
著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「ほうれい線にヒアルロン酸を入れたのに、何年経っても消えない。」
「触ると硬いしこりがある。」「笑うと不自然に盛り上がる。」
ヒアルロン酸注入後、このような状態が続き、不安を感じている方もいらっしゃいます。
実は、注入したヒアルロン酸は、数年経っても体内に残っている場合があります。
ただし、ヒアルロン酸が長期間残っていること自体が、必ずしも異常というわけではありません。
大切なのは、「ヒアルロン酸が残っているだけなのか」「不自然な膨らみやしこりが生じているのか」「炎症などのトラブルが起きているのか」を区別することです。
症状のないヒアルロン酸を必ず溶かす必要はありませんが、膨らみやしこりが気になる場合には、現在の状態に応じた対応が必要です。
また、近年はMRIなどを用いた研究によって、従来考えられていたよりも長期間、ヒアルロン酸が残存する可能性が報告されています。
この記事では、ほうれい線治療を専門とする東京リンクルクリニックの立場から、ヒアルロン酸が消えない原因、非架橋ヒアルロン酸との違い、しこりができた場合の対処法、溶解後のほうれい線治療について詳しく解説します。
この記事のポイント
- 注入したヒアルロン酸は、数年以上残ることがある
- 非架橋ヒアルロン酸は一般に架橋製剤より分解されやすい
- 長期残存と遅発性結節は別の現象
- 症状のない残存ヒアルロン酸は、必ずしも溶解する必要はない
- しこりや不自然な膨らみがある場合は、原因に応じた治療が必要
以前に注入したヒアルロン酸が気になる方や、溶解後のほうれい線治療を検討している方は、当院へご相談ください。現在の状態や施術歴を確認した上で、治療の適応をご説明します。
ヒアルロン酸は何年経っても消えずに残ることがある

美容医療で使用されるヒアルロン酸は、一般的には時間とともに分解・吸収される製剤です。
しかし、製剤によっては、注入から数年経過しても残っている場合があります。
ここで注意したいのは、見た目の効果がなくなる時期と、注入したヒアルロン酸が完全に消える時期は必ずしも同じではないという点です。
ヒアルロン酸が完全に吸収されるとは限らない

ヒアルロン酸は体内の酵素などによって徐々に分解されますが、架橋処理された製剤は分解されにくくなるように設計されています。
そのため、製剤の種類や注入部位、注入量などによっては、長期間残存することがあります。
以前は、ヒアルロン酸は一定期間でほぼ吸収されると説明されることが一般的でした。
しかし近年、画像検査によって、数年経過してもヒアルロン酸が確認される例が報告されています。
一方で、すべての方に長期残存が起こるわけではなく、どの程度残るかには個人差があります。
▶︎[ヒアルロン酸のデメリットや注意点について詳しく見る>]
MRI研究では2年以上経過したヒアルロン酸の残存が確認されている

2024年に発表された研究では、顔の中顔面にヒアルロン酸を注入した33人をMRIで評価しています。
その結果、最後の注入から2年以上経過した対象者全員でヒアルロン酸が確認され、一部ではさらに長期間の残存が報告されました。
ただし、この研究は対象者が33人と少なく、無症状の方とむくみを気にしていた方が含まれています。また、主に架橋ヒアルロン酸製剤を対象としたものであり、すべてのヒアルロン酸製剤や注入部位に結果を当てはめることはできません。
この研究からわかるのは、ヒアルロン酸の見た目の効果が弱くなった後も、製剤が残っている場合があるということです。
残存が確認されたからといって、必ずしも治療が必要なわけではありません。
参考文献:Master M, et al. Hyaluronic Acid Filler Longevity in the Mid-face: A Review of 33 Magnetic Resonance Imaging Studies. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2024;12:e5934. 論文を見る
▶︎[ヒアルロン酸注入後の不自然な仕上がりや失敗について見る>]
ほうれい線に注入したヒアルロン酸が消えない主な原因

ほうれい線に注入したヒアルロン酸が長く残る理由は、一つではありません。
製剤の性質や注入量、注入された位置などによって、残り方や見た目が異なります。
① 架橋ヒアルロン酸など、分解されにくい製剤が使われている
ヒアルロン酸には、架橋処理を施した製剤と、架橋処理を施していない製剤があります。
架橋とは、ヒアルロン酸の分子同士を結びつけ、分解されにくくするための加工です。
ほうれい線のくぼみを補うために使用されるヒアルロン酸製剤の多くは、一定期間ボリュームを維持できるように架橋処理されています。
製剤によって硬さや弾力、持続性は異なり、分解されるまでの期間にも差があります。
そのため、施術から数年経過しても、一部が残存している場合があります。
ただし、架橋ヒアルロン酸だから必ず長期間残るというわけではありません。
② 注入量が多い、または追加注入が繰り返されている

一度に多くのヒアルロン酸を注入した場合や、以前の製剤が残っている状態で追加注入を繰り返した場合には、局所的なボリュームが過剰になることがあります。
その結果、ほうれい線の周囲が不自然に膨らんだり、笑ったときに口元が重たく見えたりすることがあります。
特に、深いほうれい線を完全に消そうとして注入を繰り返す場合には注意が必要です。
ヒアルロン酸によって深い溝をある程度浅くできても、皮膚表面に刻まれた細かな線まで完全に消えるとは限りません。
その状態でさらに注入すると、ほうれい線そのものは残っているのに、周囲だけが膨らむことがあります。
③ 注入された位置や深さによって不自然に見える

ヒアルロン酸は、注入する層や位置によって見た目が変わります。
本来の目的に合わない位置や浅い層に製剤が存在すると、皮膚表面から膨らみが見えたり、触ったときに違和感が生じたりすることがあります。
特にほうれい線は、笑ったり話したりする際に大きく動く部位です。
真顔では目立たなくても、表情を動かしたときに製剤の膨らみが強調されることがあります。
また、時間の経過に伴って製剤の位置や周囲組織の状態が変化することもあるため、注入直後は自然だったのに、後から違和感が生じる場合もあります。
④ しこりや遅発性結節が生じている

ヒアルロン酸が長期間残っている場合、単純な製剤の残存ではなく、しこりや炎症が関係していることもあります。
注入から数週間〜数か月、あるいはそれ以上経過してから、しこりや腫れが現れる場合があります。
こうした状態は遅発性結節などと呼ばれ、免疫反応や感染など複数の要因が関与する可能性があります。
ただし、長期間残っているヒアルロン酸がすべて遅発性結節になるわけではありません。
また、触れるしこりがすべて炎症性の結節というわけでもありません。
原因によって必要な治療が異なるため、自己判断せず、状態を確認することが重要です。
非架橋ヒアルロン酸も体内に残るのか

「非架橋ヒアルロン酸なら、必ずすぐに吸収されるのでしょうか。」
肌質改善を目的とした注入治療を受けた方の中には、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃいます。
非架橋ヒアルロン酸は、一般に架橋ヒアルロン酸より分解されやすい製剤です。ただし、吸収までの期間は製剤や注入方法によって異なります。
架橋ヒアルロン酸と非架橋ヒアルロン酸の違い
| 比較項目 | 架橋ヒアルロン酸 | 非架橋ヒアルロン酸 |
|---|---|---|
| 主な目的 | くぼみ・ボリュームの補正 | 保水・肌質改善など |
| 分解されやすさ | 比較的分解されにくい | 一般に分解されやすい |
| ボリューム維持 | 比較的長期間維持しやすい | 持続的なボリューム補正には通常向かない |
| 長期残存 | 画像研究による報告がある | 長期残存について十分なデータがない |
架橋ヒアルロン酸は、くぼみを補うために一定の形状やボリュームを維持できるよう設計されています。
一方、非架橋ヒアルロン酸は、一般に保水や肌質改善などを目的として使用され、比較的速やかに分解される傾向があります。
ただし、実際の製剤にはさまざまな組成があり、製品名や注入目的だけで架橋・非架橋を判断できない場合もあります。
非架橋ヒアルロン酸は何日・何週間で吸収されるのか
非架橋ヒアルロン酸は一般に分解されやすいものの、すべての製剤について一律に吸収期間を示すことはできません。
2023年の小規模な超音波評価研究では、検討された非架橋ヒアルロン酸製剤が皮下で2〜3週間程度検出され、その後は確認されなくなったと報告されています。
ただし、これは特定の製剤と注入方法についての結果であり、すべての非架橋ヒアルロン酸が3週間で完全に消えることを証明するものではありません。
また、製剤そのものが分解された後も、肌の水分量や質感の変化がしばらく続く場合があります。
したがって、施術の効果が続いていることと、ヒアルロン酸製剤がそのまま残っていることは区別して考える必要があります。
参考文献:Clinical and Ultrasound Evaluation of Skin Quality After Subdermal Injection of Two Non-Crosslinked Hyaluronic Acid-Based Fillers. 2023. 論文を見る
非架橋ヒアルロン酸の長期残存はどこまでわかっているのか
非架橋ヒアルロン酸については、架橋ヒアルロン酸のように数年以上の残存を画像で追跡した研究が十分にあるわけではありません。
そのため、「非架橋ヒアルロン酸は絶対に残らない」とも、「何年も残る」とも一律には断定できません。
長期残存を心配している場合は、使用された製剤名、注入部位、注入時期を確認することが重要です。
特に、複数の製剤を過去に注入している場合には、現在の膨らみがどの製剤に由来するのか、診察だけでは判断が難しいこともあります。
必要に応じて超音波検査などを検討します。
ヒアルロン酸が残っている場合の症状とリスク

ヒアルロン酸が長期間残っていても、特に症状がない方もいます。
一方、残存する製剤や周囲組織の変化によって、見た目や感触に違和感が生じることがあります。
症状のない長期残存は必ずしも問題ではない
注入したヒアルロン酸が残っているというだけで、必ず治療が必要になるわけではありません。
痛みや腫れ、不自然な膨らみなどがなく、仕上がりにも問題がなければ、経過観察が選択肢となります。
ただし、今後追加注入を行う場合には、以前のヒアルロン酸が残っている可能性を考慮する必要があります。
特に同じ部位への繰り返し注入では、以前の製剤によるボリュームを評価した上で、必要量を判断することが大切です。
不自然な膨らみ・左右差・表情時の違和感

ほうれい線にヒアルロン酸が多く残っている場合や、製剤が適切でない位置に存在する場合には、口元が不自然に膨らんで見えることがあります。
特に笑ったときには、頬と口元の動きによって膨らみが強調される場合があります。
また、左右で注入量や残存状態が異なると、左右差が気になることもあります。
こうした状態では、単純に追加注入するのではなく、現在の製剤の位置や量を評価することが重要です。
硬いしこり・腫れ・痛みがある場合

注入部位に硬いしこりがある場合、単純にヒアルロン酸がまとまって残っていることもあれば、炎症性の結節などが関係していることもあります。
遅発性結節では、注入から時間が経ってから腫れやしこりが現れる場合があります。
その原因として、製剤に対する免疫反応や感染などが考えられていますが、実際には複数の要因が関与することもあります。
特に、赤み・熱感・痛み・急な腫れがある場合には、感染などを含めた医学的評価が必要です。
自己判断で強くマッサージしたり、別の注入製剤を重ねたりすることは避けてください。
参考文献:Baranska-Rybak W, et al. Late-Onset Reactions after Hyaluronic Acid Dermal Fillers: A Consensus Recommendation on Etiology, Prevention and Management. Dermatol Ther (Heidelb). 2024;14:1767-1785. 論文を見る
残ったヒアルロン酸は溶かすべきか

ヒアルロン酸が長期間残っていることがわかると、「すぐに溶かした方がいいのでは」と不安になる方もいらっしゃいます。
しかし、残っているヒアルロン酸をすべて溶かす必要があるわけではありません。
対応は、症状の有無や残存している製剤の状態、今後希望する治療などによって異なります。
症状がなければ経過観察も選択肢になる
見た目に問題がなく、痛みや腫れなどの症状もなければ、必ずしも溶解処置は必要ありません。
長期残存していることだけを理由に溶解するのではなく、今後の治療予定も含めて判断します。
一方、残存するヒアルロン酸によって不自然な膨らみが生じている場合には、溶解処置を検討することがあります。
不自然な膨らみにはヒアルロニダーゼが選択肢になる

ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解する酵素です。
ヒアルロン酸による膨らみや、炎症を伴わない結節などでは、ヒアルロニダーゼによる溶解が選択肢となります。
ただし、製剤の種類や残存状態によっては、一度の処置で十分に改善しない場合があります。
また、溶解処置には腫れや内出血、アレルギー反応などのリスクがあり、必ず元の状態に戻せるわけではありません。
炎症や感染が疑われる場合は原因に応じた治療が必要

しこりに赤みや痛み、熱感などを伴う場合には、単純なヒアルロン酸の残存ではなく、炎症や感染が関係している可能性があります。
このような場合、ヒアルロニダーゼを注入するだけでは適切な対応にならないことがあります。
感染が疑われる場合には、必要に応じて検査や抗菌薬などの治療を検討します。
炎症性の反応が主体の場合にも、状態に応じた対応が必要です。
原因を十分に確認せずに溶解処置を行うのではなく、まず診断することが重要です。
参考文献:Baranska-Rybak W, et al. Late-Onset Reactions after Hyaluronic Acid Dermal Fillers: A Consensus Recommendation on Etiology, Prevention and Management. Dermatol Ther (Heidelb). 2024;14:1767-1785. 論文を見る
しこりの上からヒアルロン酸を追加することには注意が必要

しこりや膨らみがある状態で、さらにヒアルロン酸を追加して形を整えようとすると、かえって不自然さが強くなる場合があります。
特に、以前の製剤が残っていることに気づかず、ほうれい線がまだ深いからと追加注入を繰り返すことには注意が必要です。
追加注入を検討する前に、現在の膨らみが何によるものなのかを確認することをおすすめします。
ヒアルロン酸溶解後のほうれい線治療

ヒアルロン酸を溶解すると、それまで製剤によって補われていたくぼみが再び目立つことがあります。
また、もともと皮膚に溝や折れ癖が形成されている場合には、ヒアルロン酸を溶かしても、それらが自然に改善するわけではありません。
そのため、溶解後にどのような治療が必要になるかは、ほうれい線の状態によって異なります。
溶解後に残った溝や折れ癖を確認する
ヒアルロン酸を溶かした後は、皮膚の状態が落ち着いてから、ほうれい線を改めて評価します。
このとき重要なのは、骨格的なくぼみと、皮膚そのものに形成された溝や折れ癖を区別することです。
当院では、表情の動きによって皮膚表面に刻まれた線を「折れ癖」と呼んでいます。
ヒアルロン酸によってくぼみを補っても、この折れ癖が残ることがあります。
また、溶解後に骨格的なくぼみが主体であると判断される場合には、ボリューム補正を目的とした治療が適していることもあります。
皮膚の溝・折れ癖にはグロースファクターという選択肢
当院では、ほうれい線の皮膚そのものに形成された溝や折れ癖に対して、グロースファクター治療を行っています。
グロースファクターは、ヒアルロン酸のようにジェル状の製剤でくぼみを直接埋めるのではなく、成長因子の働きを利用して、皮膚のコラーゲン産生などを促すことを目的とした治療です。
当院では、基本的に1回の治療で自然な改善を目指しています。効果は施術直後に完成するものではなく、一般的に1〜6か月ほどかけて徐々に現れると説明しています。
ただし、効果には個人差があり、過剰な組織増生による膨らみやしこりなどのリスクもあるため、投与量や施術部位の判断が重要です。
なお、グロースファクターはヒアルロン酸によるしこりや炎症を治療するものではありません。
当院では、ほうれい線にヒアルロン酸が注入されている場合、原則として事前に溶解した上で、グロースファクター治療の適応を判断しています。
▶︎[グロースファクターによるほうれい線治療を詳しく見る>]
ヒアルロン酸を溶解した後もほうれい線が気になる場合には、皮膚の溝や折れ癖が残っている可能性があります。当院では、現在の状態に応じてグロースファクター治療の適応をご説明しています。
当院の対応と症例紹介
当院には、以前にヒアルロン酸注入を受けたものの、ほうれい線の改善が十分ではなかった方や、注入後の仕上がりに違和感を感じている方からのご相談もあります。
その際には、まず注入歴や現在の状態を確認し、ヒアルロン酸の残存や不自然な膨らみがある場合には、必要な対応を検討します。
その後、皮膚の溝や折れ癖が残っている場合には、グロースファクター治療が選択肢となることがあります。
ただし、すべての方に溶解やグロースファクター治療が必要になるわけではありません。
また、掲載している症例写真はグロースファクター治療の経過を紹介するものであり、ヒアルロン酸溶解の効果そのものを示すものではありません。
当院では、ほうれい線治療2万件以上の経験を踏まえ、過剰な注入を避け、自然な仕上がりを重視しています。
▶︎[当院のグロースファクター治療の特徴を見る>]
▶︎[院長の経歴と治療方針を見る>]
よくある質問

ヒアルロン酸は10年経っても残ることがありますか
あります。架橋ヒアルロン酸では、注入から長期間経過した後も画像検査で残存が確認された報告があります。
ただし、すべての方で10年以上残るわけではなく、製剤の種類や注入部位などによって異なります。
非架橋ヒアルロン酸も何年も残るのでしょうか
非架橋ヒアルロン酸は、一般に架橋ヒアルロン酸より分解されやすい製剤です。
現時点では、非架橋ヒアルロン酸が何年も残ると一般化できるだけの十分なデータはありません。
また、架橋ヒアルロン酸の長期残存を示したMRI研究を、そのまま非架橋ヒアルロン酸に当てはめることはできません。
ヒアルロン酸が残っていると、必ずしこりになりますか
いいえ。ヒアルロン酸が長期間残っていても、特に症状がない場合があります。
長期残存と遅発性結節は別の現象です。
ただし、硬いしこりや腫れ、痛みなどがある場合には、原因を確認する必要があります。
残っているヒアルロン酸はすべて溶かした方がいいですか
必ずしも溶かす必要はありません。
症状がなく、見た目にも問題がなければ、経過観察が選択肢となります。
一方、不自然な膨らみやしこりなどがある場合には、状態に応じて溶解などの処置を検討します。
ヒアルロン酸のしこりは自然に消えることがありますか
原因によって異なります。
製剤の残存による膨らみと、炎症を伴う遅発性結節では経過や治療方法が異なります。
特に赤みや痛み、熱感などがある場合には、自己判断で放置せず、医療機関での評価を受けてください。
▶︎[ヒアルロン酸のしこり・遅発性結節について詳しく見る>]
ヒアルロン酸を溶かした後にグロースファクター治療を受けられますか
当院では、ヒアルロン酸を溶解した後、皮膚の状態が落ち着いていることを確認した上で、グロースファクター治療の適応を判断しています。
ただし、しこりや炎症などのトラブルがある場合には、まずその原因に対する治療が優先されます。
また、溶解後のほうれい線の状態によっては、グロースファクター以外の治療が適している場合もあります。
まとめ|ヒアルロン酸が消えない場合は、残存とトラブルを区別することが重要

ほうれい線に注入したヒアルロン酸は、数年経っても体内に残っている場合があります。
ただし、ヒアルロン酸が長期間残っていること自体が、必ずしも異常というわけではありません。
重要なのは、単純に製剤が残っているだけなのか、不自然な膨らみやしこり、炎症などの問題が生じているのかを区別することです。
症状のない残存ヒアルロン酸は、必ずしも溶解する必要はありません。一方、膨らみやしこりが気になる場合には、原因に応じてヒアルロニダーゼなどの治療を検討します。
また、非架橋ヒアルロン酸は一般に分解されやすいものの、吸収期間は製剤や注入方法によって異なります。
そして、ヒアルロン酸を溶解した後もほうれい線の溝や折れ癖が残っている場合には、皮膚そのものにアプローチする治療が選択肢となることがあります。
「ヒアルロン酸が消えない」と感じたときには、安易に追加注入や溶解を繰り返すのではなく、まず現在の状態を正しく確認することが大切です。
東京リンクルクリニックでは、ほうれい線のヒアルロン酸注入歴がある方からのご相談も承っています。溶解後のほうれい線治療や、グロースファクター治療の適応についてもご相談ください。










