

著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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今回は、当院でほうれい線のヒアルロン酸注入を行った60代後半女性の症例をご紹介します。
施術前
3年ほど前に一度、他院でほうれい線へのヒアルロン酸注入を受けられたそうで、その際は一時的に良好な結果が得られたものの、1年ほどで効果がなくなってしまったとのことです。
今回当院にて治療を行うにあたり、再度ヒアルロン酸注入か、あるいはグロースファクターかでとても迷われていました。
しかし、グロースファクターをご希望される場合には事前にヒアルロン酸の溶解が必要になること、さらに目前に控えた大切なイベントまでに仕上げたいというご希望もあり、最終的に即効性のあるヒアルロン酸注入を選択されました。
▶︎【ほうれい線のヒアルロン酸注入の詳細をみる>】
▶︎【ヒアルロン酸とグロースファクターの違いをみる>】
特に右側(向かって左)のほうれい線を気にされており、鼻翼基部が深く、上半分のラインが目立っていました。
この方の場合、鼻翼基部を含めほうれい線全体の印象を浅く目立たなく改善するには、ボリューマ2cc程度が適応量と考えられますが、「やり過ぎ感のマイルドな変化」をご希望でしたので、今回は1ccで施術を行いました。
施術直後
腫れはほとんど目立たず、施術直後から効果を得られることが、ヒアルロン酸注入の最大のメリットです。
以下で変化を比較してみましょう。
施術前と施術直後の比較
右側の鼻翼基部をメインに左右バランス良く注入しました。
ラインが「消える」まではいかずとも、短く浅く目立ちにくくなっています。
もう少し注入したい…
この「腹八分目感」がナチュラルな仕上がりを目指すには大事なポイントでもあります。
1ヶ月後
一ヶ月経つとさらに馴染みます。以下で施術前と比較してみましょう。
施術前と1ヶ月後の比較
無表情時
ヒアルロン酸は注入後、数日間で皮膚内の水分を引き寄せてやや膨張する性質があるため、施術直後からわずかに見え方が変化する場合があります。
また、注入後は数日〜数週間ほど軽度のむくみが続くこともあるため、即効性がある治療ではありますが、最終的な仕上がりが確認できるのはおよそ1か月後とお考えいただくのが適切です。
笑ったとき
製剤の選択や注入量、そして注入技術を適切に行えば、笑ったときにも表情の違和感や不自然な膨らみはほとんど生じず、自然な仕上がりを実現できます。
この度はご来院とモニターのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
施術名
ほうれい線のヒアルロン酸注入(アラガン社ジュビダームビスタ ボリューマ1cc)
施術内容
注射によりほうれい線の溝や凹みのボリュームを補い、しわを浅く目立たなく改善します。
料金
ほうれい線 ボリューマ1本(1cc) 99,000円(税込・麻酔代込)
リスク・副作用
腫れ・内出血・左右差・違和感・血流障害・感染・遅発性結節など(リスクの詳細をみる>)
当院は、ほうれい線治療専門のクリニックとして、患者さま一人ひとりに最適なご提案をおこなっております。
ご来院が難しい場合でも、メールでの無料カウンセリングを受け付けております。
お顔のお写真をお送りいただければ、より具体的なアドバイスや治療のご提案が可能です。
ほうれい線にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。