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鼻の横のくぼみはこう治す!3つの原因と最適な治療法まとめ

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら

鼻の横にある「くぼみ」、もしかして気づいてしまいましたか?

実は、その小さなくぼみがほうれい線をさらに際立たせ、あなたの見た目年齢に密かにダメージを与えているかもしれません。

鼻翼基部のくぼみは、生まれつきの骨格や頬の脂肪、そして加齢変化によっても目立ちやすい部分。

しかも、このくぼみ、隠そうとしてもメイクじゃ太刀打ちできないことも…。

でも、心配はいりません。

適切な治療を選ぶことで、このくぼみを改善し、若々しい印象を取り戻すことが可能です。

さあ、一緒に見ていきましょう。

鼻の横のくぼみ(鼻翼基部の陥没)が目立つ原因

1. 生まれつきの骨格

鼻の横のくぼみ(鼻翼基部の陥没)は、生まれつきの骨格が主な原因となります。

もともと鼻翼基部は、上顎骨とよばれる顔の骨が周囲より低い位置にあるため、くぼんで見えやすい部分です。

しかし、頬骨が横に大きく張り出している骨格や、鼻翼基部の骨の形成が不十分で位置が低い場合、口元が前に突出しているような骨格では、このくぼみがさらに目立ちやすくなります。

これらの骨格的な特徴は、顔の立体構造に大きく影響し、鼻の横のくぼみを強調する原因となります。

2. 頬の脂肪量

頬の脂肪の量も鼻の横のくぼみに影響を与えます。

頬に脂肪が多い場合、頬のボリュームと鼻翼基部に高低差が生じ、くぼみが強調されることがあります。

一方で、頬の脂肪が少ない場合には、骨格の形状が露出しやすく、鼻翼基部の位置の低さが際立つこともあります。

3. 加齢による変化

加齢による顔の構造の変化も、鼻の横のくぼみを目立たせる要因になります。

頬のたるみ・下垂

加齢によって頬がたるみ、皮膚や脂肪が下垂すると、ほうれい線の上部が膨らむ一方で、鼻翼基部との高低差が強調され、鼻の横のくぼみが目立つようになります。

骨の萎縮

加齢に伴う顔の骨が萎縮により、鼻翼基部の骨がさらに低くなり、くぼみが強調されます。

同時に、骨の支えが弱くなることで頬が下垂し、くぼみが一層目立つ要因となります。

皮膚のコラーゲン減少

皮膚の老化によりコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚が薄くなり、骨格の形状があらわになりやすくなります。この結果、鼻翼基部のくぼみがより目立つようになります。

これらの変化が重なることで、鼻の横のくぼみが加齢とともに顕著になります。

鼻の横のくぼみ(鼻翼基部の陥没)を改善する治療

グロースファクター治療|最も安全で効果的な治療

グロースファクター治療は、皮膚のコラーゲン生成を促進することで皮膚に厚みをもたらし、鼻の横のくぼみを根本的に改善する治療です。

グロースファクターの成分は私たちの体内に元から存在するものであるため安全性が非常に高く、アレルギーや血流障害のリスクもほとんどないため、多くの方に適しています。

見た目にも自然な仕上がりが期待でき、1回の治療で得られたは長年持続するため、最もおすすめの治療法です。

ヒアルロン酸注入(貴族注射)

ヒアルロン酸を注入して鼻の横のくぼみをボリュームアップさせて埋める方法です。

即効性がありダウンタイムも短いのが利点ですが、血流障害のリスクがある点に注意が必要です。

特に鼻の横は重要な血管が密集している部位のため、不適切な注入により皮膚壊死や視力障害などの重篤な副作用が発生するリスクがあります。

施術には正確な技術と注意力が求められる治療法です。

脂肪移植(脂肪注入)

自身の脂肪を鼻の横のくぼみに注入してボリュームを出す方法です。

脂肪は定着すると長年効果が持続しますが、鼻の横はよく動く部位でもあるため、注入した脂肪が定着しにくい点が難点です。

また、ヒアルロン酸と同様に血流障害やしこり形成のリスクがあり、慎重な技術が求められます。

鼻翼基部プロテーゼ(貴族手術)

外科的にシリコンプロテーゼを挿入して鼻の横のくぼみを底上げする手術です。

長期的な効果の維持が可能ですが、プロテーゼは異物であるため感染のリスクが伴います。

また、加齢による骨の萎縮によってプロテーゼの位置がずれる可能性もあり、場合によっては術後のメンテナンスが必要になることもあります。

糸リフト

医療用の溶ける糸を挿入して頬を引き上げ、鼻の横のくぼみを軽減させる治療です。

ダウンタイムが少なく手軽に受けられますが、鼻の横に対しては効果が乏しく、多少効果が得られたとしても数ヶ月と持続せず戻ってしまうことがほとんどです。

注入系の治療と併用するなど、補助的な治療として検討されると良いでしょう。

ハイフ(HIFU)

高密度焦点式超音波を皮膚の深部にある筋膜に照射することで、たるみの改善をはかる治療です。

頬のたるみにが原因で鼻の横のくぼみが目立つ場合、治療方針としてハイフは適しています。

ただし、くぼみの直上はハイフの照射範囲外であり、また、頬を引き上げてくぼみを改善するほどの明確なリフトアップ効果は期待できません。

そのため、ハイフはあくまでも補助的な治療にとどまります。

まとめ

鼻の横のくぼみ(鼻翼基部の陥没)は、生まれつきの骨格や頬の脂肪量、加齢変化など、さまざまな要因で目立つようになります。

このくぼみはほうれい線を強調し、顔の印象を大きく左右するため、改善を望む方も少なくありません。

適切な治療法を選ぶことで、くぼみを埋め、若々しい印象を取り戻すことが可能です。

中でもグロースファクター治療は安全性と自然な仕上がりを両立し、長期的な効果が期待できるため最適な治療であるといえます。

さらに、ヒアルロン酸注入や脂肪移植、プロテーゼなど、状況に応じた選択肢も豊富にあります。

顔の立体感を整え、より魅力的な表情を手に入れましょう。

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