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ほうれい線は何歳から目立つ?年代別の原因・特徴・対策法を徹底解説

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら

最近、笑ったあとに口元に線が残るようになった。
写真を見返したら、思っていた以上に老けて見えた。
そんな小さな違和感が、ふと気になり始める瞬間があります。

「ほうれい線って、いったいいつから目立つようになるんだろう?」
多くの方が抱くこの疑問には、明確な答えがあります。──それは 40代に入ってから

そして覚えておいてほしいのは――ほうれい線は放っておけば確実に進行するということ。
浅いうちなら対策が効きますが、深く刻まれてしまうと改善は難しくなります。

実はほうれい線には、年齢ごとに進行のパターンがあるのです。

本記事では、

  • 年代別に変わるほうれい線の原因と見え方
  • セルフケアでできること/できないこと
  • 美容医療のアプローチを徹底比較
  • 当院が推奨する“根本改善と予防を兼ねた治療法”

を詳しく解説します。

最後まで読めば、きっとあなたの未来の笑顔を守るヒントが得られるはずです。

ほうれい線は40代から気になり始める方が急増する

ほうれい線は医学的には「鼻唇溝」と呼ばれ、子どもの頃から誰にでもある頬と口元を分ける自然な境界線です。
ただし、私の臨床経験から言えるのは、40代を過ぎるとほうれい線は急速に深まり、気になり始める方が一気に増えるということです。

  • 20代では生まれつきの骨格が主な原因
  • 30代後半からは骨格要因に加えて皮膚のハリの低下が少しずつ影響
  • 40代になると老化による変化が一気に加速
  • 50代以降は「刻まれたしわ」として定着し、改善が難しくなっていくイメージです。

【年代別早見表】ほうれい線の「原因」と「目立ち方」

年代ごとに、ほうれい線が目立つ「原因」と「見え方」がどう違うのかを表にまとめました。
ご自身の年齢と照らし合わせながらご覧ください。

年代

主な原因

目立ち方の特徴

20

骨格(鼻翼基部のくぼみ)、表情の癖

鼻の横の影が目立つ/笑ったときだけしわが出る

30

骨格+皮膚のハリ低下(コラーゲン・エラスチン減少)

笑った後に線が残る/真顔でも常に薄いラインがある

40

皮膚のハリの低下+脂肪の下垂(たるみの進行)

真顔でも明確な溝が現れる/明るい場所でも影が目立つ

50代~

複合的な加齢変化により、構造的な凹凸が顕在化

皮膚の表面にしわが刻まれ、軽く伸ばしても消えない

さらに詳しく年代別に解説

さらに詳しく掘り下げて、ほうれい線が目立つ「原因」と「目立ち方」の特徴を解説します。

20代|骨格と表情の癖が主な原因

  • 原因
    鼻の横のくぼみ(鼻翼基部の陥凹)や口元の前突(上顎前突)といった骨格的な特徴によって影が目立つことがあります。
    さらに、ガミースマイル(上唇挙筋群が強く働く笑い方)や、口角を下げる筋肉(口角下制筋)の使い方といった表情筋の癖も影響します。
  • 目立ち方
    光の当たる加減や笑顔など特定の表情のときに目立ちますが、無表情のときには構造上の溝はほぼみられないケースがほとんどです。

30代|皮膚のハリの低下が加わり“うっすら現れる”

  • 原因
    20代からの骨格的な要素に加えて、30代になると真皮のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚のハリや弾力が徐々に落ちてきます。これにより、表情時の“折れ癖”が肌の表面に少しずつ残りやすくなります。
  • 目立ち方
    寝方や笑い方によって線が残るようになり、いつの間にか真顔でも「うっすら線がある」状態に。写真やオンライン会議などで自分の顔を客観的に見たときに、初めて気づく人も多いです。「同年代と比べて自分のほうれい線は目立つかも…」という心理的不安が高まりやすい時期です。

40代|加齢による変化が加速、“凸と凹”がいよいよ出現

  • 原因
    加齢によって骨格の支えが弱くなると、脂肪や皮下組織が下に下がりやすくなります。これにより、頬のたるみが“凸”となり、その下で皮膚が沈み込む“凹”に覆いかぶさることで、ほうれい線という構造的なラインが形づくられます。
    さらに、表情筋の繰り返しの動きによって生じる“折れ癖”が、ハリや弾力を失った皮膚に刻まれやすくなります。
  • 目立ち方
    無表情のときや明るい場所でも、ほうれい線の溝や影がはっきりと見えるようになります。メイクで隠すことも難しくなり、セルフケアでは改善できないために「もう仕方ない」と諦めてしまう方も増えていきます。

50代以降|しわが深く刻まれ、改善が難しくなる

  • 原因
    真皮の線維芽細胞の働きが弱まり、コラーゲンやエラスチンの生成量が大幅に減少します。その結果、皮膚は薄くなり、弾力を失っていきます。さらに、骨の萎縮や脂肪の減少といった下層構造の変化も加わり、複合的な要因によって深いほうれい線が形成されます。
  • 目立ち方
    構造的な凹凸だけでなく、肌の表面にしわが刻まれ、皮膚を引き伸ばしても線が残るようになります。こうなってしまうと、どのような治療を行なっても、完全にほうれい線を消すことは難しくなります。

ほうれい線は「進行する」。早めの対策が肝心

ほうれい線は年齢とともに確実に進行します。放置すればするほど改善は難しくなり、治療に要する費用やダウンタイムも増えます。
「まだ浅いうちに対策を行う」ことが、十分な改善とコストパフォーマンスの両立につながります。

  • 刻まれる前なら間に合う:一度しわが刻まれてしまうと完全に消せない。早めの対策で将来的な刻まれじわの予防が可能。
  • 自然さを保てる:早期の施術は必要最低限で済み、「整形した感」を出さず自然な仕上がりを叶えられる。
  • 負担を減らせる:進行後の大掛かりな治療と比べて、リスク・費用・ダウンタイムが少なくて済む。

セルフケアでできるのは「予防」。改善は絶対にできない

毎日のスキンケアや生活習慣は、老化の進行を遅らせるために欠かせない基本的なケアです。
ただし、それだけで一度深くなったほうれい線を「改善」することはできません。

  • 紫外線対策:UVは真皮のコラーゲンを破壊し、皮膚のハリや弾力の低下を加速させます。
  • 保湿:乾燥による小じわを防ぎ、皮膚の柔軟性を保ちます。
  • 生活習慣の改善:うつ伏せ寝を避けることや口角を下げる動作を減らすことも大切です。

これらはあくまで、ほうれい線を「悪化させにくくする」「進行を遅らせる」ための手段です。
一方でどれだけ努力しても、現状のほうれい線を「改善」したり「ずっと状態を維持」したりすることにはつながらないことを理解しておきましょう。

ほうれい線はセルフケアだけでは日々、確実に進行していきます

ほうれい線治療の比較表

セルフケアでは限界があるため、実際に改善を目指すなら医療的アプローチが不可欠です。ここでは代表的な治療法を比較します。

治療法

特徴

即効性

持続性

自然さ・溝の変化

リスク・注意点

ヒアルロン酸注入

凹みを物理的に膨らませる

◯半年~2年

◯適量なら自然/過剰で不自然

血流障害、しこり(遅発性結節)

グロースファクター

真皮のコラーゲンを増やしハリを向上

◎数年〜10年以上

◎笑ったときもなじんで自然

過剰投与・混合投与でしこり

ハイフ(HIFU)

熱で収縮させたるみを引き締め

△数ヶ月〜半年

△溝はほぼ変化なし

火傷・頬こけ

糸リフト

特殊な糸でたるみを引き上げる

△数ヶ月〜1

△溝は改善しにくい

引き攣れ・後戻りしやすい

外科リフト

切開により皮膚・SMASを引き上げる

◎数年〜10年以上

◯溝の改善は限界あり

傷跡・拘縮・感染

各治療法の詳細解説

同じ「ほうれい線治療」でも、それぞれに仕組みや得意分野、リスクが異なります。ここからは、代表的な施術を一つずつ取り上げ、「どんな人に適しているのか」 まで具体的に解説していきます。

1. ヒアルロン酸注入

こんな方におすすめ:今すぐ若返り効果を実感したい方、イベントや写真撮影など直近で印象をブラッシュアップさせたい方

  • 即効性があり、1回で効果を実感しやすい
  • 約1年ごとの追加注入が必要
  • 適量なら自然に仕上がるが、過剰注入で不自然な印象に
  • ほうれい線(鼻翼基部)は血流障害のリスクが高く要注意

▶︎【ほうれい線のヒアルロン酸注入の詳細をみる>】

2. グロースファクター治療

こんな方におすすめ:自然に・長期的に根本改善したい方、将来の予防も同時にしたい方

  • グロスファクター(成長因子)が真皮に働きかけ、コラーゲン産生を促進
  • 効果は1〜6ヶ月かけて徐々に現れ、持続性は数年〜10年以上
  • 表情の動きに自然になじむため、笑顔や会話でも違和感・異物感がない
  • 折れ癖の定着を防ぎ、将来の進行予防にも役立つ

▶︎【ほうれい線に特化したグロースファクター治療の詳細をみる>】

3. ハイフ(HIFU)

こんな方におすすめ:ダウンタイムが全く取れない方、たるみ予防や輪郭ケアをしたい方

  • 超音波エネルギーで筋膜や皮下組織を熱収縮
  • 頬の軽度のたるみを引き締める効果がある
  • 溝そのものを浅くする力はほとんどない
  • 半年前後で効果が薄れるため、定期的な施術が必要

▶︎【ハイフ(HIFU)の詳細をみる>】

4. 糸リフト

こんな方におすすめ:フェイスラインのたるみが気になり、即効性も求めたい方

  • 特殊な溶ける糸でたるみをリフトアップ
  • ダウンタイムが少なく即時効果があるが、持続は数ヶ月〜1年前後
  • 違和感や異物感を感じるケースもあり、感染リスクもあり
  • 技術や糸の種類によって効果・仕上がりの自然さに差が出る

▶︎【ほうれい線に対する糸リフトの限界をみる>】

5. 外科的フェイスリフト

こんな方におすすめ:50代以上で顔全体のたるみを根本的に引き上げ、長期維持したい方

  • 外科的に皮膚やSMAS層を強力に引き上げる
  • 効果は長期にわたり持続しやすい
  • ダウンタイム・費用・リスクが大きい
  • ほうれい線の溝は施術後も残ることが多く、注入治療の併用が必要

▶︎【フェイスリフトだけではほうれい線は消えない理由を見る>】

当院が推奨する「グロースファクター治療」

数ある治療法の中でも、当院が特に重要視しているのがグロースファクター治療です。
自然さ・安全性・長期持続性に優れ、さらに「進行予防」の役割を果たす点が大きな特徴です。

  • 自然さ:自己組織の一部となるため、表情の動きにも自然になじみ、違和感がほぼない
  • 安全性:液体製剤であるため、ヒアルロン酸のような血流障害のリスクがない
  • 長期持続性:1回の施術で数年〜10年以上の改善効果が期待できる
  • 予防効果:折れ癖の定着を防止し、将来のほうれい線の進行を遅らせる

症例経験豊富な院長が、一人ひとりの骨格・皮膚・表情筋の使い方に合わせてオーダーメイド処方で施術を行います。

まとめ|ほうれい線は「いつから?」気になった今こそ行動を

ほうれい線は子どもの頃から誰にでもある自然なラインですが、40代を境に急速に進行し、50代では深く刻まれるしわとして定着してしまいます。
20代では骨格や表情の癖、30代では皮膚のハリ低下、40代以降は脂肪や骨の変化も重なり、年齢ごとに原因と目立ち方が変化していきます。

セルフケアは予防として最低限必要ですが、一度深くなったほうれい線を改善することはできません。
少しでも改善を望むなら、ヒアルロン酸やハイフ、糸リフト、外科的リフトといった美容医療のアプローチが必要です。

その中でも、当院が推奨しているグロースファクター治療は、

  • 自然で違和感のない仕上がり
  • 長期持続性(数年〜10年以上)
  • 血流障害リスクなく安全性が高い
  • 将来の進行予防にもつながる

という点で、多くの患者様に選ばれています。

「ほうれい線はいつから出るのか」と不安に思った今こそ、対策を始める最適なタイミングです。

当院は無料カウンセリングも実施しており、お寄せいただいたご相談メールには、本記事を執筆している院長の私がすべて丁寧にご返信いたします。
ほうれい線でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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