著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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今回は、当院でほうれい線のグロースファクター治療をおこなった50代後半男性の症例をご紹介します。
施術前
他の部位の美容医療のご経験はあるものの、ほうれい線治療は今回が初めてとのことです。
最近、周囲から「疲れているように見える」と言われることが多く、ご自身でも写真を見た際に老けて見えることが気になっていたそうです。
原因を考えたところ、顔の中で最も目立つのが「ほうれい線」だと感じられたとのことでした。
お仕事柄デスクワークが多く、姿勢が猫背になりやすいことから顔の歪みも気になり、これまで整体や骨格矯正などにも通われたものの、根本的な改善にはつながらなかったそうです。
特に鼻の横の影が気になり検索する中で当院のグロースファクター治療を知り、ヒアルロン酸のように繰り返しの注入が不要で長く効果が続く点に魅力を感じてくださり、ご来院されました。
診察上、確かに鼻の横（鼻翼基部）の骨格によるくぼみが目立ちます。
加えて、頬のたるみがくぼみの上に被さることで、その影がより強調されている状態です。
グロースファクター治療によってこの「骨格上のくぼみ」の改善はある程度期待できますが、頬のたるみ自体は変化しないため、施術後もたるみによる影は残ります。
また、くぼみに関しても、グロースファクターはヒアルロン酸のように皮膚を物理的に持ち上げて膨らませる治療ではありません。
そのため、くぼみを大きく底上げして完全に平らにするような効果は乏しく、特に深いくぼみについては施術後も残る可能性が高いことが注意点です。
▶︎［鼻の横のくぼみの治療の詳細をみる＞］
さらに、ほうれい線の溝の表面には、皮膚がたるみの重みにより折れ曲がることで生じた「折れ癖」が刻まれています。
この折れ癖については皮膚の表層がすでに壊れている状態であるため、完全に消し去ることが難しく、施術後も少し残る可能性が高いです。
▶︎［ほうれい線の“折れ癖”の対策法をみる＞］
加えて、ほうれい線の外側には「膨らみ」がみられます。
この膨らみは頬や口元のたるみが原因であり、施術後も変化せず残るため、改善を希望する場合にはフェイスリフトなどのたるみに対する治療が必要になります。
施術直後
注射による点状の内出血がみられますが、腫れはほとんど目立ちません。
グロースファクターの効果は1〜6ヶ月かけてじわじわと現れるため、今後も経過を随時アップしていきます。
施術名
施術内容
注射により皮膚のコラーゲンの生成を促進し、ハリや弾力を向上させることで、ほうれい線を改善します。
料金
両側のほうれい線 180,000円（税込・麻酔代込）
リスク・副作用
腫れ・内出血・左右差・違和感・凹凸など（リスクの詳細をみる＞）
当院は、ほうれい線治療専門のクリニックとして、患者さま一人ひとりに最適なご提案をおこなっております。
ご来院が難しい場合でも、メールでの無料カウンセリングを受け付けております。
お顔のお写真をお送りいただければ、より具体的なアドバイスや治療のご提案が可能です。
ほうれい線にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
