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糸リフトは意味ない?すぐ戻る?金ドブと言われる理由を医師が解説

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「糸リフトを受けようと思っていたのに、『意味がない』『すぐ戻る』『金ドブだった』という口コミを見て不安になった」

そのような方も多いのではないでしょうか。

糸リフトは切らずにリフトアップできる治療として人気がありますが、一方で否定的な口コミも少なくありません。

高額な治療だからこそ、「本当に効果があるのか?」「受けて後悔しないのか?」と悩むのは当然です。

しかし実際には、糸リフトが意味ないと言われる理由の多くは、治療そのものに問題があるというよりも、「期待していた効果」と「実際に得られる効果」のズレにあります。

糸リフトは万能な若返り治療ではありませんが、適応が合えば十分に意味のある治療です。

この記事では、ほうれい線治療を専門とするクリニックの院長である私が、糸リフトが意味ないと言われる理由や実際の持続期間、向いている人・向いていない人について、美容医療の現場での経験をもとに詳しく解説します。

糸リフトは意味ない?まず結論から

結論からいうと、糸リフトは「過大評価されやすい治療」です。

もちろん、「全く受ける価値のない治療」なわけではありません。

ただし、「ほうれい線が消える」「顔が小さくなる」「数年単位で引き上がった状態が続く」

などと期待して受けると、満足できない可能性があります。

美容医療の現場での経験上、実際の引き上がりの実感は3か月程度で薄れてくることが少なくありません。

そのため、施術直後の状態を維持するには半年から1年ごとの継続治療が必要になります。

一方で、糸リフトを繰り返すことで皮膚のハリが改善し、以前よりたるみにくくなることがあります。

つまり、「リフトアップ効果は短期間で戻る」

しかし、「たるみ予防効果は積み重なる」

これが糸リフトの実態です。

糸リフトは劇的な若返り治療ではありませんが、軽度のたるみ改善や将来的なたるみ予防には意味のある治療と言えるでしょう。

▶︎[糸リフトでほうれい線は改善しない理由をみる>

糸リフトが意味ないと言われる5つの理由

①効果が永久的ではないから

糸リフトが意味ないと言われる最大の理由は、効果が永久的ではないことです。

糸リフトは皮下組織を糸で引き上げるだけの治療であり、外科的なフェイスリフトのように余った皮膚を切除する治療ではありません。

そのため、施術直後は変化を感じても、時間の経過とともに少しずつ元の状態に戻っていきます。

「一度受ければ長期間維持できる」と期待していた方ほど、意味がなかったと感じやすくなります。

②費用対効果が悪くなりやすいから

糸リフトは、糸の種類や本数によって費用が大きく変わるため、価格が不透明になりやすい治療です。

ホームページには「糸1本〇万円」と記載されていても、実際には複数本必要になることが多く、最終的な費用はカウンセリングを受けるまで分からないケースも少なくありません。

また、「本数を増やした方が効果が出る」「こちらの糸の方が持続期間が長い」「ハイフや脂肪吸引も併用した方がよい」

といった提案により、当初の想定より高額になることもあります。

さらに、数十万円かけて施術を受けても、数か月後には戻ったように感じれば、多くの方は費用対効果が悪かったと感じるでしょう。

実際には「効果がなかった」のではなく、「支払った費用に見合わなかった」という意味で、「糸リフトは意味ない」と評価されることも少なくありません。

③小顔効果に限界があるから

糸リフトには小顔効果を期待する方も多いですが、実際には顔の大きさそのものを大きく変える治療ではありません。

顔が大きく見える原因が脂肪である場合、糸で引き上げても脂肪の量は変わらないためです。

そのため、輪郭が多少すっきり見えることはあっても、劇的な小顔効果を感じることは少なくなります。

特に脂肪量が多い方では、糸による引き上げよりも脂肪の重みが勝ってしまい、戻りを感じやすくなります。

④ほうれい線は思ったほど改善しないから

ほうれい線の改善を目的に糸リフトを受ける方は非常に多いですが、期待ほど変化を感じないケースも少なくありません。

ほうれい線は単なるたるみではなく、骨格や脂肪の変化、皮膚のハリの低下、表情筋の動作など複数の要因によって形成されています。

そのため、単に頬を引き上げても、皮膚に刻まれたほうれい線の溝そのものが大きく改善するとは限りません。

▶︎[糸リフトでほうれい線は改善しない理由をみる>

⑤重度のたるみには限界があるから

糸リフトは軽度から中等度のたるみには効果を発揮しやすい治療です。

しかし、余った皮膚が多い場合や重度のたるみがある場合には改善にも限界があります。

たるみが強く進行している場合は、フェイスリフトのような外科的治療の方が適していることもあります。

頬の脂肪が多い人は糸リフトで逆に顔が大きく見えることもある

糸リフトには小顔効果を期待する方が多いですが、頬の脂肪量が多い方では注意が必要です。

糸リフトは脂肪を減らす治療ではなく、脂肪を引き上げる治療です。

そのため、強く引き上げると頬下部の脂肪が上方へ移動し、頬上部やこめかみ付近のボリュームが増したように見えることがあります。

その結果、

「フェイスラインはすっきりしたのに顔が大きく見える」
「顔の横幅が広がった気がする」
「以前より丸顔に見える」「なぜか太って見える」

と感じるケースもあります。

実際に脂肪が増えたわけではありませんが、脂肪の位置が変わることで顔全体のバランスが変化して見えている状態です。

そのため、脂肪量が多い方では無理に強く引き上げるよりも、自然な範囲でリフトアップしたり、脂肪吸引を併用したりした方が満足度が高くなることがあります。

場合によっては、ハイフや高周波治療など別の治療が適していることもあります。

糸リフトを検討する際は、たるみだけでなく脂肪量や骨格とのバランスも考慮することが大切です。

糸リフトが向いている部位と向いていない部位

糸リフトは顔全体に万能に効く治療ではありません。

比較的効果を実感しやすいのはフェイスラインです。

軽度のたるみによって輪郭がぼやけてきた方では、糸による引き上げでフェイスラインがすっきり見えることがあります。

一方で、中顔面ではフェイスラインほど期待した効果がでにくい傾向があります。

そのため、悩みの部位によっては他の治療を組み合わせた方が良いケースもあります。

糸リフトを繰り返すと意味が出てくる理由

糸リフトの価値は単純な引き上げだけではありません。

糸を挿入した周囲ではコラーゲン増生が起こるとされており、皮膚のハリや弾力の改善につながることがあります。

もちろん一回で大きな変化が起きるわけではありません。

しかし、何度か継続して治療を受けることで、皮膚の内部にコラーゲンの土台が形成され、最初に受けた頃より戻りにくくなるケースがあります。

つまり、施術直後の引き上がり効果は徐々に薄れても、皮膚の状態そのものは改善が積み重なっていく可能性があります。

この意味では、糸リフトは「たるみ予防」という観点では一定の価値がある治療と言えるでしょう。

糸リフトだけでほうれい線を改善するのは難しい理由

ほうれい線専門の診療を行っていると、糸リフト後の患者様を拝見する機会も少なくありません。

その中で感じるのは、ほうれい線と糸リフトの相性には限界があるということです。

ほうれい線は皮膚そのものにできた溝、すなわ凹みの問題です。

一方で、糸リフトはたるみ、すなわち凸となる部分を引き上げる治療です。

つまり、そもそもアプローチしている対象が異なります。

さらに、ほうれい線が存在する中顔面は立体的な曲面構造になっているため、フェイスラインのように引き上げ効果が安定しやすい部位ではありません。

そのため、施術直後は改善して見えても、数ヶ月も経つと元の状態に戻ってしまうことがほとんどです。

また、皮膚に刻まれた折れ癖や深い溝は糸リフトでは改善できません。

ほうれい線を改善したい場合は、ヒアルロン酸やグロースファクターなどの注入治療を併用した方が良いケースが多くあります。

▶︎[ほうれい線の正しい治療法をみる>
▶︎[ほうれい線のヒアルロン酸注入の詳細をみる>
▶︎[グロースファクター治療の詳細をみる>

口横のポニョ(ジョールファット)に糸リフトは有効?

口の横にできる「ポニョ」を改善したいという相談は多くあります。

この部分はジョールファットと呼ばれる脂肪組織が関与しています。

ジョールファットは非常に柔らかい脂肪です。

そのため、無理に糸で引き上げようとすると、ひきつれや凹凸が生じることがあります。

また、時間の経過とともに再び下垂して元に戻りやすい部位でもあります。

そのため、ジョールファットに対しては糸リフトだけで改善しようとするよりも、ハイフや高周波治療、ショッピングリフトなどで直接組織のタイトニングを行う方が自然で長期的な結果につながることもあります。

治療法は一つではなく、部位によって適したアプローチが異なることを理解しておくことが大切です。

まとめ|糸リフトは意味ない治療ではないが過大評価は禁物

糸リフトは全く意味のない治療ではありません。

実際に軽度のたるみの改善やフェイスラインの引き締め、将来的なたるみ予防には一定の効果があります。

しかし、引き上がりの実感は長期的に続くものではなく、実際には数か月で戻りを感じるケースも少なくありません。

また、ほうれい線やジョールファットなど、部位によっては糸リフトだけでは十分な改善が得られないこともあります。

大切なのは、「糸リフトですべて解決しよう」と考えないことです。

フェイスラインには糸リフト、ほうれい線には注入治療、ジョールファットにはタイトニング治療というように、それぞれの悩みに適した治療を組み合わせることで、より自然で満足度の高い結果につながります。

糸リフトは万能ではありませんが、適切な目的で選べば十分に意味のある治療と言えるでしょう。

当院はほうれい線治療を専門に行っており、メールでの無料カウンセリングも実施しております。

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