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えくぼがほうれい線に見える原因と魅力を引き立てる治療法

著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子

「笑うと現れるほうれい線が気になる…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。
実はそのほうれい線、本当の正体は「えくぼ」かもしれません。

えくぼはチャームポイントとして可愛らしい印象を与えますが、位置や深さによっては、ほうれい線のように見えてしまうことがあります。
特に口角の横や小鼻の下にできるえくぼは、ほうれい線と一体化して年齢を感じさせてしまうことも。

今回は、そんな「ほうれい線のように見えるえくぼ」について、その原因や改善方法を詳しくご紹介します。
鏡を見るのが楽しくなる、若々しい笑顔を取り戻すための第一歩を踏み出しましょう。

えくぼがほうれい線のように見えることがある

えくぼは本来、笑ったときに頬の筋肉が皮膚を引き込んで生じる、くぼみのことを指します。

しかし、特定の状況や顔の状態によっては、えくぼがほうれい線のように見えることがあります。

えくぼがほうれい線のように見える原因

位置や形状

えくぼの位置が小鼻の脇から口角にかけてのライン(ほうれい線が生じる位置)に近い場合、ほうれい線と混同されることがあります。

特に縦に長い形状のえくぼは、ほうれい線に似て見える可能性があります。

皮膚のハリや弾力の低下

加齢や紫外線の影響などで皮膚のコラーゲンが減少し、皮膚のハリや弾力が低下すると、皮膚が筋肉に引き込まれやすくなってえくぼが深く見えたり、形状が変わってほうれい線のように見えることがあります。

頬のたるみ

加齢による頬のたるみの影響で、えくぼの周囲に皮膚がたまり、ほうれい線に近い印象を与えることがあります。

笑い方や表情のクセ

笑顔や表情をつくるときに、筋肉の動きがえくぼと共に特定のラインを強調し、ほうれい線のように見えることがあります。

影の影響

照明や光の当たり方によっては、えくぼのくぼみに影ができ、ほうれい線のように見えることがあります。

ほうれい線のように見えるえくぼの治療法

ほうれい線のように見えるえくぼを改善するには以下のアプローチ方法があります。

えくぼ自体を浅くする治療

えくぼの部分の皮膚にハリや厚みを出し、えくぼそのものを浅く目立たなくさせる治療です。

グロースファクター

グロースファクターとは皮膚のコラーゲンを増やす製剤で、皮膚のハリや弾力をアップさせる効果があります。

えくぼの部分に注入することで、筋肉の動きに皮膚が引き込まれにくくなり、えくぼが浅く目立ちにくくなります。

1回の治療で得られた効果は数年以上続き、それ以降も効果が消失してしまうということはありません。

自然老化と共にえくぼがまた目立ってくる可能性はありますが、それでも10年後20年後の状態は、治療を受けていない場合と比べると明らかに効果が残ります。

ヒアルロン酸

透明のジェル状の製剤であるヒアルロン酸をえくぼの部分に注入することで、えくぼのくぼみが持ち上がり目立たなくなります。

ただし、えくぼの部分の皮膚と筋肉の癒着が強いとヒアルロン酸をうまく注入することができず、注入できてもえくぼの周囲にヒアルロン酸が流れてしまい、改善につながらない場合があります。

ヒアルロン酸の場合、持続効果は数ヶ月〜2年ほどです。

えくぼ周囲のたるみを改善する治療

頬のたるみを引き締めたり引き上げることによって、えくぼの周囲に皮膚がたまりほうれい線のような印象を与えるのを解消します。

ハイフ・高周波

ハイフや高周波などの機械で皮膚に熱を与えてたるみを引き締め、えくぼの周囲に皮膚がたまるのを防ぎます。

熱によって皮膚のコラーゲン生成がうながされ、ハリや弾力がアップし、筋肉の動きに皮膚が引き込まれにくくなる効果も期待できます。

ただし、1回の治療で得られる効果は注入系の治療と比べるとマイルドであるため、定期的に複数回の治療を受ける必要があり、その効果にもある程度の限界があります。

糸リフト・ショッピングリフト

糸リフトは表面にコグ(トゲ)の付いた医療用の溶ける糸を頬に挿入し、皮膚のたるみを引き上げることでえくぼの周囲に皮膚がたまるのを改善できます。

機械の治療と比べて効果がわかりやすいですが、長期的には維持できず、数ヶ月程度の持続効果です。

一方、えくぼ自体に直接アプローチするという点では、糸リフトよりショッピングリフトがより優れています。

ショッピングリフトは極細の短い溶ける糸を皮膚に多数挿入し、皮膚のたるみを引き締める治療です。

えくぼの周囲に集中的におこなうことで皮膚のコラーゲン生成がうながされてもたつきが引き締まり、皮膚にハリが出ることで筋肉の動きに引き込まれにくくなります。

ただし、1回の治療で得られる効果は注入系の治療と比べるとマイルドであるため、定期的に複数回の治療を受ける必要があります。

えくぼができるのを抑える治療

ボトックス

ボトックスは筋肉の過剰なはたらきを抑える作用があります。

笑ったときのえくぼは多くの場合、笑筋とよばれる口を横に引く表情筋の動きによって皮膚が引き込まれて生じるため、この笑筋にボトックスを打つことでえくぼが深く入りにくくなります。

ただし、副作用で笑いにくくなったり、笑顔が不自然にみえる可能性があります。

また、ボトックスの持続効果は3ヶ月前後であるため、定期的に治療を受ける必要があります。

まとめ

えくぼは本来筋肉の動きによってできるくぼみで、チャームポイントとして取らえられることが多いですが、特定の状況によってはほうれい線のように見えてしまい、お顔のマイナス要素になることがあります。

ほうれい線のように見えるえくぼの治療法にはいくつかアプローチ方法がありますが、最も理にかなっていてより自然で、持続効果が長いのはグロースファクター治療です。

当院はほうれい線治療を専門とするクリニックですが、ほうれい線のように見えてしまうえくぼの治療に関しても多数おこなっております。

ご自身の悩んでいるものが、ほうれい線なのかえくぼなのかわからないという方も一度ご相談いただけますとよりクリアになると思われます。

メールでの無料カウンセリングもおこなっておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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