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ほうれい線は注射で改善できる!専門医が教える効果・種類・選び方

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「最近、笑ったあとにほうれい線のしわが残る気がする…」

「保湿してもマッサージしても全然良くならない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

実は、年齢とともに目立つほうれい線の原因は、乾燥や肌表面のゆるみだけではありません。

深くなるほうれい線の多くは、肌の奥深く――真皮層のコラーゲンが減少し、膚自体が薄く弱くなってしまうことに起因しているのです。

こうした“構造的な老化”に対して、表面を潤すスキンケアやマッサージなどのセルフケアだけでは根本的な改善が難しいのが現実です。

だからこそ、皮膚の深部に直接アプローチできる注射治療が有効。

ヒアルロン酸で物理的に溝を埋めたり、グロースファクターでコラーゲンの再生を促したりすることで、構造そのものから肌を立て直すことができるのです。

この記事では、そんな注射治療の種類や特徴を、美容皮膚科医の専門的な視点でわかりやすく解説していきます。

「本当に効果があるのはどれ?」「自分に合う治療は?」と気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ注射はほうれい線治療に効果的なのか?その医学的な理由とは

ほうれい線が目立つ大きな原因は、真皮内のコラーゲンの減少と皮膚の菲薄化にあります。

特にほうれい線周囲の皮膚はよく動く部位であるため、加齢や表情の影響でコラーゲンが失われやすく、皮膚が薄く折れ曲がりやすくなります。

こうした変化には、ヒアルロン酸やグロースファクターのように、皮膚の深部に直接アプローチできる注射治療が最も有効です。

ヒアルロン酸は即効的に溝を埋め、グロースファクターはコラーゲン産生を促進して肌そのものの再生をはかります。

このように注射は、皮膚の失われた構造を補う治療法として、ほうれい線の改善に最適な選択肢です。

ほうれい線に効果的な注射治療の種類|ヒアルロン酸・グロースファクター・ボトックスの特徴

ほうれい線に対する注射治療には、主に「ヒアルロン酸」「グロースファクター」「ボトックス」の3種類があります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、透明のジェル状の製剤をほうれい線の凹みや溝に直接注入することで、皮膚を深部からボリュームアップさせ深いしわを物理的に埋める治療法です。

また、ほうれい線そのものではなく、頬骨上の適切な位置に杭を打つように注入することで頬全体をリフトアップさせ、間接的にほうれい線を目立たなくさせる注入法もあります。

ほうれい線のヒアルロン酸注入の詳細をみる>

ヒアルロン酸によるリフトアップ方法をみる>

グロースファクター

グロースファクターは皮膚の再生を促す液体製剤をほうれい線に注入することで、皮膚内部のコラーゲン産生が促進しハリや弾力が向上して、ほうれい線が自然に目立たなくなる治療法です。

製剤自体のボリュームではなく、自己組織が再生することで効果が得られるため、ほうれい線の根本的な改善と老化の予防につながります。

グロースファクター治療の総まとめをみる>

ほうれい線に特化したグロースファクター治療をみる>

ボトックス

ボトックスは表情筋の過剰な動きを抑えることで、笑ったときや口元を動かしたりするときにほうれい線が深く目立つのを和らげる効果があります。

ただし無表情のときに出ているほうれい線を改善する効果はありません。

ボトックス治療の総まとめをみる>

ほうれい線のボトックス治療の詳細をみる>

ほうれい線注射の効果・持続期間・リスクを徹底比較

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は即効性に優れ、施術直後から明確な効果が得られ、デザインの微調整も効きやすい利点があります。

一方で、効果の持続は数ヶ月〜2年程度と限定的であり、ほうれい線の場合はよく動く部分でもあるためヒアルロン酸が吸収されやすく1年に1回ほどの定期的な施術が必要になります。

また、ジェル状の製剤であることから血管塞栓のリスクがあるため注意が必要です。

ヒアルロン酸注入のリスクや副作用をみる>

ほうれい線のヒアルロン酸注入のデメリットをみる>

グロースファクター

グロースファクター治療は注入後から効果の実感まで1〜3ヶ月を要するものの、皮膚そのものを再生するため1回の施術で数年以上と長期的な改善が期待できます。

液体製剤であることから血流障害のリスクはなく安全性にも特に優れた治療法ですが、医療機関や施術者によって製剤や注入方法が大きく異なるため、クリニックの選定が非常に重要な要素となります。

グロースファクターとヒアルロン酸の違いをみる>

グロースファクター治療のリスクや副作用をみる>

ボトックス

ボトックス注射は表情を動かしたときにほうれい線が深く入ることを軽減できますが、真顔の状態ですでに目立っているほうれい線に対しては改善は期待できないため、他の2つの注射と比べ適応が限られる治療法です。

また、表情筋の動きが制限されるため、多少なりとも表情の違和感や笑いにくさを感じる可能性があります。

注射後約1週間で効果を実感でき約3〜4か月の持続効果であるため定期的な施術が必要です。

ボトックス治療のリスクや副作用をみる>

笑ったときのほうれい線のボトックス以外の治療法をみる>

注射と他のほうれい線治療(糸リフト・HIFU・セルフケア)の違いとは?

注射治療以外にも、糸リフトフェイスリフトといったリフトアップ施術、ハイフ(HIFU)や高周波(RF)といった機械治療、もしくはセルフケアなどさまざまな選択肢がありますが、これらには限界もあります。

糸リフトやフェイスリフトのリフトアップ施術

糸リフトやフェイスリフトは、頬のたるみが主因でほうれい線が目立つケースに対しては有効です。

ただし、ほうれい線の溝や凹みそのものを改善する作用はなく、特に糸リフトは後戻りしやすいのが難点です。

そのためリフトアップ施術は「ほうれい線の改善」を目的とする場合に関しては、注射治療と併用することでより効果的な結果につながることが多いです。

リフトアップ施術だけでほうれい線が改善しない理由をみる>

ほうれい線の糸リフトの限界を知る>

頬のたるみとほうれい線の関係性をみる>

ハイフや高周波などの機械治療

ハイフや高周波などの機器による治療は、ほうれい線の予防的ケアや軽度の頬のたるみに対しては有効ですが、すでに目立っているほうれい線の改善には限界があります。

これらも注射と組み合わせることで、より目的とする効果が得やすくなります。

ほうれい線に効果的な機械治療をチェックする>

ハイフ(HIFU)の詳細をみる>

スキンケアやマッサージ

保湿やマッサージ、表情筋トレーニングなどのセルフケアは、肌の健康維持や老化の予防には不可欠ですが、構造的にできてしまったほうれい線を改善するような効果は期待できません。

適応に応じて美容医療との併用も選択肢に入れることで、より確実なアプローチが可能になります。

ほうれい線におすすめのセルフケアをチェックする>

ほうれい線をなんとしたい!と思ったときの秘策をみる>

まとめ|ほうれい線の改善に最適なのは注射治療

ほうれい線の主な原因として、コラーゲンの減少による皮膚の菲薄化という構造的な老化変化が深く関わっています。

ヒアルロン酸グロースファクターなどの注射治療は、そうした変化に直接アプローチできる数少ない方法です。

たるみが強い場合や、表情筋の影響が大きい場合は他の治療法との併用も検討しながら、自分に合った最適なアプローチを選ぶことが、ほうれい線改善への近道となります。

当院はほうれい線治療を専門におこなっており、メールでの無料カウンセリングも受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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