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ほうれい線の予防完全ガイド|原因からセルフケア・美容医療を徹底解説

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「なんとなく老けてきた気がする…」ふと、そう感じたことありませんか?

なんとなく鏡を見たとき、口元にうっすら現れる影。

「あれ、これってもしかして…」と気になり始めた方は、まさに今が“予防”の始めどきです。

30〜40代にかけてほうれい線は誰にでも少しずつ現れ始める自然な変化。

でも、放っておくと気づいた頃にはすでに定着していた、というケースも少なくありません。

実は、ほうれい線は必ずしも“年を取ったから“できるわけではないのです。

乾燥や紫外線などの外的ダメージ、表情の癖、骨や脂肪の変化など、さまざまな要因が少しずつ積み重なってできていく「構造的」な問題がその正体。

そのため、肌の表面を整えるだけでは予防としては不十分です。

この記事では、美容皮膚科医の視点から、ほうれい線をできるだけ早い段階からしっかり対策できるよう、今日からできるセルフケアをはじめ美容医療の力を借りた本格的な予防法まで、本当に効果的な方法をわかりやすくご紹介します。

未来のほうれい線に悩まされないために。正しい知識と対策で、今日からひとつ年齢に強くなりましょう。

ほうれい線はなぜできる?予防の前に知るべき原因

ほうれい線は、皮膚表面にできる単なるしわではなく、骨格・脂肪・皮膚・筋肉といった顔の深層構造すべてが関与する複合的な現象です。

加齢により顔の土台となる骨が萎縮し、頬の脂肪が下垂し、皮膚のコラーゲンが減少する上、表情筋の繰り返しの動作が重なることで、徐々に形成されていきます。

一言でいえば、加齢によってハリを失った皮膚が、下がってきた頬の重みに耐えきれず、折れ曲がることでほうれい線が生じるのです。

こうした構造的な要因が大きいため、予防においては肌だけでなく、顔全体の変化に目を向けることが重要です。

セルフケアでできる|ほうれい線予防の基本

日々のちょっとした習慣が、将来のほうれい線の深さを左右します。

まずはご自身で今日から始められる、基本的な予防ケアを見直してみましょう。

保湿とハリを守るスキンケアでほうれい線を防ぐ

皮膚が乾燥して角質層の水分量が低下すると、キメが乱れやすくなります。

その結果、ほうれい線の表面にしわが定着しやすくなるだけでなく、肌が光を均一に反射できなくなり、ほうれい線の影がより目立つ原因にもなります。

暗い場所でほうれい線が目立つ原因をみる>

保湿にはヒアルロン酸、セラミドなどの水分保持力の高い成分が有効です。

さらに、肌のハリを保つためには、コラーゲン生成を促すナイアシンアミド、レチノールの使用が重要です。

毎日のスキンケアで意識すべきポイントは、洗顔後すぐの化粧水で水分を補給し、その後乳液とクリームでしっかりと潤いを閉じ込めることです。

紫外線対策はほうれい線予防の最優先事項

紫外線は肌の老化を促進する「光老化」をもたらします。

特に紫外線A波(UVA)は、真皮まで到達してコラーゲンやエラスチンを分解し、肌の弾力を低下させることでたるみやしわを進行させ、結果的にほうれい線が深くなる要因となります。

日焼け止めは季節や天候に関係なく毎日使用することが望ましく、SPF・PA値は生活環境に合わせて選ぶことが大切です。

飲むタイプの日焼け止めや、帽子やサングラス、日傘などでの物理的遮光も併用すると効果的です。

表情筋トレーニングで頬のたるみを予防

顔の表情筋、特に口輪筋や頬筋の衰えは、皮膚や脂肪を支える力を低下させ、ほうれい線を目立たせる一因となります。

加齢とともに表情筋は使われにくくなる傾向にあるため、意識的な筋肉の運動が必要です。

発音トレーニングや顔のストレッチなど、自宅で簡単に取り入れられる方法でも一定の予防効果が期待できます。

ただし、過度な頻度でおこなったり皮膚を強く伸展させるような動作は逆効果となるため、無理なくおこなうことが重要です。

顔のマッサージはむくみ・血行改善に有効だが注意も必要

マッサージによって血流やリンパの流れを促すことは、むくみの改善や老廃物の排泄促進に有効です。

表情筋に適度な刺激を与えることで筋肉の衰えによるたるみの予防にもつながります。

ただし、過剰な圧や摩擦はかえってしわやたるみを招く原因にもなるため、十分に肌の保湿をした上で適度な範囲内でおこないましょう。

食事・睡眠・禁煙|生活習慣の見直しで肌は変わる

ほうれい線をはじめとする皮膚の老化の予防には、生活習慣の改善も基本となります。

たとえば、糖質の過剰摂取による「糖化」はコラーゲンを劣化させ、ハリや弾力を低下させます。

またビタミンCやEを含む抗酸化成分を意識的に摂取することで、コラーゲンの生成を助け、肌の酸化ダメージを抑制できます。

また、睡眠中には成長ホルモンの分泌が高まり、皮膚の修復と再生が促進されるため、質の良い睡眠を確保することも大事です。

さらに喫煙は皮膚の血流を悪化させ、ビタミンCを大量に消費し、コラーゲンの生成を阻害します。

ほうれい線を予防したい方にとって、禁煙は最も即効性のあるエイジングケアの一つと言えるでしょう。

美容医療で叶える|ほうれい線の本格的予防アプローチ

ほうれい線を本格的に防ぎたい場合には、日々のケアに加えて、美容医療の力を取り入れることが効果的です。

ここでは、予防に特化した代表的な治療法をご紹介します。

グロースファクター治療で皮膚構造そのものを若返らせる

グロースファクター治療は、加齢によって減少したコラーゲンやエラスチンの再生を促す再生医療の一つです。

グロースファクターとよばれる成長因子を皮膚の真皮層に直接注入することで、線維芽細胞が活性化し、ハリや弾力が向上してほうれい線が自然と改善します。

すでに目立っているほうれい線の改善のみならず、皮膚自体の構造を若々しく再構築することで、まだ進行していないほうれい線の将来的な予防法として非常に有効です。

1回の注射による施術だけで長期にわたり効果が持続し、施術を受けたときと受けていないときとでは、10年後のほうれい線の状態に明らかな差が出てきます。

ハイフ・高周波治療|リフトアップ効果・ハリ改善でたるみ予防

ハイフ(HIFU;高密度焦点式超音波)や高周波などの機械治療は、それぞれ筋膜や真皮層に熱を与えることでコラーゲンの収縮と再生を促し、たるみを引き締めハリをもたらす方法です。

すでに深くなったほうれい線を明確に改善する効果は乏しいですが、軽度のたるみによるほうれい線の改善や予防としては有効です。

数ヶ月〜半年に一度、定期的に施術を受けることで、ほうれい線の進行を緩やかにすることができます。

ピーリングによる肌の代謝促進と真皮レベルでの予防

真皮深層まで届くピーリング、特にマッサージピールPRX-T33)などは、表皮のターンオーバーを促進するだけでなく真皮層を刺激することでコラーゲンの生成を促す作用があります。

すでに進行したほうれい線を構造から改善する効果は期待できないものの、定期的に続けることでハリや弾力が向上し、ほうれい線の表面にしわが刻まれることの予防につながります。

まとめ|ほうれい線は正しくケアすれば防げる時代に

ほうれい線の予防は、日々の積み重ねと適切なアプローチで確実に効果が得られます。

スキンケアや生活習慣の見直しはすぐに始められる第一歩であり、そこに美容医療をうまく取り入れることで、予防から維持、そして改善までトータルでのエイジングケアが可能になります。

ご自身に合った方法を見つけ、将来的なほうれい線に対し早い段から対策をおこないましょう。

当院ほほうれい線治療を専門とするクリニックで、予防に最適なグロースファクター治療をはじめ、お客様のご希望やご状態に応じた治療法をご提案しています。

メールでの無料カウンセリングもおこなっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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