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ほうれい線はリフトアップで本当に消える?自宅ケアと治療を徹底比較

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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ふと鏡を見た瞬間、口元に刻まれた線に目がいってしまう。

「最近また深くなった気がする…」
「頬を少しリフトアップさせるとマシになるんだけどな…」

そう思って顔を上に引っ張ってみたりしたことはありませんか?

今やネットで調べれば、「引き上げマッサージ」「リフトアップ美容液」「表情筋トレーニング」など、たくさんのリフトアップ効果を謳ったセルフケア方法が紹介されています。

けれども、実際に試してみても——
「本当に効いているのか正直わからない」
「むしろ深くなった気さえする」
そんな経験をした方も少なくないのではないでしょうか。

実は、ほうれい線は単なる「引っ張れば伸びるしわ」ではありません。
顔の構造によって生じる“凹”と“凸”の組み合わせでできているのです。

そのため、単純なリフトアップやセルフケアだけでは限界があり、正しい理解とアプローチが必要になります。

本記事では、

  • ほうれい線の正体(凸と凹の構造)
  • リフトアップだけではほうれい線は改善しない理由
  • セルフケアと治療の効果を比較
  • 凹みに必要な注入治療(ヒアルロン酸とグロースファクター)の違い

を分かりやすく解説し、あなたに合った最適な改善法が見つかるようにまとめています。

最後まで読んで、ぜひ今後のほうれい線改善のためのヒントとして役立ててください。

ほうれい線は「凸」と「凹」でできている

ほうれい線は、皮膚表面の単なるしわでなく、その下の骨格・脂肪・筋肉・皮膚の状態が複雑に関わって形成されます。
特に大きな要素は次の2つです。

  • 凸(たるみの張り出し):頬の脂肪や皮膚が下に垂れ下がり、口元に覆いかぶさることで影を作る
  • 凹(溝やくぼみ):皮膚が薄くなって折れ曲がったり、脂肪や骨の減少で沈み込むことで生じる

この「凸」と「凹」が同時に発生することで、ほうれい線は一本の深いラインとして浮かび上がります。

リフトアップで改善できるのは「凸」部分のみ

ここで重要なのは、リフトアップで改善できるのは“凸=たるみによる張り出し”の部分だけだということです。

たとえ糸リフトや外科手術で頬をしっかり上げても、凹んだ溝そのものは消えません

なぜなら、凹みは皮膚の菲薄化(コラーゲンが減少して薄くなること)や、脂肪や骨格のボリューム減少に由来しており、単純に覆い被さったたるみを上へ引っ張るだけでは改善できないからです。

つまり、

  • リフトアップ=凸部分のみに効果を発揮する治療
  • 凹みには別のアプローチ(注入による底上げ)が必須

この前提を理解していないと、「リフトアップを受けたのに思ったほどほうれい線が薄くならない」という結果につながってしまいます。

「セルフケア」と「治療」のリフトアップ効果の比較

この「凸と凹」の構造を理解すると、セルフケアや治療法がどこに効き、どこに効かないかが整理できます。

セルフケアと治療の比較表

方法

凸(たるみ)の引き上げ効果

凹(溝やくぼみ)の底上げ効果

即効性

持続性

特徴・限界

基礎化粧品

(ハリ感アップ肌表面の引き締め)

×

短期

継続必須

表面のハリ改善。構造的な改善はなし。

フェイシャルマッサージ

(むくみ軽減で一時的にすっきり)

×

即時

数時間

血行促進で一時的改善。やり過ぎは摩擦の負担増大。

表情筋トレーニング

(筋肉を鍛えて引き締め効果)

×

短期

継続必須

やり過ぎは折れ癖悪化のリスク。

美顔器(EMSRFなど)

(むくみ軽減・筋肉刺激で引き締め効果)

×

短期

継続必須

日々の継続必要。あくまでもたるみの予防目的。

糸リフト

(たるみを物理的に上げる)

×

即時

数ヶ月~1

たるみを一時的に改善。

ハイフ(HIFU)

(軽度の引き締め)

×

即時

数ヶ月〜半年

軽度のたるみに有効。中等度以上は限界あり。

フェイスリフト(切開リフト)

◎(たるみの根本改善)

×

即時〜数週間(ダウンタイムあり)

数年〜10年以上

たるみに効果大。傷跡残る。

この比較表から分かること

セルフケアは肌表面の状態や一時的なむくみを整える効果にとどまり、いくら入念に行っても構造的な凹凸によって目立っているほうれい線を本質から改善することはできません

美容医療のリフトアップ治療(糸・ハイフ・外科)の場合、たるみによる「凸」には効果が期待できますが、やはり「凹」には作用しないため、決して十分であるとは言えません。

つまり、根本的にほうれい線を改善するには「凸」と「凹」の両方にアプローチする必要があるということです。

セルフケアの効果と限界をさらに詳しく解説

セルフケアにはいろいろなリフトアップ方法がありますが、根本的・持続的な効果は得にくく、実際には“たるみの予防”や“今の状態を保つ”ためのケアと考えるのが現実的です。

①基礎化粧品(DMAE配合など)

DMAEは「リフトアップ成分」として知られ、肌に引き締め効果やハリ感を一時的に与えます。
ですが、皮膚の深部のたるみを引き上げるような力はなく、あくまで「表面の見え方」を整えるに程度とどまります。

▶︎[ほうれい線に効く基礎化粧品の成分をみる>]

②フェイシャルマッサージ

マッサージによる血流やリンパの流れの改善でむくみが引き、一時的にフェイスラインがすっきり見えます。
しかし持続性は乏しく、強く擦りすぎたり皮膚を引っ張ることで、逆にたるみを進行させる恐れもあります。

▶︎[正しい肌のマッサージ方法をみる>]

③表情筋トレーニング

表情筋を鍛えることで筋力の低下によるたるみを予防し、顔全体の引き締め感を維持できます。
ただし過剰なトレーニングは皮膚の折れ癖を助長する可能性があるため、適度な頻度で行うのが良いでしょう。

▶︎[表情筋トレーニングの意外な落とし穴をみる>]

④美顔器(EMS・RFなど)

電流や温熱による筋肉刺激や血行改善で、たるみの予防やむくみの軽減、ハリ感の向上が期待できます。
ただし一時的な引き締め効果はあるものの、毎日の継続が前提となり、構造的な凹凸には作用しません。

▶︎[コロコロ美顔ローラーの効果と注意点をみる>]

各リフトアップ治療の特徴をさらに詳しく解説

リフトアップ治療は代表的なものに以下の3つがあります。
いずれもほうれい線の「凸」の部分(たるみによる張り出し)には効果が期待できますが、「凹み」を底上げする効果はありません。

①糸リフト(スレッドリフト)

軽度〜中程度までのたるみに有効で、ダウンタイムが比較的少なく即効性があります。
ただし、ほうれい線部分(中顔面)はフェイスラインや頬下部と比べて戻りやすく、数ヶ月〜1年弱の持続効果であることがほとんどです。

▶︎[ほうれい線の糸リフトの詳細をみる>]

②ハイフ(HIFU)

超音波で皮膚深部を加熱して引き締める治療法、軽度のたるみの引き締めや進行の予防としては有効です。
ただし構造的な凹凸の目立つほうれい線には不十分であると言えます。

▶︎[ハイフ(HIFU)の詳細をみる>]

③外科的フェイスリフト(切開リフト)

大掛かりな施術ですが、明確な変化と長期的な持続効果が期待できます。
中等度から重度のたるみに適応しますが、ダウンタイムやリスクが比較的大きい点に加え、ほうれい線の「凹み」を直接改善する効果はないことに注意が必要です。

▶︎[フェイスリフトだけではほうれい線は改善しない理由をみる>]

「凹み」を改善するには「注入治療」が必要

リフトアップは凸部分を軽減できますが、凹んだ溝そのものを底上げすることはできません
ここで必要になるのが注入治療です。

注入の2大治療|ヒアルロン酸 vs グロースファクター

ヒアルロン酸注入

  • 役割:凹んだ部分にボリュームを足す
  • 特徴:即効性が高く、仕上がりの微調整が効きやすい
  • 弱点:持続は半年〜2年で、定期的な追加が必要

▶︎[ほうれい線のヒアルロン酸注入の詳細をみる>]

グロースファクター治療

  • 役割:皮膚そのものを再生し、ハリ・弾力を取り戻す
  • 特徴:自然で長期的な改善が可能
  • 弱点:効果が出るまで1〜6か月かかる

▶︎[ほうれい線のグロースファクター治療の詳細をみる>]

ヒアルロン酸とグロースファクターの比較表

項目

ヒアルロン酸

グロースファクター

即効性

◎(直後から効果あり)

1~6か月で実感)

持続性

(半年~2年)

◎(数年〜10年以上)

自然さ

(過剰注入や追加投与で口元が膨らみすぎたり、笑ったときに不自然に見える場合も)

◎(皮膚そのものが若返るため自然な仕上がり、笑ったときも違和感・異物感なし)

主な作用

凹みにボリュームを補充する

真皮を再生し皮膚のハリや弾力を上げる

デメリット

定期的な追加注入が必須、血流障害のリスクあり

効果実感まで時間がかかる、しわが深い場合は2回目投与が必要になるケースもあり

グロースファクターが自然な根本改善につながりやすい理由

ヒアルロン酸は「短期的な見た目の改善」には適しています。
しかし、本質的な皮膚の質を改善する力はなく、繰り返し注入が必要です。
追加投与を繰り返すことにより、膨らみすぎて自然な印象から離れる可能性もあります。

一方、グロースファクターは皮膚そのものを再生・若返らせるため、自然で長期的な改善が可能
特に「笑ったときに目立つ動的なほうれい線(笑いじわ)」を違和感なく改善できるのは、グロースファクターならではの強みです。

まとめ|ほうれい線の改善には「凸」をリフトアップし「凹」には注入が必要

  • ほうれい線は 「凸(たるみ)」と「凹(溝やくぼみ)」 が同時に発生してできる
  • リフトアップで改善できるのは凸だけ。凹は変化せず残ってしまう。
  • セルフケアやリフトアップ治療は一定の効果は期待でるが、根本改善には限界がある
  • 凹の改善には注入治療が必須
    • ヒアルロン酸:即効性あり、短期改善向き
    • グロースファクター:効果はゆっくりだが、自然で長期的

 結論として、凸はリフトアップ、凹は注入治療。両方を理解して正しく選ぶことが、ほうれい線改善の近道です。

そして、自分に必要なのは「凸対策」なのか「凹対策」なのか——。
これは自己判断だけではなかなか難しいものです。

当院はほうれい線専門クリニックとして、丁寧な診断のもと原因を見極め、一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。
また、無料カウンセリングも実施しており、お寄せいただいたご相談メールには、本記事を執筆している院長である私がすべて直接ご返信いたします。

ほうれい線でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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