• グロースファクター

たった1回の注射でしわが改善|グロースファクター治療完全ガイド


著者
ほうれい線治療専門
東京リンクルクリニック
院長 沖津茉莉子
ドクター紹介はこちら

「グロースファクターって聞いたことあるけど、結局それって何?」

もしかしたら、そんな疑問を抱えたまま「美容クリニックでよく見かけるワードだな」と思っていませんでしたか?

「しわが消える魔法の注射?」とか、「単なるお肌のトリートメント的な薬剤でしょ?」とか、
中には「噂だと顔にしこりができるらしい…」なんて思っている方もいるのではないでしょうか。

実はこのグロースファクター、最近流行りの単なる肌育治療ではありません。

ましてやリスクだらけの怪しい治療でもありません。

肌のコラーゲンを生成し、しわを根本から改善する“本物”の力を持つ治療なのです。

さらに、グロースファクターは私たちの体内にもともと存在する成分なので、適切に扱えば安全性も抜群。

特にほうれい線に悩む方には、救世主のような存在です。

この記事では、「グロースファクターって結局何?」という素朴な疑問にお答えするとともに、その効果や安全性についてわかりやすくお伝えします。

読み終えた頃には、「なんだ、もっと早く知りたかった」と思うはずです。

目次

グロースファクターの基本情報

グロースファクターとは?

グロースファクターは、もともと私たちの体の中に存在する「成長因子」ともよばれる物質です。

これには、皮膚の中の線維芽細胞という細胞を活性化し、増殖をうながす作用があります。

そしてこの線維芽細胞のはたらきによって、コラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸といった物質がつくられ、肌のハリや弾力が保たれ、若々しく健康な肌が維持されているのです。

ところが、これらのコラーゲンやエラスチンは乾燥や紫外線などによってダメージを受け、それを修復する線維芽細胞自体もダメージによって減少するため、年齢を追うごとに皮膚の修復がうまくいかなくなり皮膚の老化現象につながります。

また、線維芽細胞を活性化するグロースファクターも、20代を過ぎると急激に減少し、その後も減り続けることが知られています。

こういったことが原因で年齢とともに肌のハリや弾力が低下し、しわができやすい状態になります。

グロースファクター治療とは?

グロースファクター治療とは、皮膚にグロースファクターを補充することで線維芽細胞を活性化し、コラーゲン生成を促して肌のハリや弾力を改善し、しわを根本から修復する治療法です。

気になる部分にグロースファクターを1回注入するだけで確実なしわの改善効果が得られます。

そしてその効果は数年、もしくはそれ以上続きます。

ここからはグロースファクターによるしわ治療について簡単に解説します。

グロースファクター治療のメリット

まずは、しわ改善おけるグロースファクター治療の優秀な点から見てきましょう。

効果が長期間続く

グロースファクターはたった1回の治療で、数年〜10年以上のしわの改善効果が得られます。

グロースファクターそのものは、約半年ほどで皮膚の中で消失しますが、グロスファクターによって生成されたコラーゲンは数年またはそれ以上長く残るため、効果を長期間にわたり実感できます。

また、グロスファクターにはしわの改善だけでなく、しわの進行を予防する効果もあるため、治療した場合とそうでない場合を比べると、10年後の肌の状態に明らかな差が出てきます。

1回の治療で効果が得られる

しわが深い場合は、十分な効果を得るため2回以上の治療が必要なケースもありますが、ほとんどの場合1回の治療で効果を実感できます。

たった1回の注射の治療で、長期にわたる確実な効果が出せる治療は、経験上グロースファクター以外他にはありません。

ダウンタイムがほとんどない

グーロスファクターは極細の針で注射を打つだけの治療のため、ダウンタイムはほとんどありません。

注入直後は軽度の赤みやむくみが出ることがありますが、通常翌日にはほとんどわからなくなります。

まれに内出血を起こすことがありますが、メイクでカバーできる程度です。

したがって、治療後も仕事のお休みなどをとる必要はなく、普段と同じように過ごせます。

安全性が高い

グーロスファクターはもともと私たちの体の中に存在し、皮膚の正常な機能を保つために作用している物質であるため、適切な治療法をおこなえば安全性に問題はありません。

動物由来の成分ではないため、アレルギー反応を起こす可能性はきわめて低く、また、プラセンタ注射やエクソソーム点滴のように、治療後に輸血ができなくなるなどの制限は生じません。

肌の老化の予防につながる

グーロスファクターを注入することで皮膚の中にコラーゲンが生成され、このコラーゲン組織が治療後も長期的にしわやたるみの予防として働きます。

また、肌のハリがアップし、キメが整い小じわや毛穴の開きの解消にもつながり、総合的な肌質の改善を期待できます。

すなわち、グロースファクターは一時的なしわの改善だけでなく、肌自体を若返らせ老化の進行を遅らせる効果があるといえます。

ほうれい線の根本的な治療法である

グロースファクターは、ヒアルロン酸のような「しわを一時的にふくらませて目立たなくさせる対症療法」ではなく、「皮膚のコラーゲン生成をうながし、しわを根本から改善する治療」です。

しわの中でも最も悩んでいる人の多い「ほうれい線」は、多くの場合皮膚のコラーゲンが減少してできています。

ここにグロースファクターを補充することで、コラーゲンが生成され、ほうれい線が目立たなくなり、その後も長年の間ほうれい線の予防効果が続きます。

まさにグロースファクターは、ほうれい線の根本的治療法および予防法であるといえます。

グロースファクター治療のデメリット

一方で、グロースファクターには注意すべき点もあります。

効果がでるまでに時間がかかる

グロースファクターはヒアルロン酸のような即効性がなく、徐々に効果の出てくる治療です。

治療後はじわじわと効果がみられ、約半年かけて効果が最大限となり、その効果が数年またはそれ以上続きます。

実際には、治療後約1ヶ月である程度の効果を実感できる場合が多いです。

しこりやふくらみ過ぎのリスク

グロースファクターのリスクとして、しこりや凹凸の形成や注入部分がふくらみ過ぎることがあります。

これは、過度な注入や目の下への注入をおこなった場合、またPRPなど他の成分と混ぜて注入した場合など、不適切な使用をおこなった場合に起きる可能性があります。

当院ではこのようなことは一切おこなっておらず、ほうれい線治療に最適なグロスファクターの製剤を使用し、投与量や注入する深さなどを徹底的に研究した上で、安全性を最優先に考えた治療をおこなっています。

そのため、過去にこのようなしこりや凹凸、ふくらみ過ぎが生じたケースは一例もありません。

クリニックごとに異なるグロースファクター治療の実態

一言で「グロースファクター治療」といっても、クリニックや医療機関によって実際の治療の内容は大きく異なります。

使用する製剤の違い

「グロースファクター」という同じ名前の製剤でも、クリニックによってその配合成分や濃度、使用量など内容が大きく異なります。

中には、グロースファクター以外にPRPなど他の成分をプラスした製剤を使用しているクリニックもあります。

施術方法の違い

実際にグロースファクターの製剤を、どのような手段や方法で皮膚の中に入れるかはクリニックによって異なります。

・医師が皮膚に直接注射で手打ちする
・ポテンツァや水光注射やメソガンなどの針式の機械で注入する
・イオン導入やエレクトロポレーションなどの電極式の機械で導入する
・ダーマペンやピーリングの後に皮膚に直接塗布する

など実に多様です。

それぞれの施術方法によって、グロースファクターが皮膚の中に到達する割合や深さも異なるため、効果の出方にも差が出ます。

また、施術する医師や看護師の技術の差も効果に影響します。

効果や仕上がりの違い

このように、同じ名前の「グロースファクター治療」でも、クリニックや施術者によって期待できる効果には差があります。

場合によっては、効果が乏しい、リスクが高い、予期せぬ副作用がある、などの可能性もあります。

そのため、製剤の内容や施術方法の確認、症例写真の吟味、実際にカウンセリングを受けてよく検討することなどが重要です。

当院のグロースファクター治療の特徴

お話したとおり、クリニックによって異なる「グロースファクター治療」ですが、当院では以下にもとづいて治療をおこなっています。

最適な製剤と注入量で効果を最大限・リスクを最小限に

グロースファクターは1回あたりの注入量が少なすぎると、効果が不十分であったり、効果を得るまでに複数回の治療が必要になります。

逆に、注入量が過剰な場合、しこりやふくらみ過ぎのリスクが高まります。

当院では、グロースファクターの配合量や濃度、1回あたりの注入量が最適となるよう解析を重ね、注入技術にもこだわった独自の治療を取り入れております。

他成分を混ぜない安全性重視の製剤を使用

前述のとおり、グロースファクターにPRPなど他の製剤を混ぜて打つと、しこりやふくらみ過ぎのリスクが高くなります。

当院のグロースファクターは安全性を第一に考え、主成分以外に他の成分をプラスしていません。

熟練の医師による手打ちの注射

当院では、グロースファクター治療の経験を積んだ医師が、手打ちの注射で直接治療部位に薬剤を注入します。

そのため、機械など他の注入方法に比べて、注入量や注入する深さなどを適確に微調整することができます。

これにより、リスクを最小限に抑え、効果を最大限に出すことが可能です。

グロースファクター治療が最適なのはほうれい線

グロースファクター治療をほうれい線に特化する理由

当院では、グロースファクター治療を「ほうれい線」に特化しておこなっています。

その理由は、ほうれい線が皮膚のコラーゲン減少を主因とするしわであり、グロースファクターのコラーゲン生成促進効果が、根本的な改善に最適であるためです。

この治療は、若い頃の肌の状態に近づけるだけでなく、自然で満足度の高い仕上がりを実現します。

さらに、ほうれい線はお顔のしわの中でも、見た目年齢に特に大きな影響を与える箇所であり、多くのお客様からの相談が寄せられる部位でもあるため、当院では特に力を入れて取り組んでいます。

個々の症状に合わせたカスタマイズ治療

当院のグロースファクター治療は、あらゆるタイプのほうれい線に対応可能なカスタマイズ治療を提供しています。

  • 深く沈み込んだほうれい線
  • 浅く目立ち始めたほうれい線
  • 皮膚の表面にくっきり刻まれたほうれい線
  • 笑ったときに目立つほうれい線
  • 予防目的でのほとんど目立たないほうれい線

これらすべてに適応し、年齢や性別に関係なく、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を行います。

治療後1ヶ月から半年で確実な効果を実感でき、ほうれい線に対する根本的な改善が期待できます。

治療のプロセスと所要時間

グロースファクター治療の所要時間

来院から帰宅されるまで、グロースファクター治療にかかる時間は、

カウンセリングのみの場合約40分〜1時間、

当日そのまま施術を希望される場合は約2時間が目安です。

グロースファクター治療の来院後の流れ

1.カウンセリングと診察

お悩みやご希望を丁寧にヒアリングし、最適な治療計画をご提案します。

2.施術部位の写真撮影

治療の前後の状態を比較するために、カルテ用の写真を撮影します。
無断で第3者に公開するようなことはいたしません。

3.麻酔クリームの塗布

痛みを最小限にするため、施術部位に麻酔クリームを塗布し、麻酔が効くまで時間をおきます。

4.グロースファクター注入

医師が丁寧に注入し、注入量や深さを微調整します。

5.アフターケアと説明

施術後は内出血防止のため圧迫止血をおこない、術後のケア方法を説明します。

6.スムーズにご帰宅

止血を確認し、終了です。
治療後はすぐに日常生活に戻れる手軽さが特徴です。

グロースファクター治療にかかる費用

当院のグロースファクター治療は、左右のほうれい線に対する治療が 180,000円(税込) でご利用いただけます。

この料金にはカウンセリング代や麻酔代がすべて含まれており、追加費用は一切発生しません。

安心して治療を受けていただけます。

グロースファクター治療は若々しい肌への近道

グロースファクター治療は、ほうれい線を始めとするしわに対する根本的な解決策です。

この治療では、私たちの体の中に存在する成分「グロースファクター」を皮膚に補充することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。

その結果、肌のハリや弾力がよみがえり、しわの根本な改善が期待できます。

特に、ほうれい線治療においては、1回の施術で数年以上効果が持続し、その後のしわの予防にもつながる画期的な方法です。

施術後のダウンタイムはほとんどなく、リスクを最小限に抑えた安全性の高い治療です。

当院では、経験豊富な医師がお客様一人ひとりの状態に合わせた施術をおこない、効果を最大化しています。

ほうれい線のお悩みを根本から解決したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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