑ったとき
笑ったときのほうれい線は、より明確に浅く目立ちにくく改善しています。
ご本人様は「ほうれい線の下の部分は良くなりました」と効果を実感されていましたが、「上の方がまだ気になる」と追加施術をご希望されました。
そのため、「鼻の横のくぼみに対してはグロースファクターでは改善に限界があること」を十分にご説明した上で、追加投与を行っています。
また半年後に経過をご報告いたします。
施術名
施術内容
注射により皮膚のコラーゲンの生成を促進し、ハリや弾力を向上させることで、ほうれい線を改善します。
料金
両側のほうれい線 180,000円(税込・麻酔代込)
リスク・副作用
腫れ・内出血・左右差・違和感・凹凸など(リスクの詳細をみる>)
当院は、ほうれい線治療専門のクリニックとして、患者さま一人ひとりに最適なご提案をおこなっております。
ご来院が難しい場合でも、メールでの無料カウンセリングを受け付けております。
お顔のお写真をお送りいただければ、より具体的なアドバイスや治療のご提案が可能です。
ほうれい線にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。















