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中顔面の糸リフトでほうれい線は改善しない3つの理由と有効な活用法

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「ほうれい線が気になっている・・・最近、流行っている中顔面の糸リフトが効果ありそう!」

「チークトップも上がって可愛く見えそうだし、ヒアルロン酸を注入するよりナチュラルに改善しそう!」

そう思っている方も多いと思います。

実際に「ほうれい線治療」として中顔面リフトを推奨しているクリニックも多く見られます。

たしかに、中顔面リフトで頬のたるみを引き上げることは可能です。

ダウンタイムも少なく、ハイフや高周波などの機械治療と比べても明確なリフトアップ効果が得られます。

しかし実は、中顔面リフトはほうれい線の解決につながらないのが事実です。

その理由として、

・ほうれい線は頬のたるみ以外にも原因がある

・ほうれい線を自然かつ確実にリフトできる効果はない

・ほうれい線に対するフトの効果の持続は非常に短い

そのため、これまで私は「ほうれい線のお悩みを解決する目的」で、中顔面リフトを第一選択としてご提案したことはありません。

この記事では、中顔面リフトがほうれい線の改善には向かない理由をさらに解説するとともに、中顔面リフトの本来の有効な活用法と、ほうれい線の正しい解決法をお答えいたします。

正しい情報をもとに適切な美容医療を受けて、若々しい笑顔をキープしましょう!

中顔面リフトとは?

中顔面リフトとは、顔の中顔面(目の下からほうれい線の上付近)領域を主にリフトアップする目的で専用の糸を挿入し、頬のたるみを引き上げる施術です。

特に、メーラーファットナゾラビアルファットとよばれる、ほうれい線の原因となる脂肪の下垂をターゲットに引き上げる場合が多いです。

施術後はチークトップが上がることで顔の重心が上方に移動し、若々しく健康的な印象をもたらす魅力的な治療法です。

ほうれい線治療として中顔面リフトはおすすめできない3つの理由

中顔面リフトは、顔全体の印象を若々しく向上させる点では効果的ですが、ほうれい線の改善を目的としておこなうべき治療ではありません

実際には、ほうれい線治療の一環として中顔面リフトを推奨しているクリニックもあり、その影響もあるせいか「ほうれい線が気になっているからひとまず糸で上げたい」といった誤った認識が浸透しているお客様も多くいらっしゃいます。

ここでお伝えしたいのは、中顔面リフトはほうれい線の有効な解決策ではないということです。

その理由として、以下の3点があげられます。

1. ほうれい線は頬のたるみだけが原因ではない

ほうれい線は、頬のたるみだけでなく、骨格の変化脂肪の減少皮膚のハリの低下など、複数の要因が関与して形成されます。

そのため、中顔面リフトにより頬のたるみだけ引き上げても、十分な改善効果を得ることができないケースが多くあります。

2. ほうれい線を自然かつ確実にリフトする効果はない

中顔面リフトは本来、ほうれい線を消すことを目的とした治療ではないため、自然な仕上がりを維持しながらほうれい線部分を確実に引き上げるほどのリフト効果は期待できません

無理に中顔面を引き上げようとすると、皮膚の引きつれが生じたり、不自然につっぱった印象の顔になる場合があります。

また、生まれつき頬骨の位置が高い場合に過度の引き上げをおこなうと、頬骨の張り出しが強調され、意図しない仕上がりになる可能性もあります。

3. ほうれい線に対するリフト効果は長続きしない

たとえ施術直後にうまくリフトアップできたとしても、糸リフトによる明確な引き上げ効果の持続は、半年〜1年程度である場合が多く、特に中顔面エリアは経験上、他の部位と比べて元に戻りやすい傾向があります

そのため、長期的に見ると有効な解決法としては程遠いのが事実です。

以上の3つの理由から、私はほうれい線でお悩みの方に、中顔面リフトを第一選択としてご提案はしていません。

中顔面リフトをうまく活用する3つのポイント

中顔面リフトそのものが無意味な施術というわけでは決してなく、適切な目的のもとでおこなうことで良い結果を得られる治療法であることは間違いありません。

ただし、治療を検討する場合には、以下の3つの点を念頭におくべきです。

1. 中顔面リフトは顔全体の若返り効果を得るためのもの

中顔面リフトは、顔全体の印象を若々しく向上させるための治療法です。

そのため、ほうれい線を改善する目的で施術をくり返したり、高額な費用を投資することはお勧めできません。

同じ費用をかけるのであれば、定期的にハイフや高周波などのコラーゲン生成を促す施術を受けたり、ほうれい線部分を根本的に修復するグロースファクターなどの治療を受けた方が、はるかに有意義な選択肢になり得ます。

そのため、中顔面リフトはほうれい線を治す目的ではなく、あくまでも顔全体の印象改善のための治療法として選択するべきです。

2. 中顔面リフトは頬のたるみ予防に役立つ

中顔面リフトによるリフトアップ効果は一時的であるものの、適切なペースで施術を受けることで、皮膚の中にコラーゲン線維が残り、施術後の頬のたるみの予防やほうれい線の進行抑制につながると考えられます。

ただし、頻繁に複数回くり返すことで、皮下組織が線維化し、将来的に切開リフトなどで皮下剥離をおこなう際に手術をやや複雑にする可能性があります。

そのため、定期的に行う場合は、1年以上の間隔を空けた上で、適切な本数の糸を挿入することが理想的です。

3. ほうれい線の改善には注入治療の併用が有効

ほうれい線の改善を検討する場合、第一選択となるのはヒアルロン酸やグロースファクターなどの注入治療です。

その理由は、すでにほうれい線が目立っている場合、皮膚のコラーゲンが減少し、皮膚が菲薄化して強度が落ちているため、これを直接的に補強する必要があるためです。

ヒアルロン酸は、製剤自体のボリュームにより皮膚を深部から持ち上げ、凹みを埋めるだけでなく、内側からの支えとなり、頬のたるみの負荷によって皮膚が折れ曲がることを防ぎます。

一方、グロースファクターは、皮膚のコラーゲンを増生させることで、皮膚自体に厚みをもたらし強度を上げ、ハリと弾力によって皮膚の折れ曲がりを防ぎます。

なお、注入治療を単独でおこなうデメリットとして、頬(中顔面)のたるみは変化しないという点があげられます。

そのため、頬のたるみが強い場合は、中顔面リフトを補助的に併用することで、ほうれい線のさらなる改善につながります。

まとめ

中顔面リフトは、頬のリフトアップによって若々しい印象を作る施術ですが、ほうれい線の根本的な解決には適していません

ほうれい線は頬のたるみだけでなく、皮膚の菲薄化や骨格の影響などが関与しており、改善にはヒアルロン酸やグロースファクターなどの注入治療が第一選択となります。

しかし、中顔面リフトを適切に活用することで、たるみ予防や注入治療との相乗効果を期待できるため、目的に応じた施術の組み合わせが重要です。

美容医療は正しい知識のもとで選択し、自分に最適な治療を受けることが大切です。

当院は、ほうれい線治療を専門におこなっており、お客様一人ひとりのご状態やご希望に合わせた治療法のご提案をしています。

メールでの無料カウンセリングもおこなっていますので、いつでもお気軽にご相談ください。

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