著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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ほうれい線の治療、どれにするか迷っていますか？
「ヒアルロン酸？ああ、聞いたことある！」と思ったあなた、正解です。
打てばすぐにふっくらブラッシュアップされる、手軽さで人気の治療法です。
大事なイベント前の「お助けアイテム」としてもおなじみですよね。
でも、「グロースファクター」と聞いてピンときますか？
実はこれは、ほうれい線をじっくり根本から治す秘密兵器。
たった1回の治療で数年、いやそれ以上の効果を得られる持続性が魅力です。
すぐに変化を実感して「今」を輝かせたいならヒアルロン酸。
肌を根本から若返らせて「未来」に備えたいならグロースファクター。
この2つ、どちらがあなたにぴったりでしょうか？
さあ、一緒に楽しく比較して、自分にベストな治療を見つけましょう！
目次
治療のメカニズムの違い
ヒアルロン酸｜すぐに実感！ふっくらとしわをカバー
ヒアルロン酸治療は、透明なジェル状の物質をしわやくぼみに注入し、皮膚を内側からふくらませる対症療法です。
施術後すぐにしわが目立たなくなる即効性が特徴で、イベント前や緊急対策に最適です。
しかし、ヒアルロン酸は徐々に体内で吸収されるため、効果を維持するには定期的な追加注入が必要です。
その手軽さから多くの人に選ばれる治療法ですが、長期的なコストを考えると慎重な検討が必要です。
グロースファクター｜コラーゲン生成でしわを根本治療
グロースファクター治療は、特殊な液体成分をしわやくぼみに注入し、肌内部でコラーゲンの生成を促進する治療法です。
これにより、皮膚がふっくらと厚みを増し、ハリが出ることでしわやくぼみが目立たなくなります。
グロースファクターは、注入後に皮膚へ浸透しながらコラーゲンを徐々に増やしていくため、効果が現れるまでに時間がかかります。
ただし、一度生成されたコラーゲンは、自然老化による減少がない限り皮膚内にとどまり続けるため、効果は数年もしくはそれ以上持続します。
頻繁に治療を繰り返す必要がないため、長期的に見ると非常に効率的な治療と言えます。
効果の出る速さの違い
ヒアルロン酸は即効性が魅力
ヒアルロン酸は、注入後すぐに効果を実感できるのが大きな特徴です。
そのため、イベントや写真撮影など、短期間での見た目改善を目指す方に最適です。
また、施術中に効果を確認しながら微調整ができるため、理想的な仕上がりをその場で実現することが可能です。
グロースファクターはじっくりと根本改善
グロースファクターは、効果が完成するまでに時間がかかります。
ある程度の変化を感じられるまで1〜3ヶ月、最大効果が現れるまでには約半年を要します。
注入直後に改善が見られる場合もありますが、それは液体成分が一時的に皮膚をふくらませるためであり、本来の効果は皮膚内部でコラーゲンが生成されてから得られます。
施術中に完成時の仕上がりを調整することは難しいデメリットはありますが、長期的な効果を見越して、慎重な施術がおこなわれます。
このように、即効性を求める場合はヒアルロン酸、根本的な改善を目指す場合はグロースファクターが適しています。
効果の持続期間の違い
ヒアルロン酸は短期的な持続
ヒアルロン酸の効果は、注入後皮膚内で徐々に吸収されるため、持続期間は数ヶ月から2年ほどです。
この期間は、使用するヒアルロン酸製剤の種類や注入量、さらに注入部位によって異なります。
特に、表情がよく動く部位に注入した場合、吸収が早まり、想定よりも短い持続期間となることがあります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
グロースファクターは長期的な持続
一方、グロースファクターは、皮膚内で新たにコラーゲンが生成されることで効果を発揮します。
一度生成されたコラーゲンは、自然老化や外的ダメージを受けない限り、皮膚内に留まり続けます。
そのため、効果の持続期間は少なくとも数年、あるいはそれ以上にわたります。
長期的な維持を望む方には理想的な治療法といえます。
安全性の違い
ヒアルロン酸には血流障害のリスク
ヒアルロン酸もグロースファクターも、体内に存在する成分を使用するため、基本的には安全性が高い治療法です。
しかし、ヒアルロン酸はジェル状の固体であるため、注入の際に注意が必要です。
皮膚内で血管を圧迫したり、誤って血管内に注入されると、血管塞栓が起こり、血流障害につながるリスクがあります。
この場合、最悪のシナリオとして失明や皮膚壊死などの重大な合併症が発生する可能性があります。
グロースファクターは血流障害の心配なし
一方、グロースファクターは液体成分であり、注入しても血管を圧迫することはありません。
そのため、血流障害を引き起こすリスクはゼロに等しく、安全性が非常に高い治療法といえます。
注入部位の選定や技術に左右されることが少ない点でも安心です。
維持にかかるコストの違い
お試しならヒアルロン酸
ヒアルロン酸治療は、製剤の種類や注入量、クリニックによって費用が変わります。
ほうれい線の場合、適切な製剤を使用すると1ccあたり数万円が相場で、通常1〜2cc注入するため、1回の治療費は数万〜十数万円ほどです。
持続効果は約1年前後で、10年間維持するには数十万〜100万円以上かかることになります。
そのため、ヒアルロン酸は短期間での効果を求めるお試し治療としては適していますが、長期維持にはコストパフォーマンスが劣ると言えます。
長期的なコスパはグロースファクター
一方、グロースファクター治療は1回の治療費が高めでも、長期的な維持に優れています。
当院では、ほうれい線のグロースファクター治療を両側で18万円（税込）で提供しており、注入量には関係なく価格は一定です。
追加注入が必要になった場合は、半額の9万円で受けられます。
効果は最低でも数年、場合によってはそれ以上持続します。
10年間維持する場合、1回または2回の治療で済むため、費用は18〜27万円程度となり、ヒアルロン酸より大幅にコストを抑えることが可能です。
長期的な若々しさを求める方には、グロースファクターが適した選択肢となります。
まとめ
ほうれい線治療として代表的な「ヒアルロン酸」と「グロースファクター」には、それぞれ特徴とメリットがあります。
即効性を重視し、大切なイベント前に手軽に改善したい場合はヒアルロン酸が最適です。
一方で、コラーゲンを増やし肌を根本から若返らせるグロースファクターは、数年以上の効果が持続し、長期的なコスパに優れています。
また、グロースファクターは血流障害のリスクがないため、安全性の面でも安心です。
当院では両治療を専門におこなっており、それぞれの効果やリスクを丁寧にご説明しています。
ご自身のニーズに合った治療を選び、若々しく自信に満ちた笑顔を手に入れましょう。
無料カウンセリングもぜひご活用ください。
