• ほうれい線, グロースファクター

ほうれい線の美容医療のおすすめは?4タイプ別に選び方を完全ガイド

説明


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「最近、ほうれい線が急に深くなってきた気がする…」
「ヒアルロン酸?ハイフ?糸リフト?結局どれを選べばいいの?」

鏡を見るたびに気になる口元の影。
写真に写った自分の顔や、オンライン会議の画面に映る横顔を見て「老けたかも…」と落ち込んだ経験はありませんか?

多くの方がその悩みを抱え、「ほうれい線のおすすめ治療」を日々検索しています。
けれど、美容医療にはさまざまな施術があり、クリニックごとに提案内容もバラバラ。
「結局どれが自分に合っているのか全然わからない」というのが本音ではないでしょうか。

実は──ほうれい線には「4つのタイプ」があり、その原因によって最適な治療はまったく異なります
皮膚のたるみによるタイプ、骨格が原因となるタイプ、筋肉の動きが強いタイプ、脂肪が多くて影ができるタイプ…。
同じ“ほうれい線”でも、原因が違えば選ぶべき治療法も変わってくるのです。

この記事では、ほうれい線専門クリニック院長である私が、実際の経験をもとに 「後悔しない治療選び」のための完全ガイド をお届けします。

  • ほうれい線の4タイプとセルフチェック方法
  • タイプ別おすすめ美容医療とその効果・特徴
  • 各施術の費用・効果持続・ダウンタイム・リスク比較表

をわかりやすく徹底解説します。

「私にはどの治療が合うの?」
「できるだけ自然に、でもしっかり改善したい」

そう思っている方こそ、ぜひ最後まで読んでください。
きっと、今のあなたに最適な治療のヒントが見つかります。

ほうれい線は4タイプから成り、おすすめ治療法もそれぞれ違う

ほうれい線ができる原因は一つではなく、人によって異なります。
大きく分けると、以下の4タイプに分類されます。

  1. 皮膚たるみ型:加齢によるコラーゲンの低下や脂肪の減少で、皮膚がゆるくなるタイプ
  2. 骨格型:鼻翼基部の高さや口元の形状により、影やくぼみが目立ちやすいタイプ
  3. 筋肉型:表情筋が発達しており、笑ったときに深くなるタイプ
  4. 脂肪型:頬の脂肪量が多く、ほうれい線の上に乗っかっているタイプ

それぞれの特徴と、最適な治療法を詳しく見ていきましょう。

【1】皮膚たるみ型(ハリの低下による溝やスジ)

  • 細長い溝のように見えるほうれい線
  • 加齢により頬のボリュームが減り「しぼんだ」印象
  • 仰向けになると線が薄くなる

40代以降に多く、最も一般的なタイプです。
加齢に伴うコラーゲンやエラスチンの低下や、皮下脂肪の減少により、皮膚のハリが失われることで、重力に負けてシワが形成されます。

皮膚たるみ型におすすめの治療

  • 優先すべき治療:ヒアルロン酸注入、グロースファクター注入
  • 併用おすすめ治療:ハイフ(HIFU)、ショッピングリフト

ヒアルロン酸は「今すぐ効果を実感したい」人におすすめ。
施術直後から溝が埋まりますが、1年に1回ほどの追加注入が必要です。

一方、グロースファクターは即効性には欠けるものの、皮膚そのものを再生させて根本改善をはかる治療。
数年〜10年以上持続し、将来的にしわが刻まれにくい肌をつくります。

ハイフやショッピングリフトなどの「皮膚引き締め系」は、単独では溝の改善にはつながりにくいですが、注入治療に併用することでよりバランスの取れた仕上がりや、ほうれい線の進行予防に有効です。

👉特に 「人工的に膨らませるのではなく、自然な仕上がりを重要視したい」方には、グロースファクターが最適な選択肢となります。

【2】骨格型(骨の構造による凹みや影)

  • 鼻の横がくぼんで影ができる
  • 口元が前に出ている
  • ほうれい線の「上半分」が深い

アジア人に多く、20〜30代の若い頃からほうれい線が目立ちやすいタイプです。
年齢と共に骨が減少し皮膚や脂肪が下垂することで、よりくぼみや影が強調されるようになります。

骨格型におすすめの治療

  • 優先すべき治療:ヒアルロン酸注入、グロースファクター注入、鼻翼基部プロテーゼ(貴族手術)

骨のくぼみによる影は「ボリューム補充」が必要です。

ヒアルロン酸は即効的に改善できますが、鼻翼基部は血流障害のリスクが高いため要注意です。
その点グロースファクターは血流障害のリスクを伴わず、安全面でより優れています。

深いくぼみの大幅な底上げには外科的なプロテーゼ(シリコン)挿入も適応になりますが、手術リスクやダウンタイムが伴います。

👉 外科手術が怖い方にとっても、グロースファクターは安全に長期改善できる選択肢となります。

【3】筋肉型(表情筋の発達によるしわや折れ癖)

  • 笑うと深く食い込み、真顔でも跡が残る
  • ガミースマイルを伴うことも
  • 鼻の横から伸びる直線的なライン

原因は表情筋の過剰な発達。若い人にも多く、「笑いじわの跡がなかなか消えない」と悩む方はこのタイプかもしれません。
放置することで折れ癖が深く刻まれ、改善が難しくなるため早めの治療が重要です。

筋肉型におすすめの治療

  • 最優先すべき治療:グロースファクター注入
  • 併用おすすめ治療:ボトックス

グロースファクターで皮膚のハリと弾力を回復させ、「折れ癖」が刻まれにくいしなやかな肌をつくります。
筋肉の動きが強い場合やガミースマイルを伴う場合はボトックスの併用も有効ですが、口元の動きに違和感が出ることも。

👉 ヒアルロン酸は表情筋の大きな動きに追従しにくく、笑ったときに不自然な膨らみが出ることがあり不向き。
つまり筋肉型には、グロースファクターが最も自然で適した治療です。

【4】脂肪型(脂肪のボリュームや下垂による段差)

  • 頬に脂肪のボリュームが多く、口元との段差が目立つ
  • ほうれい線の上に脂肪がのっかっている
  • 下に凸の曲線的なライン

脂肪型におすすめの治療

  • 最優先すべき治療:脂肪吸引(+糸リフト)
  • 併用おすすめ治療:注入治療

ほうれい線の上にある余分な脂肪(メーラーファットやナゾラビアルファット)を適度に除去することで、根本的にボリュームを減らすことができます。
ただし、それだけでは将来的なたるみにつながりやすいため、糸リフトなどのリフトアップ施術を併用するのがおすすめです。

👉ほうれい線に構造的な溝を伴うケースも多く、その場合は注入治療を組み合わせることで、より自然で滑らかな改善が期待できます。

各施術の特徴と注意点

ここからは、各治療法について簡単にわかりやすく解説します。

①グロースファクター注入

グロースファクター(成長因子)が皮膚の細胞に働きかけ、肌そのものを再生させるため、仕上がりが自然で長持ちするのが最大の特徴です。
1回の施術で数年〜10年以上効果が持続し、将来のしわ予防にもつながりますが、効果の実感までに1〜6ヶ月かかります。

ほうれい線の改善と進行予防を同時に叶えたい方に適した、総合的にバランスの良い治療です。

②ヒアルロン酸注入

即効性があり、溶解も可能でお手軽さがありますが、1年に1回ほどの定期的な追加注入が必要です。
血管塞栓などのリスクも伴うため、注意が必要です。

短期間で印象を変えたい人や、イベント前におすすめの治療です。

③ボトックス

筋肉の動きを抑えることで筋肉型のしわには適応になります。数日で効果が出ますが、持続は3〜4ヶ月と短めです。
また、表情や口元の動きに違和感や不自然さが出ることもあります。

ガミースマイルを伴うほうれい線の改善には適した方法です。

④ハイフ(HIFU)・高周波

「切らないリフトアップ」として人気の高い機械による治療で、軽度のたるみの改善や進行予防には有効です。
ただし、ほうれい線の溝そのものを浅くする効果は乏しく、効果の持続も数か月〜半年程度と限られるため、定期的な施術が必要です。

注入治療と併用することで、より効果的にほうれい線の改善が期待できます。

⑤糸リフト(スレッドリフト)

特殊な吸収糸で皮膚や脂肪を物理的に引き上げ、施術直後からリフトアップ効果を実感できます。
ただし、ほうれい線の溝の改善には限界があり、効果の持続も数か月〜1年程度と比較的戻りやすい点には注意が必要です。

頬のたるみやフェイスラインを引き上げたい人に即効性のある選択肢です。

⑥脂肪吸引(メーラーファット・ナゾラビアルファット除去)

余分な脂肪を直接取り除くことで、ほうれい線上のボリュームを減らし、頬をすっきりと若く洗練された印象に整える治療です。
ただし、脂肪を取り過ぎると逆にたるみや老け見えにつながるため、適応の見極めと施術のバランスが重要になります。

リフトアップ施術と併用することで、将来的なたるみリスクを軽減することが可能です。

⑦鼻翼基部プロテーゼ(貴族手術)

鼻翼基部のくぼみにシリコンプロテーゼを挿入し、骨格の不足を補う治療です。
一度の施術で長期的な効果が得られますが、感染や位置のずれなどのリスクには注意が必要です。

くぼみが深く注入だけでは補えない場合に有効で、根本的に構造を補正できる唯一の方法といえます。

このように、それぞれの施術には即効性・自然さ・持続性・予防効果といった観点で特徴の違いがあります。
👉 次の比較表で「費用・持続・自然さ・予防効果」を並べてみると、より分かりやすく違いが見えてきます。

    【比較表あり】料金・ダウンタイム・リスクを徹底比較

    施術

    即効性

    自然さ

    持続期間

    予防効果

    費用目安

    主なデメリット

    グロースファクター

    △じわじわ変化

    ◎とても自然

    ◎数年〜10年以上

    ◎将来の予防にも有効

    18万円(当院)

    効果発現に1〜6ヶ月かかる

    ヒアルロン酸

    すぐに実感

    △膨らんだ印象

    ◯半年~2年

    △対症療法

    1本6~10万円

    血流障害・しこり(遅発性結節)

    ボトックス

    ◯数日で効果あり

    △表情の違和感

    △3~4ヶ月

    ◯折れ癖の定着予防

    1~数万円

    口元の動きの制限

    ハイフ・高周波

    ◯熱による即時変化

    ◯自然

    △数か月~半年

    ◯軽度のたるみ予防

    5~10万円

    溝の改善は乏しい

    糸リフト

    すぐに実感

    技術による差

    △数ヶ月〜1年

    ◯たるみの予防

    15~30万円

    溝の改善は限界あり・元に戻りやすい

    脂肪吸引

    ◯ダウンタイムあり

    ◯適応次第

    ◎長期的

    ◯脂肪の重みによる下垂の予防

    30~50万円

    皮膚のたるみリスク・拘縮・凹凸

    プロテーゼ

    ◯ダウンタイムあり

    ◯適応次第

    ◎長期的

    △なし

    3050万円

    感染・位置のズレ・交換が必要になることも

    👉 この比較表からも分かるように、総合バランスで「自然さ」「持続性」「予防効果」を兼ね備えるのはグロースファクターです。

    グロースファクターが最もバランスの取れた選択肢

    グロースファクター(成長因子)を注入し、真皮の線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの産生を促す治療です。

    • 自然な仕上がり:ヒアルロン酸のように物理的に膨らませるのではなく、自分の肌を再生して若返らせるため、表情の動きや肌質に馴染みやすい。
    • 長期持続:1回の注射によって得られた効果は数年〜10年以上持続する。
    • 予防効果:今あるほうれい線を浅く目立たなくするだけでなく、将来的に深く刻まれることの予防にもつながる。

    「即効性はなくても、じっくりと時間をかけて肌を育て、自然に長く改善したい」
    そう考える方にとって、グロースファクターは最もお勧めできる選択肢です。

    まとめ|「自分に合う治療」を知ることが、後悔しない第一歩

    ほうれい線は誰にでも現れる自然なサインですが、その原因は人によって異なります。

    • 皮膚たるみ型 → ヒアルロン酸やグロースファクター
    • 骨格型 → ヒアルロン酸やグロースファクター、場合によってはプロテーゼ
    • 筋肉型 → グロースファクターやボトックス
    • 脂肪型 → 糸リフトや脂肪吸引、+グロースファクター

    それぞれに適した治療はありますが、どのタイプにも幅広く対応でき、かつ自然で長期的な改善を叶えるのはグロースファクターです。

    私自身の経験上でも、最終的に多くの患者様が選び、満足度がとても高いのはグロースファクターでした。
    だからこそ「後悔しない治療選び」の第一候補として、ぜひ知っていただきたい治療法です。

    当院はほうれい線治療を専門に行っており、患者様のご状態やご希望に応じて、最適な治療法をご提案いたします。

    無料カウンセリングも実施しており、お寄せいただいたご相談メールには、本記事を執筆している院長の私がすべて丁寧にご返信いたします。
    ほうれい線でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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