
著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
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「ほうれい線の治療を考えているけれど、どれくらい費用がかかるのか分からない」
「高い治療を受けたのに、すぐ元に戻ってしまったら…?」
そんな不安や疑問をお持ちの方は少なくありません。
ほうれい線治療には、グロースファクターやヒアルロン酸などの注入治療、ハイフ、糸リフト、フェイスリフトなどさまざまな選択肢があり、1回あたりの費用も大きく異なります。
ただし、治療費を比較するときに大切なのは、「1回いくらか」だけではありません。
どのくらい効果が続くのか、何回の治療が必要なのか、継続する場合に長期的にどのくらいの費用がかかるのかまで考える必要があります。
東京リンクルクリニックは、ほうれい線治療を専門とする美容皮膚科です。
本記事では、主なほうれい線治療について、1回あたりの費用・持続期間・長期的な維持費を比較し、それぞれの治療がどのようなほうれい線に向いているのか、注意点とともに解説します。
自分のほうれい線には、どの治療が合っている?
ほうれい線の原因によって、適した治療や必要な費用は異なります。治療を決める前の段階でも、無料メール相談からお気軽にご相談ください。
ほうれい線治療の費用はどれくらい?

ほうれい線の治療には、注入治療・機械治療・糸リフト・外科手術まで多くの選択肢があります。
比較的少ない費用から受けられる治療もあれば、1回で数十万円〜100万円以上かかる治療もあります。
しかし、1回の治療費が安いからといって、必ずしも長期的な費用まで安くなるとは限りません。
例えば、定期的な追加治療が必要な施術では、1回あたりの料金は比較的抑えられていても、数年〜10年単位で見ると総額が大きくなることがあります。
一方、初回費用がある程度かかっても、治療回数が少なく、効果が長く続く治療であれば、長期的な費用を抑えられる場合があります。
「1回いくらか」「どのくらい持続するか」「何回必要になるか」の3つを合わせて考えることが大切です。
主なほうれい線治療の費用比較|1回料金・持続・長期維持費

|
治療名 |
1回費用目安 |
持続期間の目安 |
10年間の維持費概算 |
ダウンタイム |
特徴 |
|
グロースファクター(当院) |
18万円 |
数年〜10年以上 |
約18〜27万円 |
軽度 |
基本的に1回で仕上げる。深い場合などは2回目を行うことも |
|
ヒアルロン酸注入 |
6〜10万円程度 |
半年〜2年程度 |
約60〜180万円 |
軽度 |
即効性があり、定期的な追加が必要になることがある |
|
脂肪注入 |
30〜60万円程度 |
定着した脂肪は長期 |
約30〜180万円 |
1週間前後 |
定着に個人差があり、追加治療が必要になることがある |
|
ハイフ(HIFU) |
4〜10万円程度 |
数か月〜半年程度 |
約80〜200万円 |
軽度 |
主にたるみ・引き締めを目的とする |
|
糸リフト |
15〜40万円程度 |
数か月〜1年程度 |
約150〜400万円 |
数日〜1週間 |
たるみを引き上げる。中顔面では戻りやすいことも |
|
切開リフト |
80〜150万円程度 |
数年〜10年以上 |
約80〜150万円以上 |
2週間以上 |
広範囲のたるみに向くが、ほうれい線の溝への効果には限界がある |
※費用・持続期間は一般的な目安であり、クリニック、製剤、施術範囲、必要回数などによって異なります。10年間の維持費は、一定の頻度で治療を継続した場合を想定した概算です。実際に必要な治療回数・総額には個人差があります。
表を見ると、1回あたりの料金だけでは、長期的な費用を比較しにくいことが分かります。
また、治療によって改善できるものも異なります。
ほうれい線には、皮膚が折れ曲がることで形成された「溝」と、鼻横の骨格的なくぼみや頬との高低差によって生じる「影」があり、さらに頬の厚みやたるみなどが関係していることもあります。
費用だけで治療を選ぶのではなく、自分のほうれい線の何を改善するための治療なのかを確認することが重要です。
治療法ごとの特徴と費用の内訳
【1】グロースファクター|当院18万円
グロースファクターは、皮膚のコラーゲン生成などを促すことで、ほうれい線の「溝」を皮膚側から徐々に改善していく治療です。
ヒアルロン酸のように注入した製剤そのもののボリュームで形を作るのではなく、施術後1〜6か月ほどかけて徐々に変化していくため、表情を動かしたときにも自然に馴染みやすいことが特徴です。
- 当院価格:ほうれい線両側 18万円(税込・麻酔代、針代込み)
- 2回目が必要な場合:両側 9万円(税込)
- 治療回数:基本的に1回で仕上げる
- 持続:数年〜10年以上を想定(個人差あり)
最初から複数回を前提とする治療ではありませんが、もともとの溝が深い場合などには、状態を見ながら2回目を行うことがあります。
グロースファクターはクリニックによって料金差が大きいため、価格相場や料金が異なる理由については別の記事で詳しく解説しています。
【2】ヒアルロン酸注入|6〜10万円程度

ヒアルロン酸は、注入した製剤のボリュームを利用して、くぼみや高低差を整える治療です。
ほうれい線では、特に鼻横の骨格的なくぼみや頬との高低差によって生じる「影」が強い方に適していることがあります。
注入直後から変化が分かりやすい一方、製剤は徐々に吸収されるため、効果を維持するには追加治療が必要になることがあります。
- 費用相場:1回 6〜10万円程度
- 持続期間:半年〜2年程度(製剤・注入部位などによる)
- 主なリスク:血管閉塞、遅発性結節、凹凸、過剰注入による不自然さなど
ほうれい線周囲には重要な血管が走行しているため、特に鼻横への注入では血管閉塞などの重大な合併症にも注意が必要です。
【3】脂肪注入|30〜60万円程度

脂肪注入は、太ももや腹部などから採取したご自身の脂肪を処理し、必要な部位へ注入する治療です。
自己組織を使用するため、異物を注入する治療と比べてアレルギー反応の懸念が少なく、定着した脂肪は長期的に残ることが期待できます。
一方で、脂肪の定着率には個人差があり、希望する状態によっては追加治療が必要になることがあります。
- 費用相場:1回 30〜60万円程度
- 持続:定着した脂肪は長期
- 主なリスク:しこり、凹凸、左右差、血管塞栓など
【4】ハイフ(HIFU)|4〜10万円程度

ハイフは、高密度焦点式超音波を用いて皮膚の深部へ熱を加え、引き締めを目指す治療です。
頬の軽度なたるみがほうれい線の見え方に影響している場合には選択肢になりますが、すでに皮膚に形成されたほうれい線の「溝」そのものを直接浅くする治療ではありません。
- 費用相場:1回 4〜10万円程度
- 持続期間:数か月〜半年程度
- 主な注意点:頬こけ、熱傷、神経障害など
そのため、ほうれい線の溝が主体の方では、ハイフだけで十分な改善を得ることは難しい場合があります。
【5】糸リフト|15〜40万円程度

糸リフトは、皮下に糸を挿入して頬の組織を物理的に引き上げる治療です。
頬の下垂がほうれい線の見え方に影響している場合には改善することがありますが、皮膚に形成された溝そのものを直接治療するものではありません。
また、ほうれい線に関係する中顔面は日常的によく動くため、治療直後には改善していても、時間の経過とともに戻りを感じることがあります。
- 費用相場:1回 15〜40万円程度
- 持続期間:数か月〜1年程度
- 主なリスク:引きつれ、凹凸、感染、糸の露出など
【6】切開リフト(フェイスリフト)|80〜150万円程度

切開リフトは、皮膚を切開し、顔全体のたるみを外科的に引き上げる治療です。
広範囲のたるみを改善したい場合には有力な選択肢ですが、フェイスリフトを行っても、皮膚に形成されたほうれい線の溝が完全になくなるとは限りません。
- 費用相場:1回 80〜150万円程度
- 持続:数年〜10年以上
- 主なリスク:傷跡、血腫、感染、神経障害、拘縮など
溝そのものが残る場合には、その状態や希望に応じて注入治療などを検討することがあります。
▶︎[リフトアップ治療だけでほうれい線は消えない理由をみる>]
1回の料金だけでなく長期的な総費用を見る
ほうれい線治療の費用を比較するとき、意外と見落とされやすいのが「何年間で何回治療することになるのか」という視点です。
例えば、1回5万円の治療でも年に1〜2回を10年間続ければ、総額は大きくなります。
反対に、1回あたりの費用が高くても、治療回数が少なく、長期間効果が続くのであれば、長期的な総費用は抑えられる場合があります。
ただし、持続期間には個人差があり、すべての方が同じ頻度で治療を受けるわけではありません。
そのため、先ほどの「10年間の維持費」はあくまで比較のための概算として考え、実際に治療を選ぶ際には、
- 1回あたりの料金
- 自分の場合に必要と考えられる治療回数
- どのくらいの持続が見込まれるのか
- 追加治療が必要になった場合の費用
まで確認することをおすすめします。
長期的な費用まで考えるとグロースファクターも選択肢の一つ
当院では、ほうれい線両側のグロースファクター治療を18万円(税込・麻酔代、針代込み)で行っています。
基本的に1回で仕上げる治療設計で、最初から定期的な追加治療を前提としていません。
そのため、定期的なメンテナンスを必要とする治療と比較すると、長期的な総費用を抑えられる場合があります。
一方で、グロースファクターがすべてのほうれい線に適しているわけではありません。
当院では、皮膚に形成された「溝」にはグロースファクターを第一に考えていますが、鼻横の骨格的なくぼみなどによる「影」が主体であれば、ヒアルロン酸の方が適している場合があります。
また、当院ではグロースファクターにPRPやヒアルロン酸など他の注入製剤を混ぜず、グロースファクター単剤で投与し、必要以上の投与を避けることを大切にしています。
「一番安い治療」ではなく、自分のほうれい線の原因に合った治療を選ぶことが、結果として無駄な治療費を減らすことにつながります。
▶︎[グロースファクターの料金相場・価格差について詳しくみる>]
自分のほうれい線なら、いくらかかる?

ここまで治療法ごとの費用を比較してきましたが、実際に必要な金額は、一人ひとりのほうれい線の状態によって変わります。
例えば、皮膚に形成された溝が主体なのか、鼻横の骨格的なくぼみや頬との高低差による影が強いのか、頬の厚みやたるみまで関係しているのかによって、必要な治療は異なります。
そのため、「自分の場合、結局いくらくらい必要なのか」を知りたい方は、ほうれい線の程度・タイプ・予算から考える方が分かりやすいでしょう。
軽度・中等度・深いほうれい線ごとの費用目安や、予算別にどこまで治療を検討できるのかは、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ|ほうれい線治療の費用は治療回数と持続まで含めて考える

ほうれい線治療の費用は、治療法によって数万円から100万円以上まで大きな幅があります。
ただし、1回の価格だけを比較して「安い」「高い」と判断するのはおすすめできません。
1回あたりの料金が比較的安くても、定期的な治療が必要であれば長期的な総額は大きくなることがあります。
一方、初回費用がある程度かかっても、治療回数が少なく、効果が長く続くのであれば、長期的な費用を抑えられる場合があります。
そして何より大切なのは、自分のほうれい線の原因に合った治療を選ぶことです。
当院では、ほうれい線を一本の線として見るのではなく、皮膚に形成された「溝」と、骨格や頬との高低差による「影」、頬の厚みやたるみなどを診察したうえで、必要な治療をご提案しています。
「自分にはどの治療が合っているのか」「どのくらいの費用を考えておけばよいのか」と迷っている段階でも、お気軽にご相談ください。
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