• ほうれい線

片方だけほうれい線が深くなる原因|左右差ができる本当の理由と対策

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら

朝、ふと鏡を見たとき、片方だけくっきりと入ったほうれい線にドキッとしたことはありませんか。

「左のほうれい線だけ深い」
「右だけほうれい線が濃く見える」
「寝方のせいかな」「噛み癖の問題かな」と気になっている方もいると思います。

人の顔はもともと完全な左右対称ではありません。そのため、ほうれい線も左右まったく同じ深さになるとは限りません。

片方だけ深く見える原因には、生まれつきの骨格や頬のボリュームの左右差だけでなく、表情の使い方、噛み癖など後天的な要素が重なっていることもあります。

さらに、同じ「片方だけ深いほうれい線」に見えても、鼻横の骨格的なくぼみによる「影」が強い場合と、皮膚に形成された「溝」が片側だけ深い場合では、適した治療も異なります。

東京リンクルクリニックは、ほうれい線治療を専門とする美容皮膚科です。

実際の診療でも、左右差のあるほうれい線は珍しくありません。大切なのは、単純に深い側だけを見るのではなく、なぜその側が深く見えているのかを見極めたうえで、顔全体のバランスを整えることです。

この記事を読んでわかること

  • 片方だけほうれい線が深くなる原因
  • 左だけ・右だけ濃く見える理由
  • 寝方や噛み癖など生活習慣との関係
  • セルフケアで変えられること・変えにくいこと
  • 左右差を自然に整える美容医療の選び方
  • 片側だけ治療するか、両側を治療するかの考え方

片方だけ深いほうれい線でお悩みの方へ

左右差の原因は、写真だけでは判断しにくいこともあります。当院では、骨格・頬のボリューム・ほうれい線の溝などを確認し、必要以上の治療を行わず自然なバランスを目指します。

無料メール相談はこちら>

来院予約はこちら>

片方だけほうれい線が深くなる原因

片方だけほうれい線が深くなる原因は、大きく「先天的な要因」と「後天的な要因」に分けて考えると整理しやすくなります。

ただし、実際にはどちらか一方だけではなく、生まれつきの左右差に日常の癖などが重なっているケースもあります。

先天的な原因|骨格・脂肪・筋肉の左右差

人の顔は、もともと完全な左右対称ではありません。

骨格や頬のボリューム、筋肉の発達などに左右差があれば、それがほうれい線の見え方にも影響します。

頬骨・下顎・鼻翼基部などの骨格の左右差

ほうれい線の左右差に関係する要素の一つが、顔の土台となる骨格です。

  • 頬骨の高さが左右で違う
  • 下顎骨の形や噛み合わせに左右差がある
  • 鼻の横のくぼみ(鼻翼基部)の深さが左右で違う

特に、片側だけ鼻の横のくぼみが深い場合、その部分に影が生じ、ほうれい線の上部が片方だけ深く見えることがあります。

この場合、皮膚のしわそのものが深いというより、骨格的なくぼみによる「影」が左右差を強調していることがあります。

▶︎[鼻横のくぼみがほうれい線を深く見せる理由を詳しくみる>

頬の厚み・脂肪量の左右差

頬の厚みや脂肪量にも左右差があります。

  • 片側の頬のボリュームが多い
  • 頬と口元の高低差が片側だけ大きい
  • 笑ったときの頬の動き方が左右で違う

このような違いがあると、頬の下にできる影にも左右差が生じ、片方のほうれい線だけが濃く見えることがあります。

ここでも重要なのは、「線が深い=皮膚の溝が深い」とは限らないことです。

表情筋・咬筋の発達や動きの左右差

骨格に合わせて、表情筋や咬筋の発達、動かし方にも左右差が生じます。

  • 片方の口角だけ上げやすい
  • 笑ったときに片側の頬が強く動く
  • 片側の咬筋が発達している

表情を作るたびに片側の皮膚が強く折れ曲がる状態が繰り返されると、その側にほうれい線の「溝」が形成されやすくなることがあります。

当院では、皮膚が折れ曲がることで形成された構造的な変化を「溝」、その溝の表面に長年の表情筋の動きによって刻まれた表層の変化を「折れ癖」と分けて考えています。

そのため、表情の左右差が長く続くことで、片側の溝やその表面の折れ癖が目立つようになることがあります。

▶︎[ほうれい線の折れ癖について詳しくみる>

後天的な原因|日常の癖・生活習慣による偏り

生まれつきの左右差だけでなく、日常生活の中で繰り返している動作が、ほうれい線の左右差に影響することもあります。

笑い方・話し方による表情の癖

人は、左右の表情筋をまったく同じように動かしているわけではありません。

  • 片方の口角を上げやすい
  • 片側の頬を強く動かして笑う
  • 話すときに口元が片側へ寄りやすい

こうした動きが繰り返されると、よく折れ曲がる側の皮膚に溝が形成されやすくなる可能性があります。

片側だけで噛む「片噛み」の習慣

食事の際、無意識にいつも同じ側で噛んでいる方もいます。

片噛みが長期間続くと、咬筋の発達や口元の動き方などに左右差が生じることがあります。

ただし、「片側で噛むと必ずその側のほうれい線が深くなる」というほど単純ではありません。

骨格や頬のボリューム、表情の使い方など、もともとの左右差と組み合わさって見え方に影響すると考える方が自然です。

▶︎[噛み癖とほうれい線の関係を詳しくみる>

寝方・姿勢・紫外線の偏り

「いつも同じ側を下にして寝ているから、片方だけほうれい線が深くなったのでしょうか」と聞かれることがあります。

横向き寝では、寝ている間に片側の顔へ圧力がかかります。そのため、同じ向きで寝る習慣が長く続けば、皮膚の折れ曲がり方に影響する可能性はあります。

ただし、寝る向きだけで片側の深いほうれい線を説明できるとは限りません。

また、車の運転や窓際での仕事などで片側だけ紫外線を受ける時間が長ければ、長期的には皮膚の状態に左右差が生じる可能性もあります。

片方だけ深い原因は一つとは限らない

実際の診療では、片側だけほうれい線が深い原因を一つに決められないケースも少なくありません。

例えば、もともと右側の鼻翼基部がくぼんでいて影が強く、さらに右側の皮膚の折れ曲がりも強ければ、骨格による影と皮膚の溝が重なって右だけ深く見えることがあります。

反対に、左右の溝の深さはそれほど変わらなくても、頬の厚みや鼻横のくぼみの違いによって片側だけ濃く見えることもあります。

そのため、「左だけ深い」「右だけ濃い」という見た目だけで原因を決めず、どの要素に左右差があるのかを確認することが重要です。

▶︎[ほうれい線ができる原因を詳しくみる>

左だけ・右だけほうれい線が深いことは珍しくない

「左のほうれい線だけ深いのはおかしいのでしょうか」あるいは「右だけ濃くなったのは病気でしょうか」と心配される方もいます。

しかし、顔にはもともと骨格・脂肪・筋肉・表情の左右差があるため、ほうれい線にもある程度の左右差があること自体は珍しくありません。

重要なのは、左右差があることそのものよりも、何が左右差を作っているのかです。

なお、「片方だけが特に深い」という悩みではなく、顔全体を含めたほうれい線の左右非対称が気になる方は、左右差についてまとめた記事で詳しく解説しています。

▶︎[ほうれい線の左右差・左右非対称について詳しくみる>

セルフケアで変えられること・変えにくいこと

片方だけほうれい線が深いと、「寝る向きを変えれば戻るのでは」「反対側でも噛むようにすれば治るのでは」と考える方もいると思います。

生活習慣の偏りを減らすことには意味があります。

例えば、いつも同じ側だけで噛む習慣を見直す、強いマッサージを繰り返さない、紫外線対策や保湿を続けるといったことは、皮膚への負担を減らし、将来的な変化をできるだけ抑えるという意味で大切です。

一方で、生まれつきの骨格的なくぼみ、頬のボリューム差、すでに形成されたほうれい線の溝を、セルフケアだけで元に戻すことは困難です。

また、左右差を治そうとして片側だけ強くマッサージしたり、表情筋トレーニングを繰り返したりすると、かえって皮膚への刺激や折れ曲がりを増やす可能性があります。

セルフケアは「左右を完全に同じにする」ためではなく、これ以上偏りを強くしないための予防と考えるのがよいでしょう。

▶︎[表情筋トレーニングとほうれい線について詳しくみる>
▶︎[ほうれい線とマッサージについて詳しくみる>
▶︎[ほうれい線のセルフケアを詳しくみる>

片方だけ深いほうれい線の治療は原因によって変わる

片方だけ深いほうれい線を治療するときも、「左右差があるからこの治療」と決めるわけではありません。

片側だけ溝が深いのか、鼻横の骨格的なくぼみに左右差があるのか、頬の厚みや下垂による影が違うのかによって、適した治療は変わります。

グロースファクター|片側の「溝」が深い場合

左右差の原因が、皮膚に形成されたほうれい線の「溝」にある場合、当院ではグロースファクターを治療の選択肢として考えます。

グロースファクターは、成長因子を注入し、皮膚のコラーゲン生成などを促すことで、ほうれい線の溝を皮膚側から徐々に改善していく治療です。

左右で溝の深さが異なる場合は、その左右差を見ながら投与する位置・深さ・量を調整します。

注入直後に大きなボリュームを加えて形を変える治療ではなく、1〜6か月ほどかけて徐々に変化するため、片側だけが急に変わったように見えにくく、自然なバランスを目指しやすいことも特徴です。

また、当院では必要以上に投与せず、左右差だけを追いかけて過剰に修正しないことも大切にしています。

ただし、片方だけ深く見える原因が骨格的なくぼみや頬の厚みによる影であれば、グロースファクターだけが適しているとは限りません。

▶︎[グロースファクター治療の効果・持続期間・リスクを詳しくみる>

ヒアルロン酸|骨格的なくぼみ・影の左右差が強い場合

鼻横の骨格的なくぼみが片側だけ強く、その影によってほうれい線が深く見えている場合には、ヒアルロン酸が選択肢になることがあります。

ヒアルロン酸はボリュームを補う治療なので、骨格的なくぼみによる高低差を直接補正しやすく、即効性があることがメリットです。

また、深いほうれい線の溝に注入することで、ある程度浅くできる場合もあります。

一方で、浅い溝ではヒアルロン酸による改善には限界があり、溝の表面に刻まれた折れ癖を改善する治療ではありません。

さらに、鼻周囲やほうれい線へのヒアルロン酸注入では、頻度は高くないものの血管閉塞による皮膚障害や視覚障害などの重大な合併症が報告されているため、適応や注入部位を慎重に判断する必要があります。

▶︎[ほうれい線のヒアルロン酸注入について詳しくみる>
▶︎[ヒアルロン酸の安全性とリスクを詳しくみる>

ハイフ・糸リフト|頬の下垂による影が強い場合の補助

左右で頬の位置や下垂の程度が異なり、その高低差によって片方のほうれい線の影が強く見えている場合には、ハイフや糸リフトなどのリフトアップ治療が補助的な選択肢になることがあります。

ただし、これらは皮膚に形成されたほうれい線の溝そのものを直接改善する治療ではありません。

特に中顔面は動きが大きいため、糸リフトで引き上げても時間とともに戻りやすく、ほうれい線の溝が主体の場合には十分な改善が得られないことがあります。

ハイフも、頬の下垂による影が軽くなればほうれい線が目立ちにくくなる可能性はありますが、深い溝そのものを消すことはできません。

▶︎[ハイフでほうれい線が消えにくい理由を詳しくみる>
▶︎[ほうれい線のリフトアップ治療について詳しくみる>

片方だけ深くても「片側だけ治療」が正解とは限らない

「右だけ深いので、右だけ治療できますか」と聞かれることがあります。

片側だけを治療すること自体が常に不可能というわけではありません。

ただし、実際には深い側だけを見るのではなく、左右両方のほうれい線と顔全体のバランスを確認して治療を設計することが重要です。

例えば、片側だけを完全に平らにしようとすると、もともと浅く存在していた反対側のほうれい線が相対的に目立つことがあります。

また、左右差があっても両側に溝が形成されている場合には、深い側と浅い側で投与量を変えながら両側を治療した方が、自然な仕上がりを目指しやすいことがあります。

一方で、左右差の原因や程度によっては、片側への治療を検討できるケースもあります。

「片方だけ深いから片方だけ治療する」「左右差があるから必ず両側を治療する」と一律に決めるのではなく、その方の左右差を見て判断することが大切です。

なお、片側の深さというより、顔全体のほうれい線の左右非対称について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

▶︎[ほうれい線の左右差・左右非対称の原因と対策を詳しくみる>

また、ほうれい線の「溝」そのものが左右で異なる場合には、当院ではグロースファクターの投与量や範囲を左右それぞれの状態に合わせて調整しています。

▶︎[グロースファクターによるほうれい線治療を詳しくみる>

よくある質問

左のほうれい線だけ深くなることはありますか

あります。人の顔は骨格・頬のボリューム・筋肉・表情などが完全な左右対称ではないため、左だけ、あるいは右だけほうれい線が深く見えることは珍しくありません。

大切なのは左右差があること自体ではなく、骨格による影なのか、皮膚の溝なのか、頬との高低差なのかを見極めることです。

右だけほうれい線が濃いのはなぜですか

右側だけ鼻横の骨格的なくぼみが強い、頬のボリュームが左右で違う、右側の皮膚が表情によって強く折れ曲がるなど、さまざまな原因が考えられます。

「右だけ濃い」という見た目だけでは原因は判断できません。

寝る向きで片方だけほうれい線が深くなりますか

いつも同じ側を下にして寝ることで、その側の皮膚に繰り返し圧力が加わるため、長期的には皮膚の折れ曲がり方に影響する可能性があります。

ただし、片方だけ深いほうれい線を寝る向きだけで説明できるとは限らず、骨格や頬のボリューム、表情など複数の要因を考える必要があります。

片方だけで噛むとほうれい線は深くなりますか

片噛みが長く続くと、咬筋の発達や口元の動きなどに左右差が生じる可能性があります。

ただし、「噛んでいる側に必ずほうれい線ができる」とは言えません。もともとの骨格や表情の左右差なども含めて考える必要があります。

片方だけほうれい線を治療できますか

左右差の原因や程度によっては、片側への治療を検討できる場合があります。

ただし、片側だけを完全に消そうとすると反対側が相対的に目立つこともあるため、実際には左右両方を診察し、顔全体のバランスを見ながら治療範囲や投与量を決めることが重要です。

まとめ|片方だけ深いほうれい線は「なぜ深いか」を見極める

左右差そのものではなく、原因に合わせて整えることが大切

片方だけほうれい線が深く見える原因は、一つではありません。

生まれつきの骨格や頬のボリュームの左右差に加えて、表情の使い方や噛み癖などが重なっていることもあります。

また、見た目では同じ「片方だけ深いほうれい線」でも、鼻横の骨格的なくぼみによる影なのか、皮膚に形成された溝なのか、頬の下垂による影なのかによって、適した治療は変わります。

骨格的なくぼみによる影にはヒアルロン酸、ほうれい線の溝にはグロースファクター、頬の下垂による影には必要に応じてリフトアップ治療など、それぞれ役割があります。

そして左右差があるからといって、必ず深い側だけを治療すればよいわけでも、必ず両側を同じ量で治療すればよいわけでもありません。

左右それぞれの状態を見ながら、必要な範囲に必要な量だけ治療し、自然なバランスを目指すことが大切です。

東京リンクルクリニックでは、ほうれい線を専門に診療し、左右の溝・骨格・頬の状態まで確認したうえで、一人ひとりに合った治療をご提案しています。

片方だけ深いほうれい線でお悩みの方へ

「片側だけ治療した方がいいのか」「両側を整えた方がいいのか」というご相談でも構いません。無料メール相談には、院長が一通ずつご返信しています。

無料メール相談はこちら>

来院予約はこちら>

【期間限定】ほうれい線治療で後悔しないための3大プレミアム特典

「どの治療が自分に合うのか分からない…」

そんな方へ向けて、ほうれい線治療専門クリニックの医師が、“後悔しないために本当に必要な情報”を3つの特典としてまとめました。

ほうれい線の原因チェック、治療選びで失敗しやすいポイント、実際の症例写真や患者様のリアルなお声まで。

「自分はどこまで改善できそうか」を知りたい方は、ぜひご覧ください。


特典の詳細はこちら>