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ほうれい線が“絶対消える”?ほぼ完全に消すための3つの手順を解説

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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鏡に映る自分の顔を見たとき、ふと口元にうっすらと現れる影が気になる。
「昨日より深くなった気がする」「このまま進行していったらどうなるんだろう」
──そんな不安に胸を締めつけられる瞬間はありませんか。

写真に写る横顔、マスクを外したときにふと感じる視線、笑ったときに残るしわ。
本当は思い切り笑いたいのに、ほうれい線があるだけで実年齢より上に見えてしまう…。
その悩みは、あなたの自信までも奪ってしまいます。

「ほうれい線を絶対に消したい」
そう願って検索したあなたは、これまでに高価な化粧品やマッサージ、美顔器などを試してきたかもしれません。
しかし、思うような変化を感じられず、「何をしてもダメなのでは」と諦めかけていないでしょうか。

結論から言います。
医学的に“完全に100%消し去る”のは難しいですが、“ほとんど気にならない状態”まで改善することは十分可能です。

そしてその方法は、
「①溝を埋める → ②たるみを引き上げ・引き締める → ③肌質や色調を整える」
この3ステップを順番に行うことで、あなたの口元は若々しく変わります。

この記事では、専門医としての経験に基づき、ほうれい線を“ほとんど消す”ための最短ルートを、実際の症例や具体的な治療法とともにわかりやすく解説します。

ほうれい線を“絶対に消したい”と本気で願う方のための3ステップ

まずは、ほうれい線をできる限り消すための手順の簡単に整理しましょう。

  1. 溝(凹み)を埋める
     最も目立つ「溝そのもの」を浅くフラットに近づける。

  2. たるみ(凸の部分)を引き上げ・引き締める
     頬の下垂や厚みによる影の目立ちを軽減させる。

  3. 肌質や色調を均一に整える
     毛穴・小じわ、シミ・くすみを改善することで、肌の表面が視覚的に滑らかに見えるようにする。

この手順を徹底することで、効果は最大化され、ほうれい線の存在感をほとんど消すことが可能です。

実際の症例|当院の治療で“ほとんど消えた”ケース

「本当にそんなにうまく消えるの?」──そんな疑問を持つ方に、実際の症例をご紹介します。

症例1:40代女性(でき始めの浅いほうれい線)

免許証の写真を撮った際にほうれい線が目立っていてショックを受けたとのことで治療を決意。
当院の治療により、数ヶ月でうっすらと現れていたラインがほぼ消え、一気に口元が若く垢抜けました。
ご本人からも「肌にハリが出て気にならなくなった」との声をいただきました。

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症例2:40代男性(左右差が目立つほうれい線)

写真でも片側だけ深く刻まれて「老け顔に見える」との悩み。
両側のバランスを整えるように施術したところ、左右差が解消し両側のほうれい線共にほとんど消えました。
口元から余分なラインが消えることで、肌も綺麗に見えたりお顔の全体の印象も明るく向上します。

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症例3:50代女性(折れ癖を伴うほうれい線)

40代を過ぎてから、朝起きるとほうれい線に寝跡がつくようになり、次第にそれが定着してしまったとおっしゃる方。
治療により、早くも一か月後には溝がほとんど消え、若々しい印象へと改善しています。
ただし、ほうれい線の表面に刻まれた「折れ癖」は、すでに肌の表層が壊れてしまっている状態のため、完全に消えない場合もありあます。

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症例からもわかるように、“完全にゼロ”にはできなくても、日常で気にならないレベルまでの改善は十分可能です。

セルフケアでできること・できないことの線引き

ほうれい線が気になったとき、多くの人が最初に取り入れるのが「化粧品」「マッサージ」「美顔器」などのセルフケアです。
確かに取り入れやすく、肌の状態を一時的に整える助けにはなります。

ただし、ここで大切なのは セルフケアはあくまでも「予防」や「進行を遅らせる」ための手段 であり、「現状の改善」や「できる限り消す」ことには決してつながらないという点です。

セルフケアでできること

  • 保湿や美白化粧品
     乾燥や紫外線は肌の弾力を失わせる大きな原因です。ヒアルロン酸やナイアシンアミド入りの化粧品は、肌を潤わせキメを整え、光の反射を均一に近づけることによって表面的にほうれい線を目立ちにくくします。
  • マッサージや表情筋トレーニング
     血行を促進し、顔のこわばりをほぐす効果があります。むくみが軽減されることで、一時的ですが口元の影が薄れることもあります。
  • 家庭用美顔器(RF・EMSなど)
     肌を温めたり軽く刺激することで血流や代謝を高め、ハリ感を一時的に得られることがあります。

つまりセルフケアは、「見た目を一時的に整える」「老化のスピードを少し遅らせる」という意味では有効です。

セルフケアではできないこと

  • たるみの根本改善
     ほうれい線の大きな原因は、真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少、皮下脂肪の下垂、骨格の変化といった肌内部の構造変化です。化粧品やマッサージではこの深い部分にアプローチできません。
  • すでに現れている溝を浅くする
     ほうれい線は皮膚が折れ曲がり沈み込むことによってできた構造的な溝です。外側からのケアで押し戻すことは不可能です。
  • 肌質そのものの改善
     表面的な保湿やメイクでは一時的に見え方をごまかせても、毛穴の開きや小じわまではカバーできません。

そのため、いくらセルフケアを続けても「溝そのものが浅くなる」ことはないのです。
実際に、多くの方が「高価な美容液や美顔器を続けてみたけれど、結局大きな変化はなかった」と感じるのはこのためです。

セルフケアの正しい位置づけ

ただし、誤解しないでいただきたいのは、セルフケアが無意味というわけではないことです。
日焼け止めや保湿をしっかり続けている人は、同年代と比べて肌のハリを長く保てており、ほうれい線の目立ち方も軽度で済むケースが多く見られます。

つまりセルフケアは「将来に向けた予防投資」として大切ですが、「今あるほうれい線を浅くする」ためには美容医療の力が欠かせないのです。

美容医療で“できる限り消す”ための具体的な3ステップ

ここからは、先ほど紹介した3ステップを一つずつ深掘りし、実際にどんな治療法があるのかを解説していきます。

ステップ【1】まずは「溝」を埋める

ほうれい線改善の最優先課題は、最も目立つ「溝そのもの」を浅くすることです。

ヒアルロン酸注入

透明なジェル状の製剤を注入して、溝を深部から膨らませ目立たなくします。即効性が最大の魅力ですが、半年〜1年で再注入が必要になります。

▶︎【ほうれい線のヒアルロン酸注入の詳細をみる>】

グロースファクター治療

成長因子の働きで真皮にコラーゲンを増やし、皮膚そのものを再生させます。時間をかけてじわじわと改善し、1回の施術で数年〜10年以上の持続が期待できる治療です。

▶︎【ほうれい線に特化したグロースファクター治療をみる>】

脂肪注入

自分の脂肪を採取して溝に注入します。脂肪が定着すれば長期的な効果が期待できますが、ほうれい線部分は定着率が低いため、複数回の施術が必要になります。

▶︎【ほうれい線の脂肪注入の詳細をみる>】

ステップ【2】余分な「たるみ」を引き上げる・引き締める

次に、頬の厚みや下垂(たるみ)によってできる影を薄く軽減させることで、さらに若々しい印象へと近づきます。

糸リフト(スレッドリフト)

特殊な糸で頬を引き上げ、口元の影を軽減させます。ダウンタイムが少なく比較的手軽に受けられますが、ほうれい線部分は戻りやすく、効果の持続も数ヶ月〜半年であることがほとんどです。

▶︎【ほうれい線の糸リフトの詳細をみる>】

外科的フェイスリフト

たるみを根本から引き上げる方法。大きな改善効果がありますが、侵襲性やダウンタイムが長い点には注意が必要です。

▶︎【フェイスリフトに併用すべきほうれい線治療をみる>】

ハイフ(HIFU)

超音波でSMAS筋膜を引き締め、軽度のたるみを引き締めます。半年に1回ほどの定期的な施術が必要です。

▶︎【ハイフだけでほうれい線が消えない理由をみる>】

高周波治療(RF)

熱エネルギーを照射しコラーゲン生成を促進。予防的に続けることで、老化の進行を緩やかにします。

▶︎【ほうれい線に効く機械治療のまとめをみる>】

ステップ【3】 肌の凹凸や色むらを整え「滑らか」に見せる

仕上げとして大切なのが、ほうれい線周りの肌質や色調を整えることです。

実は意外と知られていませんが、毛穴や小じわによる凹凸、シミ・くすみ・赤みといった色むらは、光の当たり方によってほうれい線を実際以上に濃く見せてしまいます。
特に暗めの環境では凹凸や色むらのコントラストが強調され、しわやへこみのように見えることもあります

▶︎【電車の窓や暗い場所でほうれい線が目立つ理由をみる】

こうした「質感」や「色調」を治療によって改善することで、ほうれい線はさらに目立ちにくくなり、全体の若返り効果が高まります。

トーニング・IPL・ピーリング

シミやくすみを改善し、肌の透明感を引き出します。光の反射が均一になることで、口元のラインがやわらかく見えます。

▶︎【シミ・くすみがあるとほうれい線が目立つ理由をみる>】

リジュラン注射・ニードルRF

真皮に働きかけて再生を促し、小じわや毛穴を改善。肌質そのものを底上げすることで、ハリが戻り全体の印象が若々しくなります。

▶︎【毛穴・小じわがあるとほうれい線が目立つ理由をみる>】

これらの肌質改善の治療だけでほうれい線の「溝」を消すことはできませんが、①溝の改善、②たるみ治療と組み合わせることで、仕上がりの完成度を大きく高めることができます。

【比較表】一番大事なほうれい線の「溝」を埋める治療法

ここで、3ステップの中でも最も重要な「溝を埋める治療」をわかりやすく比較してみましょう。

治療法

メリット

デメリット

持続期間

向いている人

ヒアルロン酸注入

・直後から効果がわかる

・短時間で終了

・ダウンタイムが少ない

・年に1回ほど追加注入が必要

・血流障害・しこりのリスク

・過剰注入・繰り返し注入で不自然に

6か月~2年

「すぐに変化が欲しい」「イベント前に整えたい」人

グロースファクター治療

・コラーゲンを増やし皮膚を若返らせる

・自然で長期持続

・進行予防にもつながる

・効果が出るまで1〜6ヶ月

・過剰投与・混合投与でしこりのリスク

数年〜10年以上

「自然に改善したい」「長く効果を維持したい」人

脂肪注入

・自己脂肪を使うため安全性が高い

・定着すれば長期持続

・ほうれい線は定着率が低く複数回の注入必要

・血流障害・しこりのリスク

数年~10年以上

「ボリュームをしっかり出したい」「長く効果を維持したい」人

当院のグロースファクター治療が選ばれる理由

比較表を見ていただくと、それぞれの治療にメリットとデメリットがあることがわかります。
その中で、当院が特に推奨しているのがグロースファクター治療です。

  1. 自然な仕上がり
     皮膚そのものを再生するため、「注入された感」のない自然な仕上がりを実現できます。笑ったり話したりしても表情の動きや肌質に違和感がありません。
  2. 長期持続性
     1回の施術によって得られた効果は数年〜10年以上持続するため、頻繁な繰り返し注入が不要です。
  3. 安全性の高さ
     液体製剤を使用するため、ヒアルロン酸で問題となる血流障害のリスクがありません。また、当院では混合投与を行わず、症例ごとに投与量・投与方法を完全オーダーメイドで設定し、しこりや膨らみすぎのリスクを徹底回避しています。
  4. 将来的な予防効果
     溝が浅いうちに治療すると、“ほとんど消えた”と感じられるレベルまで改善できます。将来的に折れ癖が定着し深く刻まれるのを防ぐ「先手の治療」としても有効です。

実際に治療を受けられた方からは「自然で周囲に気づかれないのに、自分では確実な変化を感じられる」と喜ばれることが多いです。

まとめ|ほうれい線は“絶対消える”のではなく“ほとんど消せる”

ほうれい線を100%完全に消すことは医学的に難しいものの、適切な治療を行えば日常でほとんど気にならない状態に改善することは十分可能です。

改善の最短ルートは、①溝を埋める → ②たるみを引き上げる → ③肌質を整えるの3ステップです。

特に「溝の改善」は最重要であり、ヒアルロン酸・脂肪注入・グロースファクターの3つの方法があります。
中でも当院が推奨する グロースファクター治療は自然さ・長期持続・安全性に優れ、進行予防にも有効 です。

セルフケアは「予防」や「一時的な見た目改善」には役立ちますが、今あるほうれい線を薄くするためには医療の力が不可欠 です。

「この線をなんとかしたい」そう思ったときが、一歩を踏み出すタイミングです。

当院は無料カウンセリングも実施しており、お寄せいただいたご相談メールには、本記事を執筆している院長の私がすべて丁寧にご返信いたします。ほうれい線でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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