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ほうれい線を消す5つの注射治療を専門クリニックが徹底比較・解説

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら

鏡を見るたびに、ほうれい線が気になり始めた…  そんなお悩みを抱えていませんか?
ファンデーションが線にたまったり、写真を撮ったときに老けて見えたり——。

「注射でほうれい線が消せるなら一度試してみたい」と、多くの方がまずそう思います。
しかし実は、“注射”による治療にはいくつか種類があり、効果やリスク、持続期間が大きく異なります。

誤った治療法を選ぶと、逆に不自然に見えたり、まったく効果が感じられなかったりすることも。
だからこそ、「正しい選択」が大切です。

この記事では、ほうれい線専門クリニックの院長である私が「ほうれい線を改善するための5つの注射治療」を徹底的に比較・解説し、あなたに合った最適な選択肢を導き出します。

「本当に効果があるのはどれ?」「自分に合う注射は?」と気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ほうれい線の注射治療は主に5種類ある

まず、ほうれい線に対する注射治療は、大きく分けて以下の5種類があります。

  • ヒアルロン酸(最もポピュラー!超有名。お手軽さと即効性がウリ)
  • グロースファクター(知る人ぞ知る、根本解決法。自然な仕上がりと長期持続性)
  • ボトックス(一見良さそうだが、笑いにくくなる副作用あり。ガミースマイルの方には適応)
  • 肌質改善注射(リジュラン・ジュべルック・プルリアル等、いわゆる“肌育系”注射)
  • 脂肪注入(手軽な注射というより外科治療に含まれるが、一応“注入”治療のためここでは列挙)

これらを今回は徹底比較していきます!

【比較表】「ほうれい線の注射治療」5つを徹底比較

代表的なほうれい線の注射治療5つを、以下に一覧表にまとめました。

治療法

主な仕組み

即効性

持続

自然さ

主な適応

代表的リスク/注意

ダウンタイム

費用感*

ヒアルロン酸

透明のジェルで凹みを物理的に埋める

◎即日

⚪︎数ヶ月~2年

⚪︎膨らんで見えることも

中程度〜深い溝・くぼみ

血流障害・しこり(遅発性結節)

軽度の腫れ・内出血

数万〜10万円

グロースファクター

線維芽細胞活性により真皮を再生

△ 1〜6ヶ月

数年〜10年以上

表情になじむ

浅い〜深い溝

過剰・混合投与によるしこり

軽度の腫れ・内出血

18万円(当院)

ボトックス

表情筋を緩め笑いじわの軽減

⚪︎数日~1週間

△ 34ヶ月

△笑いにくさ・違和感

表情の癖が強い・ガミースマイルを伴うほうれい線

表情の違和感

軽度の内出血

1〜数万円

肌質改善注射(リジュラン・ジュベルック等)

キメ・潤い・肌質の底上げ

⚪︎ 1〜数週間

数ヶ月~

テクスチャ改善

小じわ・ちりめんじわ

溝やくぼみには効果乏しい

軽度の腫れ・内出血

数万円前後

脂肪注入

自己脂肪で凹みにボリューム補充

⚪︎1〜数週間

◎ 定着すれば長期

⚪︎しこり・左右差

深い溝・くぼみ

定着ムラ・しこり・ほうれい線は複数回注入必要

1~数週間の腫れ・内出血

20〜30万円


「1回試してやってみたい」「今すぐ効果が欲しい」「どうしても週末のイベントまでに間に合わせたい」という方にはヒアルロン酸

「時間がかかってもいいから、じっくり根本的に改善したい」「何度も治療を繰り返したくない」「ナチュラルな仕上がりを重視したい」という方にはグロースファクターがおすすめです。

各注射治療のメリット・デメリットを詳しく解説

ここでは、それぞれの5つの注射治療をさらに詳しく解説します。

①ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は、注入したその場でボリュームが出る即効性が最大の魅力です。
凹みに直接ボリュームを与えることで、ほうれい線の溝を物理的に「埋める」イメージです。

  • 持続期間:数ヶ月〜2年程度(製剤による)
  • リスク:血流障害・皮膚の凸凹・しこり(遅発性結節)
  • 適応となるケース:中等度の深さのほうれい線/短期的な変化を求める方

ただし、ほうれい線は“動きの多い部位”のため、ヒアルロン酸が皮膚の動きに馴染まず、笑ったときに凹凸が見えたり、注入部分が膨らんで見えることもあります。

また、鼻の横のくぼみ(鼻翼基部)は重要な血管が特に集中しており、血流障害のハイリスク部位であるため注意が必要です。

また、長年に渡り注入を繰り返すことで、ヒアルロン酸が周囲に広がって口元全体が膨らんで見えたり、皮膚が伸びてかえってたるみが悪化するようなケースもみられます。

②グロースファクター治療

グロースファクターは、肌の真皮層にある線維芽細胞に働きかけて、コラーゲンやエラスチンの産生を促進します。
物理的に埋めるのではなく、“皮膚そのものを再生”する治療です。

  • 持続期間:数年〜10年以上
  • リスク:一時的な腫れや内出血、過剰投与・混合投与によるしこりや膨らみすぎ(当院では前例なし)
  • 適応となるケース:浅い〜深いほうれい線/自然に長期改善したい/皮膚そのものを若返らせたい

当院では製剤の成分・濃度・投与量・注入方法の徹底管理により、リスクを最小限に抑え、最大限の効果を引き出しています

特に表情の動きが強い部位では、動きに合わせて肌が柔軟に再生されるため、 異物感や不自然さがほとんどありません。

③ボトックス注射

ボトックスは、ほうれい線の原因の一つである「表情筋の動き」を和らげる治療です。
笑ったときの筋肉の動きを一時的に抑えることで、皮膚の折り込みを軽減し、しわが深くなるのを防ぎます。

  • 持続期間:3〜4ヶ月程度
  • リスク:効きすぎによる口元の動きの違和感・口角が下がる・鼻の下(人中)が長く見える
  • 適応となるケース:表情の癖で食い込みが強い/ガミースマイルも一緒に改善したい

ただし、ほうれい線は単なる「表情じわ」ではなく、骨格や脂肪など構造的な要因も関係しているため、ボトックス単独で真顔の状態のほうれい線の溝を改善することはできません。

また、笑ったときに上の歯茎が大きく露出する「ガミースマイル」を伴うほうれい線では適応となる場合もありますが、それ以外では上唇の立ち上がりが抑えられることで鼻の下が長く見えるデメリットを伴うため、適応の見極めが重要です。

④肌質改善注射(リジュラン・ジュベルックなど)

肌質改善注射は、皮膚の再生を促す成分を真皮層に注入し、肌のハリ・弾力・保湿力を高める治療です。
リジュランはサーモン由来のポリヌクレオチドを含み、ジュベルックはコラーゲンブースターとしての効果が期待できます。

  • 持続期間:数ヶ月〜半年程度(施術間隔や回数による)
  • リスク:一時的な赤み・腫れ・内出血
  • 適応となるケース:浅い小じわ/乾燥によるちりめんじわ/肌全体の質感を底上げしたい

ほうれい線の溝を直接的に改善する効果は乏しいですが、肌表面の質感を整えることで、見た目の若々しさや肌の印象を改善します。

② 脂肪注入

ご自身の脂肪を太ももやお腹などから採取し、ほうれい線の溝に注入する方法です。
脂肪がうまく定着すれば、長期間の効果が期待できます。

  • 持続期間:定着すれば半永久的
  • リスク:定着率のムラ・脂肪採取部位の傷や拘縮・複数回の施術が必要な場合あり
  • 適応となるケース:ボリュームロスが大きい/他部位にも同時に脂肪注入したい

ただし、ほうれい線はよく動く部位でもあり、脂肪が定着しにくい傾向があります。

ボリュームが安定せず、2〜3回の追加施術が必要になることも少なくありません。

また、しこりや定着ムラによる左右差・凸凹が生じたり、術後感染のリスクもあります。

「注射で自然に、長く持たせたいなら」グロースファクターが最適

「ボリュームを入れて溝を“隠す”」のではなく、肌そのものを若返らせる
グロースファクターは、注入によって皮膚のコラーゲン生成を促進し、しわやたるみを根本から改善する治療です。

  • 真顔の状態でも見られる構造上の溝や凹み
  • 表情によってよく動くほうれい線
  • 肌が薄く折れ癖が定着しやすい方 

は特に、表情の動きに追従しながら改善できるグロースファクターが最も自然で、折れ癖の定着予防に効果的です。

また、多くの場合、1回の注入で長期的な改善が見込めるため、繰り返しの注入による皮膚への負担や手間が少ないのも大きなメリットです。

当院では、一人ひとりの肌の厚み・構造・表情の癖に合わせたオーダーメイド設計で治療を行っております。

「ヒアルロン酸で失敗した」方にも適応できます

過去にヒアルロン酸注入で以下のような経験をされた方にも、グロースファクターは有効です。

  • 「笑ったときに変な位置が膨らむ」
  • 「溝とズレた位置に注入されよけいに目立つ」
  • 「口元が膨らんで太った印象になった」
  • 「触ると硬さが気になる」

これらは、ヒアルロン酸の製剤が皮膚に完全に馴染みきれないことが原因です。

グロースファクターでは、自己組織によって皮膚の内側から改善するため、笑っても触ってもどこに注射したのかわからないほど自然に仕上がります。

当院のグロースファクター治療が選ばれる理由

当院はほうれい線治療を専門に行っており、多くの患者様がグロースファクター治療を選択され、高い満足度と確かな改善効果を実感されています。

  • 注入デザイン・注入方法のこだわり:骨格や皮膚の厚みを判断し、症例ごとに適切な投与量と注入方法を設定。
  • 全例で院長がカウンセリング・施術を担当:経験豊富な女性院長が丁寧に手打ちで施術。
  • 明確な価格設計と丁寧な説明:治療前にリスクや効果、施術内容をしっかりご案内。
  • 美容皮膚科・外科医としての豊富な症例数:美容医師歴13年の施術実績。進行症例・難治症例にも対応可能。

当院のグロースファクター治療は、「自然な仕上がり」と「長期的な持続性」を重視する方に特におすすめです。

「ほうれい線の注射治療」に関してよくあるご質問

Q:注射1回で効果はありますか?

A:ヒアルロン酸の場合、施術直後から明確に効果がわかります。

グロースファクターの場合、注入後1〜6ヶ月かけて徐々に変化が現れ、1回の治療で十分改善を実感される方が多いです。

リジュランやジュベルックなどの肌質改善注射は基本的に3〜4回受けることで、安定的な効果を実感できるケースが多いです。

Q:ダウンタイムはありますか?

A:ヒアルロン酸やグロースファクターの場合、軽度の腫れや内出血が出ることがありますが、通常数日〜1週間程度で落ち着きます。内出血が出た場合もメイクでカバーできることがほとんどです。

Q:メイクはいつから可能ですか?

A:施術後1時間すればメイクや日焼け止めの使用が可能です。洗顔も通常通りしていただけます。

Q:リスクや副作用はありますか?

A:ヒアルロン酸には血流障害(失明、皮膚壊死など)やしこり(遅発性結節)のリスクが常に付きものです。

グロースファクターは誤った使用方法(過剰投与や別製剤との混合投与)により、膨らみすぎやしこりのリスクがありますが、正しい管理下で施術を行えば非常に安全性の高い治療です。

まとめ|自分に合った注射治療で、ほうれい線は変えられる

ほうれい線は、加齢や皮膚のハリ低下だけでなく、骨格・脂肪・表情筋の動きなど複数の要因が重なって目立つようになります。
そのため、治療法の特徴を理解し、自分の症状や希望に合った方法を選ぶことが何よりも大切です。

  • 「すぐ変化を実感したい」なら、ヒアルロン酸
  • 「自然で長く持たせたい」なら、グロースファクター
  • 「ガミースマイルも同時に改善したい」なら、ボトックス
  • 「肌の質感やハリ感を底上げしたい」なら、肌質改善注射
  • 「大きなボリュームロスがある」なら、脂肪注入

それぞれの治療にはメリットと注意点があり、効果の出方や持続期間、リスクは異なります。

誤った選択をしてしまうと、「不自然に見える」「効果がなかった」「口元の印象が悪くなった」といった後悔につながることもあります。

当院はほうれい線治療を専門とするクリニックであり、カウンセリングから施術・アフターフォローまでを一貫して医師が担当しています。

ほうれい線でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事を執筆しております院長の私が、すべて丁寧にお返事させていただきます。

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