

著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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鏡をよく見たら「あれ?毛穴が縦に潰れてる…」
それはいわゆる「たるみ毛穴」かもしれません。
たるみ毛穴は単なる毛穴の開きではなく、肌のハリの低下によって毛穴が縦長に伸びる現象。
皮膚のコラーゲンの低下によって生じ、ほうれい線が悪化する前兆の可能性も。
しかも、暗い場所などではたるみ毛穴の存在によってほうれい線がより強調されることも…。
でも大丈夫。たるみ毛穴とほうれい線は、正しいアプローチで同時に改善できます。
本記事では、そのメカニズムと最適な治療法について詳しく解説します。
目次
たるみ毛穴は肌のハリの低下が原因
加齢や紫外線の影響により肌のハリや弾力が失われると、毛穴は単に円形に開くだけでなく、たるんだ皮膚とともに下方に引き延ばされ、涙型に変形し目立つようになります。
この状態を一般的に「たるみ毛穴」と呼ぶこともあり、通常の「開き毛穴」とは異なる特徴があります。
毛穴の種類 | 原因 | 見た目の特徴 | 主な発生部位 | 対策・治療法 |
---|---|---|---|---|
たるみ毛穴 | コラーゲンの減少、皮膚のたるみ | 毛穴が縦に伸びる | 頬下部、口周り | コラーゲン生成を促進する治療(グロースファクター、レーザーなど) |
開き毛穴 | 皮脂の過剰分泌、乾燥、毛穴詰まり | 毛穴が円形に広がる | Tゾーン(鼻、額)、中顔面 | 毛穴の引き締め(スキンケア、クレンジング、ピーリングなど) |
開き毛穴は乾燥や皮脂の過剰分泌が主な原因ですが、たるみ毛穴は肌のハリや弾力の低下が原因となります。
そのため、たるみ毛穴は特に、自宅でのスキンケアだけでは解決が難しいとされています。
たるみ毛穴はほうれい線が進行する危険サイン
たるみ毛穴は肌のコラーゲンやエラスチンの減少によって生じる現象です。
つまり、ほうれい線ができる主な原因と同じであり、たるみ毛穴が目立つ場合、ほうれい線がすでに進行している、または今後進行する可能性が高いと言えます。
たるみ毛穴=コラーゲンの低下
肌のハリや弾力はコラーゲンやエラスチンによって維持されていますが、これらは加齢や紫外線ダメージによって徐々に減少していきます。
その結果、皮膚の表面の張力が低下し、 毛穴が重力方向に引き延ばされ、縦に潰れやすくなります。
コラーゲンの低下はほうれい線ができる主な原因
コラーゲンが減少し、ハリや弾力を失った皮膚は、頬と口元の境界であるほうれい線部分に折れ癖がつきやすくなります。
その結果、ほうれい線が深く沈み込み、細長い溝のように変化していきます。
この状態が進行すると、やがて皮膚表面にしわが刻まれる原因になります。
たるみ毛穴がほうれい線を目立たせる原因にもなる
1. たるみ毛穴が潰れてしわのように見えることがある
たるみ毛穴は頬下部や口周りに生じやすく、特に皮膚の折れやすいほうれい線部分では、たるみ毛穴がさらに縦に潰れ、小じわのように見えることがあります。
この小じわが多数に連なることで、遠目では大きなしわ、すなわちほうれい線として認識されやすくなります。
2. たるみ毛穴によってほうれい線のコントラストが強調される
たるみ毛穴によってほうれい線の表面に凹凸ができると、光が均一に反射されず、ほうれい線のコントラストが強調される傾向にあります。
この現象は特に、電車の窓や薄暗い部屋など暗い場所などでよく起こります。
たるみ毛穴を伴うほうれい線の治療法
たるみ毛穴を伴うほうれい線を根本的に改善するには、肌のコラーゲンを増やし、ハリや弾力を回復させることが重要です。
これは単なるスキンケアでは解決できず、美容医療分野でのアプローチが必要になります。
1. コラーゲンを増やす「グロースファクター治療」が最適
グロースファクターは皮膚の線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す治療 です。
1回の注射の治療により、数年〜10年以上にわたるほうれい線の改善効果と予防的効果が得られます。
2. 毛穴に対する追加ケアの必要性
グロースファクターでコラーゲンを増やし、ほうれい線の全体的な印象が改善した場合でも、皮膚の表面の毛穴までも完全になくすことはできません。
そのため、暗い場所などでは毛穴の存在により、明るい場所と比べると、ほうれい線部分の陰影が目立ってみえる傾向は治療後も変わりません。
したがって、さらに毛穴を目立たなくさせ、暗い場所でもほうれい線の目立ちをより抑えたい場合には、 レーザー治療 やスキンケアなど、さらなる毛穴の引き締めケアを併用することが重要です。
まとめ
たるみ毛穴は、皮膚の老化に伴うコラーゲンの減少により肌のハリが低下し、毛穴が縦に伸びる現象です。
これはほうれい線ができる主な原因と同じであり、放っておくとほうれい線が進行し、皮膚に刻まれるリスクにもつながります。
また、たるみ毛穴による皮膚表面の凹凸が光を乱反射させ、暗い場所などでほうれい線のコントラストを強調することもあります。
根本的な治療としては、コラーゲン生成を促すグロースファクター治療が最適な選択肢です。
さらに、毛穴に対してレーザー治療などを併用することで、たるみ毛穴とほうれい線の両方をより効果的に改善することができます。
当院はほうれい線治療を専門におこなっており、メールでの無料カウンセリングも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。